歌に貫かれる

　6月8日（金）にZeppNambaへthe pillowsのライブへ行ってまいりました。ビジネス街（市場）の真ん中へ移動しましたが、入場待ちは正直冬場はきついかも…。と思ってしまいました。まあ、そんなもんやと言えばそんなもんでしょうが。荷物調整してくれば心配ないかな。当日梅雨入りでして、雨の中どんなんかなあと期待して待っておりました。入場したら女子トイレの数が多くて素晴らしいなあと。そして綺麗！ホールっぽい印象もありました。

　ピロウズのライブは結構な回数になってきましたが、もちろん楽しくて、演奏するピロウズの皆様はかっこよくてというのは当然にあって。MCのメンバーのやり取りもおもしろかったです。でも、アルバムツアーでアルバムがシリアスな内容のせいかとは思うのですが、今回のライブは胸を貫く歌が多かったです。

　「この世の果てまで」という歌がありまして、ボーカルにかなりのハウリングと音割れがあり、正直耳が痛くなりました。ふさぐこともできたのだろうけど、この歌の苦しみや悲しみを投げ捨てて進もうという思いが日々の色んなことと一緒に重なってきて体全体で受け止めていました。「持ち主のないギター」もCDより切なく、苦しく響いてきて正直涙腺決壊の危機でした。the pillowsは、絆とかきらきらした言葉は少なくて、もがいて孤独でどうしようもない、でもそれでも自分の信じるまま進むという歌が多いです。今回のライブに行けて良かったと思いました。これからもthe pillowsの音楽を聴きたいと思いました。

　本編ラストの「Ready Steady Go!」で銀テープが飛びました。GLAYに0.1mm近づけたとおっしゃってましたが…GLAYも名曲多いですが、私の中ではGLAY越えですよ！と思った方は多いはずです。テープ発射した時は、どんくさい私はつかめず。終演後に後ろの方に落ちているのをもらってきました。テープにはTHANK　YOU　VERY MUCH．　I　LIKE　YOU　BUSTERS！！とありました。改めて素敵な1日でした。