◎ 農業も見直してみると、先進技術の塊ですね~…見方を変えるだけ、最先端の”ナノ”の世界やコンピュータ利用技術、管理システム、輸送技術、労働支援ロボット開発等々総合的に”現代”を折り込む。今まで思いもつかなかった衛生レベルと収穫量、小国といえども農業輸出国であるオランダに負けない体制も可能なはず。…労働集約に辛い思いの農業でなく、希望に満ちた明日を語れる農業の勃興を期待し祈ります! (⌒▽⌒)
最新科学で農地を“見える化”し、食料自給率100%を目指す!
TBS「夢の扉+」11月23日 #177「土壌の健康診断で食料自給率100%を!」
農業のプロが、「天文学的!」と驚きの声をあげた―。
トマトもキャベツも収穫量がアップ!さらに、栄養価も、品質もアップする!(トマトは1.5倍、キャベツは2倍)
そんな良いこと尽くめの効果をもたらす、農地の“健康診断法”が編み出されたのだ。
開発したのは、立命館大学の久保幹・教授。
久保の“診断書”があれば、どんな栄養素が足りないかなど、土の“健康状態”が
誰でも一目でわかり、作物にとって最適な状態を作り出せるというから画期的。
一見畑違いの工学博士である久保が注目するのは、土の中の「微生物の数」。
その数によって、土が健康かどうかの“肥沃(ひよく)度”がわかるというが、
土1グラムに数億匹もいる微生物を、いったいどうやって数えるのか―!?
『夜、微生物を抱いて寝たこともある・・』 そんな微生物を愛してやまない久保が、
日本の農業の力強い復活を目指して取り組む“微生物パワー”の成果は・・?
********************************
工学博士の主人公が開発した「SOFIX/ソフィックス」は微生物を分析して、肥沃度を測り、理想の土壌を作る有機肥料を決めていく。どんなひどい状況の土壌でも改善できる。
有機肥料を微生物の餌として、窒素・りんを作り出せれば、化学肥料と異なり、微生物も増えて植物の肥料ともなる。収穫量の多い、おいしい野菜ができる。
有機農業は、良いのは解っていても、実際には難しいもの。これがいとも簡単にできていく。…「農業革命」の域か?!
荒れ放題の耕作放棄地:38.6ヘクタール(埼玉県とほぼ同面積)を全ていい土壌にすれば、食品自給率39%を100%(余れば輸出も)も可能な計算!!
先生は「できた作物を食べて、笑顔とおいしいよ!」と言ってもらえたらいい… …表面には出さないも、漲る自信と広い世に打って出る気概を感じます。 ガンバレ!
********************************
TBS「夢の扉+」11月23日OA 番組の未放送映像
味も栄養価も収穫量もアップ!土の“健康診断法” 最新科学で農地を“見える化”し、食料自給率100%を目指す!
立命館大学 生命科学部 教授/工学博士/久保 幹さん
TBS「夢の扉+」出演記念企画 特別座談会 「未来を切り拓く立命館の研究者たち」 | 特集|RS WEB|立命館大学
本企画は、2014年、TBS系列のテレビ番組「夢の扉+」に 生命科学部の久保 幹教授(2014年11月23日放送予定)、理工学部の小西 聡教授(2014年7月27日放送)、そして情報理工学部の西浦敬信教授(2014年8月24日放送)の3人の研究者が取り上げられたことを記念し、座談会を行ったものです。
(Facebookより)
さて、今回の主人公は、人間ではなく「農地の健康診断」の開発者。土の中の“ある物の数”に着目して“土の健康状態を見える化”することに成功しました。そのカギを握る“ある物の数”とは「土の中の微生物の数」。有機肥料を田畑に与えた場合、それを微生物が窒素やリンなどの無機物に分解、それが作物の栄養になります。どんなに大量に有機肥料を与えたところで、分解してくれる微生物がいなければ栄養にはなりません。
工学博士の主人公が開発した「SOFIX」という方法は、肉眼では見えない「土の中の微生物の数」を数えることができ、それに合わせて肥料を与えることで最適な田畑作りに貢献。収穫量はグンと増え、味も栄養価も向上します!人間も作物も育つ環境で大きく変わるんですね。
土、1グラムに数億匹もいる微生物を数える…畑違いの工学博士だからこそ辿り着いたイノベーション! 「微生物を抱いて寝た」というほど微生物を愛する男が、ニッポン農業の復活“食料自給率100パーセント”を目指して生み出した「農地の健康診断」の可能性をとくとご覧下さい。(ちなみに現在の日本の食料自給率は39パーセントしかないそうです)
TBS「夢の扉+」
こんにちは、担当ディレクターの二瓶です。
安全・安心、そして美味しい食べ物って大事ですよね? 日本には世界に誇る『有機農業』がありますが、簡単なものではないことは皆さんもご存知のとおり。有機農家の方々が勘と経験で積み重ねてきた努力の結晶が、美味しくて安心な作物というわけです。勘と経験が重要だから大規模生産には不向き。生産量も不安定にならざるを得ません。値段が高めになるのも仕方ありません。
ところが、そんな状況が劇的に変わるかもしれないのです。
誰でも簡単に、ベテラン農家のような有機農業をすることが可能になりつつあります。ポイントとなるのは『土の健康診断~ソフィックス~』。土の中にいる“微生物の数”が土の状態を診断するために重要だと気付いた久保教授が、独自に開発した診断方法です。
この『健康診断』を行えば農地の状態が一目瞭然。どんな処方をすれば良いかもハッキリと分かるんです。つまり、難しかった有機農業がグッと易しくなる。
これが広まればいいこと尽くめ。
農家にとってのメリットは、『生産量増加』+『コスト削減』=『収入アップ』。
消費者にとってのメリットは、『安全・安心な有機作物がより身近に』。
久保教授による驚きの試験結果の数々は注目です。
食べ物を作る農家の方がハッピーに。それを食べる我々もハッピーに…。
なんだかすごく素敵じゃないですか?
これを研究している久保教授が“工学博士”というのも今回の見所です。
「夢は食料自給率100%!」
大きな夢を語り、小さな微生物愛する研究者の物語を是非ご覧ください。
放送は今夜6時30分です。