思い出をあける鍵 Ⅲ

古びたオートバイと、思い出の風に乗って。

メグロジュニア号S7型の整備やで! その10 ほんまですか・・

2022年06月26日 | オートバイ

ミッションを降ろした、S7ですが。


「ごろぞうさん」がそのまま、持って帰ってくれたりして。
その後、部品取りのミッションを探すものの・・・ぼったくりやん価格で。
このブログを見てくれた「MASAさん」が、作りましょか?
と、メールをくれたりして・・・・
XS1Bの師匠に、メグロの部品作ってもらおうか。
なんて事を考えながら。


今日はS7の修理をしてるそうで、「ごろぞうさん」の秘密基地へ見にに行きました。
奥にあるのは、「ごろぞうさん」のお友達「カザマさん」のXS1Bです。
ええ感じのヤレ具合で、好きやぁ~!こういうの。


「ごろぞうさん」のS7、ミッションのオイル漏れ・・・で。


ミッション側のオイルシールを交換するのには。


プライマリーケースも外さんと・・・あかんのです。


「ちょうどええとこに来はったわ、ちょっとね、3輪のブレーキペダル踏んでもらえません?」
「ええですよ、おやすい御用で。」


「3回踏んでね、3回めで踏みっぱなしにしててください。」
「ほんでね、僕が合図したら、もう一回3回踏んでください。」


5回くらい繰り返して、エアー抜き完了しました。


「ヒートガンで炙ってね、プライヤーで掴んだら簡単に緩みましたわ。」


「ほんでこれ、カザマが作ってくれましたわ。」
「ええ!・・・ほんまですか!、いやぁ・・・めっちゃ嬉しいけど・・・いくら払うたらよろしいですか?」
「そんなん、いいですよ、ごろぞうからもらいます。」
「いやぁ・・・ほんまですか?」
「たまたまね、材料があったんと、めねじのタップがあったしね、試しに作ってみたら、
出来ただけです。


わざわざ、「ごろぞうさん」のS7から部品を外して、寸法取りしてくれはったそうです。


「もうちょっと、待ってくださいねぇ、僕のS7組んだら、ひでさんのミッション組みますから。」
みんな、なんでこんな優しいんやろ。
(∩´∀`)∩







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする