東京の歯科医 歯周病治療ブログ ~歯を抜いてインプラントにしないために~ 福嶋広

歯槽膿漏で歯茎の腫れがあるかたの歯周病治療は、歯ブラシだけでは治りません。東京の神田で再生治療

前歯の差し歯は、古くなると汚く見えます。その原因はご存知ですか?

2024年11月06日 | 審美歯科

前歯の差し歯が古くなると、セラミックなど差し歯自体はあまり変わりませんが、歯茎が下がって、ブラックマージンと言って歯茎のところが黒く見えるようになる事がしばしばあります。

今回は、露出して黒く見えている歯の根っこを、歯茎の位置を回復させる事で見た目を改善する治療をご紹介いたします。

 

治療例

治療前、典型的なブラックマージンのケースです。歯茎が退縮してしまっているために、セラミックの差し歯の上の方が黒く見えるようになってしまっています。

こういったケースでは、まず差し歯を仮歯に交換した後に、歯茎の位置を改善するために歯茎の再生治療を行なって歯茎の位置を回復させます。

歯茎の位置を改善した後にオールセラミックの差し歯を入れる事で、自然な見た目になります。

 

治療後、下がってしまった歯茎の位置が元に回復したため、歯茎の黒ずみもなく歯の長さも元の長さに戻りました。

差し歯の見た目を改善する審美歯科治療を行う場合は、このケースのように歯茎の状態も改善させる事が非常に大切です。

無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

0120−25−1839

03−3251−3921

 

歯茎の再生治療の注意

お写真を見ていただいてわかるように歯茎が回復しております。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。お写真では、画面前歯8本の再生治療を行っております。また、合わせてオールセラミックの再治療を行なっております。

 歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

歯茎の再生治療および、セラミック治療は保険外診療となります。このケースでは、歯茎の再生治療6本で15万4千円(税込)オールセラミックブリッジ治療8本で79万2千円(税込)かかりました。

歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 矯正治療後には歯茎の再生治... | トップ | 矯正治療後の歯茎の退縮には... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

審美歯科」カテゴリの最新記事