思い出をあける鍵 Ⅲ

古びたオートバイと、思い出の風に乗って。

XS1-B

2020年11月08日 | 思い出

僕が小学5年生の頃のことでした。


毎朝の登校は、分団登校で。


この道を1年生から6年生まで、一緒に通いました。


クルマの通る大きい道に出て。


毎朝、同じ場所で2台の大きいオートバイとすれ違いました。
当時は、フェンスが壁で向こう側は見えませんでしたね。
音が大きかったし、コーナーの向こうでギヤダウンした時、
「来た!」ってわかった。


「ヤマハのXS650や・・・」
2台のオートバイは、同じ色でした。
XS650、通称XS1-B。
当時、4メーカーのカタログは全部持ってて、
寝る前、ふとんに入って毎晩ペラペラ眺めたもんです。
あの頃はまだ、オートバイに乗りたいとかは思いませんでしたね。
ただ、「カッコええなぁ」くらいのもんで。
CB750K1、CB500four、750ssH2が新発売でした。


これは、XS1初期型のモデルです。
ヤマハが初めて作った4サイクルのオートバイ。
XS1-Bは2型になると思います。


これは、XS650E。
セルスターターが付いて、フロントディスクブレーキに。
たぶん、3型。


XS650Eは、高校生の頃バイト先のコックさんが乗ってて。
「乗ってみるか?」
「うん、乗る!」(中免やけど・・・)
2気筒やしな、どうせ遅いやろ。
そんな思いで、1速でアクセルをバン!と開けて・・・
お尻がシートからズルッと滑って、びっくりしたのを今でも覚えてますね。


小学5年生の通学路で、毎朝すれ違った2台のオートバイ。
キャンディーオレンジのXS1-B。
このカタロログ、持ってたなぁ・・・
乗ってみたい・・・💓な。






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