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見聞思修

おばあちゃんの言葉。人生に大切な要素が
組み込まれています。気分で日々の出来事を書き記して、いつか思い出せるように。

TERMINAL

2004-11-18 | 
 久々に映画をみた。『ターミナル』:友達の麻美ちゃんが
 イタリア旅行の飛行機の中でみて絶賛してたこの映画。

 とその前に、私のタンデムパートナーを紹介したい。
 タンデムっていまいちなにかまだつかめないんだけど、
 いわゆる会話パートナー。
 ミヒャエル(わたしのタンデムパートナー)は、大学で
 日本語を学んでて、で私はドイツ語をまなんでるので、
 お互いに疑問があったり、課題があったりするときは
 助け合うってそんなかんじかな。

 
 ミヒャエル(あだ名は左)のことを、わたしは”ひだり”って
 呼んでいる。

 今日はそのタンデムの日で、大学のカフェで勉強をした。
 まえにあったときに、サーカスにいこうって話をしてたんだけど
 私の体調がいきなり風邪っぽくなったため、急遽変更して
 『ターミナル』を見に行くことになったのだ。
 
 ビュルツには映画館は4つあるんだけど、『ターミナル』はなんと
 明日からもう公開しないみたいで今日が最後のチャンス、だがその映画館が
 車でしかいけないところで少し遠いのだ。
 でも、場所が車でしかいけないところだけど、ミヒャエルが車を
 もっているので問題なくGO.

 ミヒャエルはいわゆる『いい人』 心からいいひと。
 だから、いろいろ話せるよき会話パートナー。
 実はドレットの髪型のシャネットも、今学期から会話パートナー。
 日本語学科のドイツ人のなかで一番好きな二人。

 というわけで、そんなミヒャエルと夜のドライブもかねて、
 映画をみにいったわけだけど、『ターミナル』
 本当によかった!!
 スティーブンスピルバーグ 万歳と思うくらい良かったし、
 退屈だって思う時間がなかった!
 ぜひ見てください。おすすめです。
 しかも、麻美ちゃんのおかげで、前もって『ターミナル』のHP
 見ておいたから、ドイツ語の吹き替えも良く理解できた。
 ありがとう。

 そうそう、ここでいっておかなければならないのが、
 入館料。 なんと4ユーロ。
 そうだ、来たばかりのときもドイツの映画館は本当に安いことに
 おどろいたっけなぁ。 日本だと大人1500円とかなのに
 こっちは安い。特に学生は割引もあるし。
 今日の映画館は、学生料金で4ユーロ。 や、やすい。
 そして、ここでは見たことのないくらい、そして誰が飲むの?
 っていうくらい巨大なコーラが買える。

 写真は映画館の中。
 
 

環境

2004-11-17 | 
 今日、授業で『家族・教育』ってテーマですこしディスカッションを
 したんだけど、教育システムに関しては韓国と日本はとても似てて、
 中学校までが義務教育。そのあとは一般的に、高校進学、大学、就職。
 ってなかんじ。 
 ドイツは、最近では日本みたく一日中、学校てとこもあるらしいけど、
 一般的に、半日学校、半日自由みたいな。
 特に部活とか、クラブとかもなく午後1時にはこどもたちは家に帰ってくること
 ができる。どっちかいいのか・・・・・
 
 ま、それはいいとして 少子化の原因のひとつに(いきなりどーんなんだけど)、『女性の社会進出』とかよくいうよね、
 これにともなって、『仕事をもっている女性にとっての育児』っていうテーマで
 うちらは話し合いをしたのさ。

 でも少しテーマからはずれて、まぁいろんな話がでてきたわけ。
 例えば、自分がこどものとき親は『仕事仕事』で自分のことを
 あまり相手にしてくれなかったとか。
 片親だったりとか、いわゆる家族のありかたに少し問題があるっていう言い方は
 ちょっと微妙だけど、理想の家族っていうのは、親がいて、子供がいて、
 またはそこに祖父母が加わったりして、仲良く助け合っているー
 みたいな家族なんだけど(私の意見) それとは少しかけ離れている
 家族も世の中にはたくさん見られるわけで、
 こういうディスカッションをするときとかは、それぞれの育った環境から
 の視点でものをいいがちだから難しい、たとえ相手の状況に身をおいても
 なかなかリアルには意見をいいがたいし・・・。
 
 というわけで私は何がいいたいかって、自分の周りの環境、育ってきた環境って
 大切だなあとおもうわけで、なぜかわたしの周りのこたちも
 家庭環境とかは皆いい感じな子達が多いのでよかったなぁって。
 それだけ。

