
タイトル: それでも ボクは やってない
スタッフ: 監督・脚本:周防正行
出演: 加瀬亮/瀬戸朝香/山本耕史/もたいまさこ
田中哲司/光石研/尾美としのり
小日向文世/高橋長英/役所広司
上映時間: 143分
製作年/国: 2006/日本
配給: 東宝
ずっと見たいと思っていたこの映画、
やっと見てきました。
引っ越してから、近くに映画館がないためなかなか重い腰を
あげられず、いまになってしまいましたが、まあいいか。
この映画をきっかけに、加瀬人気もヒートアップしたようで
いまやホンマタカシさん撮影の加瀬くんの写真集は増版にな
ったそうです。
ところで、この映画を見に行ったのはフジサワ中央という映画館。
藤沢(大船の次の駅)に訪れたのは、R子と行って以来なので二度目。
仕事中、雑誌ぴあをみていたら(誤解しないでください、仕事です)
フジサワには3つ映画館があったのですが、2つは閉館となりました。
というわけで残ったこの映画館で「それボク」がやっているのを
確認し、見に行ったというわけです。
この映画館。今日はたまたまladys dayだったので1000円で見ることが
できましたが、通常料金で入る気にはなれません。正直。
理由は、古いからです。古いといろいろと設備の点で劣ります。
椅子とか、椅子の位置とか。
とはいえ、どんな過程があるにせよ、作品はとても
見応えのあるものでした。
実際に自分が傍聴席にいるような臨場感に包まれました。
「国家権力」というきっと日本の社会の根底にあるかもしれない
見えざる手じゃないけどそんなようなものの存在を改めて
認識した感じです。
主人公を弁護する弁護士役の役所さんが本当に素晴らしかったです。
見ていて、この役者さんはすごいなと改めて思いました。
バベルも早くみたいですな。
主演の加瀬君はもちろんどの場面でも釘付けにさせてくれて
文句なしです。
この人と話すことができたこと、やっぱり一生の思い出です。
ていうか自慢です。
これは自慢だ。
加瀬くんと西島さん。
あとは、渡部篤郎に三上博史、堺雅人とか。すてきですー。