◎ そのむかし、『あっと驚く、為五郎!』なる表現がテレビのあけぼの期に有りましたが、戦後のラジオ全盛期の『あちゃ~』と云う印象でしょうか?
[量子コンピュータ1]突然商用化した夢のマシン http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140514/556564/ @nikkeibpITproさんから 2014.5.23
2014/05/19
実現は遠い未来のことだと考えられていた「量子コンピュータ」。それが突然、従来とは異なる方式で実現した。カナダD-Wave Systemsが開発し、米グーグルや米航空宇宙局(NASA)が導入した量子コンピュータ「D-Wave」だ。
D-Waveが期待通りの性能を出すことができれば、現在のビッグデータ活用が子供の遊びに思えてくるほどの、計り知れないビジネス上のインパクトがもたらされる。そんなD-Waveに、日本の研究や技術が大きく寄与していたことを知っているだろうか。
それだけではない。現在、日本の国立情報学研究所(NII)が、D-Waveのさらに上を行く日本独自の量子コンピュータの開発を進めている。
次なるIT革命の中心地は、実は日本だ。知られざる量子コンピュータの真の姿に迫る。
東京工業大学理学部長の西森秀稔教授
驚愕の量子コンピュータ - [量子コンピュータ1]突然商用化した夢のマシン:ITpro
写真2●米国カリフォルニア州シリコンバレーにある米航空宇宙局(NASA)の「エイムズ研究センター」に設置された、カナダD-Wave Systemsの量子コンピュータ「D-Wave Two」。同社は西森教授の「量子アニーリング」に基づいて量子コンピュータを開発した
図1●巡回セールスマン問題の概念図
アルゴリズム不要で、複雑な問題を高速に解ける
図2●D-Waveとスーパーコンピュータの比較
図3●D-Waveの量子コンピュータで解こうとしている問題の例
図4●量子コンピュータの主な方式と特徴
図5●量子力学の応用例
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現在、日本の国立情報学研究所(NII)の山本喜久教授の研究チームが、「レーザーネットワーク方式」と呼ぶD-Waveを上回る可能性がある新型量子コンピュータを開発している。
来たる量子コンピュータの時代においては、日本こそが、その開発の中心地になる。
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驚愕の量子コンピュータ - [量子コンピュータ2]宇宙一冷たい場所で動く:ITpro
驚愕の量子コンピュータ - [量子コンピュータ3]これが量子アニーリングの正体だ:ITpro
驚愕の量子コンピュータ - [量子コンピュータ4]D-Waveの課題と期待:ITpro
驚愕の量子コンピュータ - [量子コンピュータ5]基礎技術は日本で生まれた:ITpro
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ニュース - 理研、「京」の100倍の演算性能持つスパコンの開発を開始、総事業費1400億円:ITpro
2014/03/29
浅川 直輝=
理化学研究所(理研)は2014年3月28日、「京」の100倍の演算能力を持つエクサスケール(1エクサFLOPS級)のスーパーコンピュータの開発を4月1日から始めると発表した。
文部科学省が推進する「エクサスケール・スーパーコンピュータ開発プロジェクト」に基づくもの。理研は東京大学の石川裕教授をプロジェクトリーダーに、ハードウエアとアプリケーションソフトを一体的に開発(Co-design)する。
文部科学省の資料によれば、ポスト「京」のアーキテクチャは汎用ノードと演算加速用コプロセッサが協調するもので、消費電力は「京」の約3倍となる30M~40MW。総事業費は約1400億円、うち国費分は1100億円である。