 こういうの苦手なので伝わりにくいけど、こんな感じです。

 今回の写真は、お父さんとローテンブルクという町にいったとき
 うちで買っているダックフントの置物をみつけたのでパチリ。
 かれも家族です=ごんた。

コントラバス

2004-11-17 | 
 昨日、くしゃみが20回以上は出たと思われる。
 風邪の予兆かな。 いま風邪がかなりはやっているみたいだから。
 そんななか、講義のあと会話パートナーのミヒャエルから
 『シャネット:例のギターのこ:からの連絡でRENNWEGのバス停に30分以内にきて』 っていうメールがきて、RENNWEGというバス停はうちから一番近い
 バス停なんだけども、そこでシャネットをまっていた。

 そうそう、今日はシャネットが音楽専門学校の友達のコントラバスの
 練習会をききにいくといっていたので、行くなら誘ってと私がいったんだわ。
 でもくしゃみのせいもあって寒くて、どうしよーかな ってかんじだったんだけど
 結局いったわけ。

 はじめての音楽専門学校見学だったんだけど、ついてすぐそのミニコンサートは
 はじまって、コントラバスってきいたことあるくせに実はどんな
 楽器なのか実はよくわからなくて、アンナ目の前でみたのは初めて。

 バイオリンを巨大にしたかんじだね。
 
 コントラバスをメインのミニコンサートで、コントラバスがあんないい音を
 だしてあんな素敵な音を奏でるとは・・!!
 さらに、人間やっぱりメリハリが大切とおもった夜でもあって、
 そのコントラバス演奏者たちのそれぞれが、ひいているあいだ
 本当に真剣な顔で、なんかはいりこんでるっていうか本当に
 真剣な顔なの。
 わたしも、それにつられてか本当に集中して、聞いてた。
  
 それで、あんな真剣になって っていうのは、その物事に集中して(ほんと
 ひとがかわったみたいに皆顔がかわるんだ)
 何かをやっているっていいなぁ って思った。
 そうなれる物事があるってね。
 
 汗たらしながらも、最後までひいてるひともいて、素晴らしかった。

 新しい世界をまた改めてみた感じです。

 写真は関係ないけど、わたしがまえに気に入って買ってしまった缶。
 かわいらしいでしょ。

アプェルシュトゥーデル

2004-11-16 | 
 カフェStandardで、その本をほとんど読み終わりそうないいとこで
 友達がきた。
 
 そして私たちは2人ともApfelstudelを頼んだんだけど、
 なんていうかアップルパイのようなケーキそれに生クリームや
 バニラソースをトッピングしたやつ。

 いままで数回しか食べたことないけど、ここのはあまりにも
 おいしいのびっくり。
 
 ケーキといえばチーズケーキが本気で大好きな私。
 それなのにドイツのチーズケーキはまずいので
 ここではほとんどたべてない。というかまったく。

 食はやっぱり日本だな!

川上弘美

2004-11-16 | 
 それでそのカフェで読んだ本が、川上弘美さんの『センセイの鞄』
 ってやつなんだけど、これはお父さんがドイツにきたときに
 もってきてくれたものだ。
 
 そもそも前から、うちのお母さんに 何か日本の本をかってきて
 と頼んでいたから手に入ったわけなんだけど、
 
 この本を買ったのには理由がある。
 
 私もなんとなーく感づいたけど・・・

 うちの母の旧姓は『川田弘美』という。
 
 というわけで、川上弘美さんはうちの母と、一文字違いで似ている。
 そういう理由で買われたこの本。
 
 でもポイントはこの本は”谷崎潤一郎賞を受賞”したということ。

 なかなか面白くて本をあまり読まない私にもすらすら読める
 面白い小説だったのでお薦めです。

Standard

2004-11-16 | 
 そんなわけで、シーボルトをあきらめて 前から気になっていた
 CAFE 『Standard』へ足をはこんでみる。
 
 簡単な朝ごはんとか軽い料理が食べられるとこでアルコールも
 のめるみたい。
 日本に居る感じだった。ただ、まわりのひとが外人さんなだけで。
 
 かるーく不思議な 肉団子みたいなのが入ったスープを飲んで
 一緒に持ち合わせていた本を読んでた。
 
 その本はMADE IN JAPAN なんだけどね。

シーボルト

2004-11-16 | 

シーボルトの生い立ちは
シーボルトは、1796年2月17日、現在のドイツ連邦共和国バイエルン州ヴュルツブル
ク市の医学者の家に生まれました。その後、ヴュルツブルク大学医学部の時代には、
医学ばかりでなく、動、植物学や民族学なども学びました。
この広い科学的知識が、のちにシーボルトが日本の調査・研究をするときに大いに役
立ちました。
シーボルトが残した功績は
1823年、シーボルトは、出島のオランダ商館医として、長崎に派遣されました。
日本に滞在中には、阿蘭陀通詞(オランダ語の通訳)や、絵師川原慶賀、全国から西
洋の学問を学びに来た学者たちの協力を得ながら、日本の調査・研究を行い、その成
果をヨーロッパに紹介しました。

