「娘の内縁夫から依頼」中間指示役が供述 那須2遺体

2024年05月08日 19時34分37秒 | Weblog

栃木県那須町の河川敷で会社役員夫妻の焼損遺体が見つかった事件で、中間指示役とみられる佐々木光容疑者(28)=死体損壊容疑で逮捕=が、夫妻の娘と内縁関係にある関根誠端(せいは)容疑者(32)=同=の実名を挙げ、「金を渡され、遺体の処理を頼まれた」という趣旨の供述をしていることが8日、捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、これまで佐々木容疑者は、自身より上位の指示役から4月初旬に「処理を頼む」「相手がいる」と電話を受けたのをきっかけに遺体の処理に関与したと説明。一方で、相手の詳しい素性については話していなかった。警視庁・栃木県警合同捜査本部は関根容疑者が事件を首謀したとみている。

また、死亡した宝島龍太郎さん(55)と妻の幸子さん(56)が消息を絶った品川区内の空き家の立ち寄ったかどうかについて、関根容疑者と、知人の不動産会社役員、前田亮容疑者(36)=同=の供述が食い違っていることも判明。関根容疑者は現場に「行っていない」と話しているが、前田容疑者は関根容疑者と同行し「黒い車に乗った男に襲われ、宝島さん夫妻を置いて逃げた」との説明をしているという。

ただ、これまでの捜査で前田容疑者の供述を裏付ける現場の状況や情報などはなく、夫妻が立ち寄った時間帯に空き家周辺を関根容疑者の所有車が通行したことは確認されている。捜査本部は7日に関根容疑者の車を押収し、経緯を調べる。

                                            産経新聞

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