尖閣の中国漁船に対応、海保が専従部隊配備へ
沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返す中国漁船に対応するため、海上保安庁は、警戒に当たる専従部隊を同県の離島に新たに配備する方針を固めた。
宮古島に近い伊良部島に拠点を置くことを検討しており、2~3年以内に部隊の発足を目指す。最終的には数百人規模の態勢になる見通し。
海保によると、同諸島周辺では常時約1000隻の中国漁船が航行し、領海侵入を繰り返して違法操業などを行っている。中国漁船による領海侵入は、2012年は39回、13年は88回だったが、14年は208回に達し、今年も繰り返されている。また、昨秋、サンゴの密漁を目的に小笠原諸島(東京都)に向かった中国漁船の多くが、沖縄本島から宮古島・石垣島の間の海域を通過しており、この海域で食い止める必要性も指摘されている
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