とネットからそのままコピーしたわけですが、シーボルトは、ここビュルツブルク
 と縁があるわけで、今日は授業がなかったので、いままであるのは
 知っていたけど、いこうとしなかったシーボルト博物館へいってきた。
 
 2番のZellelau行きにのって『シーボルト博物館』で降りればいいんだけど
 ドイツの路面電車では、だいたい駅の名前をよぶんだけど、
 この駅のときだけ、ドイツ語の後に『次は、シーボルト博物館です』って
 日本語が続く。笑

 でおりてむかったのはいいんだけど、あまりに静けさにやな予感がした
 ら・・・・案の定、月曜日は閉まっていた。さらに、張り紙をみたら
 開館時間少ない。
 よっぽどだれもこないんだなぁ・・・。



シュテフィとの時間

2004-11-15 | 


 すごい、嫌いなタイプの絵文字だけど、なんか可愛い。

 先々週に、私のところに来た友達のシュテファニー。
 彼女は、西ドイツに住んでるんだけど、南ドイツには
 まだ来たことがなく、今回初めて南ドイツを過ごすと
 という。
 面白いのは、ドイツ人が、南ドイツにいる日本人の私
 を訪れに来るということ。
 
 まっ 逆に考えると、未だ北海道にいったことのない
 わたしが北海道に留学している外国人の友達にあいに
 いくってことか。 なるほど。ありえなくもない。

 シュテファニーはドイツ人には珍しい、天然ボケナタイプ
 だと思った。そして、なぜだろう 私の友達の多くは、
 皆方向感覚に疎い。

 なにはともあれシュテファニーは不思議なこだ。
 彼女が滞在しているときは、ワイン畑とかマーリエンベルク要塞とか
 大学とか高いところに位置している場所にいったので様々な
 角度から自分の町を眺めることができた。
 
 彼女はここビュルツブルクをすごく気に入ってくれたようで
 わたしも大満足。
 
 この町は観光だけなら4時間もあれば、なんとかなくつかめる
 町だけど、もし時間があるなら2日間くらいあるといいのかも。
 というか どの町も 短時間じゃ、本当にキーポイントしか
 つかめないよね。 それも仕方がないんだけど。
 というわけで 時間があるなら ゆっくりじっくり 旅をしたい
 タイプの私でした。 

 でも じっとしてられないんだけどね。

 

無賃乗車

2004-11-15 | 
 ドイツ語ではたしか Schwarzfahrerだったかな。
 シュヴァルツファーラー。(黒い運転手)

 ドイツでは、路面電車やバス、その他交通手段
 を利用するときにいちいちチェックしない。
 
 わたしも初めのころ、切符の買い方がよくわからなくて
 とぼけてタダのりばかりしてたっけな。
 
 それでもぜんぜんばれないから、ドイツの交通システムは
 どうなってるのとかって思ってたなぁ。

 ここビュルツブルクはちと田舎なので、ばんばんタダ乗り
 できると私は思う。
 もちろん私は学生なので、もう定期をもっているけど
 でもまったくチェックする人もこないし、
 こんな適当でOKなの?ってしばしば思う。
 でも、もし無賃乗車であることがばれたら、40ユーロの
 罰金をはらわなきゃいけないんだよね。

 私はこれに関して絶対無縁だと思っていたのに、
 デュッセルドルフという西ドイツで一番大きな町で
 インターンシップをやっていたとき、なんと
 つかまって40ユーロの請求書を。
 でも無実だったので、それを交渉しに役所までいって
 2.5ユーロで済んだ。

 よかった。

 でも、面白いのは、チェックする人は、まったく普通の格好を
 している人間で、制服とかきているわけでもなく、急に
 路面電車にのってきて、チェックをしてくる。
 
 いやはや、いい加減なドイツでもやっぱり大都市はしっかりしてるなぁ。
 
 

日本の曲をひくドイツ人

2004-11-15 | 
 友達のJannetは同じ大学の日本語学科でドイツ語を
 学んでいる女の子。
 
 わたしの会話パートナーでもあり、友達でもある。
 日本語がかなり上手で、『しばくぞ』とかよく言うし、
 部屋の中にも日本グッズがけっこうある。
 
 Jannetの同居人のサラちゃんもとてもいい子。
 サラちゃんは薬学部なんだけど、日本人の友達が
 多いらしく、ここのWG(共同住居)すごい日本人と
 結びつきが深い。笑
 
 そんな彼女のところに遊びにいってみると、部屋にギター
 がおいてあった、なぜかオカリナも。
 
 そして、Jannetがギターを手に取り日本語で何か歌いだした
 と思ったら、私も知らない曲で 南こうせつの 歌だった。
 すごいよJannet. 日本人のようでドイツ人。