◎ 少し旧聞ですが、真理は変わりませんね~
波力発電とR水素(再生可能水素)の発表/国際水素・燃料電池展 2014
水素・燃料電池展(FC・Expo2014)でのアカデミックフォーラム
口頭発表 2014年2月27日(木) FCA-1 11:50~12:20
テーマ:「新しい波力発電システムとこの電力によるR水素発生の提案」
"Proposal of Novel Electric Power Generation System by Ocean Wave and R-Hydrogen Generation by this Electric Power"
東北学院大学工学総合研究所 客員教授 木村 光照
発表概要
私は、自然再生可能エネルギーによる発電として、エネルギー密度、発電効率、単純構造、発電コスト、耐久性、メンテナンス、景観及び漁業権等を考慮し、海洋に浮かべたブイに直結した回転式交流発電機を回転させる波力発電システムを提案した。また、この発電電力で、海水の電気分解によるR水素(Rは、Renewable energyを意味し、R水素は、再生可能エネルギーによる水素を意味する)を発生すると共に、副産物である次亜塩素酸ナトリウム等の生産もすることを提案する。波力発電システムは、ロープの両端に取り付けた懸垂錘と海底に沈めた不動錘(又は、水中移動抑制板)を用いて、プーリを介した増速機との組み合わせで、24時間絶え間なく波と共に上下するブイの浮力と懸垂錘とのバランスによる上下運動に伴い交流発電機を直接交互回転させて交流発電をさせる。直径2.5mのブイの浮力は、約8トンであり、懸垂錘を4トンとし、日本近郊の海の波高値を2m、波の周期を4秒とした場合、100%効率では、1日当たり1MWhの発電量になる。効率50%としても2日でこの発電量となり、太陽光発電より1桁以上安価になると推定される。
水中ケーブルで海岸に送電して、ここで海水又は真水の電気分解によりR水素を発生させ、貯蔵する。
波の力で地域循環型のR水素サイクルを!東北の研究者が考案した、単純さと安さが自慢の”波力発電システム”って? | greenz.jp http://greenz.jp/2014/04/11/fc_expo_2014/
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