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旧★キャバリアのふく★ブログ

マイノリティなメンタルを肯定する内容であったとしても。

2007年01月10日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログ
へようこそ!

今日初めて、
プロの編集者に絵本の原稿を見ていただきました。
全くの初対面でなーんのツテもない人なんですが、
新聞で見かけて、仕事のやり方がダイナミックなんで、
「こういう方に教えてもらえたら百人力だな~」と思い
ちょっと勇気を出して。

広告の仕事をしていても、出版(特に小説とか)については
全くの未知なんで、どうやって良いのか分からず、
とにかくやってみ~よう♪的な軽い気持ちだったのですが。

原稿を読んで頂く前の段階で、いきなり躓いてしまいました!

絵本と言えども、「要約(あらすじ)」ってのを添付するのが
セオリーなんだそうで。
私の目指している絵本のスタイルは、
要約みたいなモンなので。
いかに少ない文字数で、
いろんなことを感じてもらうか。が勝負だと思っていて。
要約って言われても、うーん、と思いまして。
「強いて言うならこんな感じ?」と書きましたら。

「要約を拝読したかぎり、特段の面白みを感じない。」
とのコメント。

つまり。
原稿を読むまでもなく、NG!

おお~!そうであったかー!と、驚きました。
どっか舐めてたかもしれない。。。

しかし。なんだかサッパリしました。

すごく多忙な方なんですけど。
原稿をお送りしてから、あっと言う間(30分後!)にお返事をいただき。

「果報は寝て待てだな~」なんて、
こちらはノンビリ構えていたモンで。
のん気に夕飯を作ったり食べたりしており。
仕事部屋に戻って、腰を抜かしました。
なんちゅー早業!と。

NGって言われたら、結構ショックというか、
悲しかったり、恨めしかったり、するのかな~と思っておりましたけど。
あんまりの早業で一刀両断にされたので、
苦しむ間もなく絶命。みたいな。

自分でも驚くほどにショックは小さく。
むしろ、納得感の方がデカかったです。

プロって厳しいねえ。
原稿を読んでもらうまでが、大変なんだねえ。

ま。でも。
他に方法がない訳でなし。
今回は一か八かだったから良いか。と。思うことにしたんですが。

いやいやこれが。
時間が経つにつれ。

拒絶されると「やっぱりこの人にOKと言われたい!」と
思うもんなんですねー。
他の人じゃ駄目なの!みたいな?

この方の何を知ってるってわけじゃないんですけどね。
不思議だわ。

そうは言っても目的は。
「収束」と「拡散」ですから。
編集者との戦いではなくて。

ちゃんと勉強して絵本の完成度を高めるとともに。
他に方法を見つけつつも、
「いつかこの人と仕事ができたら良いな~」という
目標にしようと思います。

それとともに。課題も発見。
やはり。出版業界も会社だし、編集者も仕事だから。
ヒットしなくちゃ駄目なんだな。
多くの人から共感を得るということがゴールで。
読んでもらわないことには、結局、どうしようもない。

マイノリティなメンタルを肯定する内容であったとしても
メタを意識しなくちゃ駄目なんだね。きっと。

「要約」なんて、まさに「広告」なんだから。
そこで迷ってるようじゃ、駄目じゃん。
何年仕事しているんだね、君は!って感じよね。

そーんなの当然じゃん!と言われそうですけど。
全然気が付きませんでした。

いや~。勉強になりました。

頑張ろう。
今年中に。なんとかしたいしな~