ウクライナ軍、ロシア西部で占領地域拡大か…米国製装甲車などの精鋭部隊投入か

2024年08月10日 17時49分49秒 | Weblog

ロシア国防省によると、ウクライナ軍が越境した露西部クルスク州では8日、3日連続となる戦闘が行われた。ウクライナ軍が占領地域を拡大しているとみられる。将来的にロシアとの交渉材料にするため、露領内に占領地域を確保しようとしている可能性がある。

ウクライナ軍、ロシア西部で占領地域拡大か…米国製装甲車などの精鋭部隊投入か

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は8日のビデオ演説で「(ロシアは)自分が何をしたのか身をもって知るべきだ」と述べ、越境攻撃を行っていることを示唆した。ロイター通信は、2022年2月のロシアによるウクライナ侵略開始以降、ウクライナによる「最大規模の越境攻撃」と報じている。

 米紙ワシントン・ポストによると、ウクライナ政府高官はウクライナ軍が同州で約100平方キロ・メートルを制圧し、露軍兵を多数捕虜にしたと明らかにした。米政策研究機関「戦争研究所」は8日、ウクライナ軍が国境から北方へ最大35キロ・メートル進んだとの分析を示した。

 露軍事ブロガーがSNSに投稿している映像では米国製装甲車などが確認されており、ウクライナ軍の精鋭部隊が投入されている可能性がある。露メディアによると、ウクライナ軍は同州スジャ周辺で 塹壕(ざんごう) を掘るなど防衛陣地の構築を始めた。

                                                                                    読売新聞

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