最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県は、確認された死者が10日午後2時時点で206人となったと発表した。県はこのうち8人を「災害関連死」としている。
産経新聞
今月1日に発生した能登半島地震で、新潟市内の小学5年の児童が帰省先の石川県内で死亡していたことが10日、分かった。市教育委員会によると、児童の家族から学校に連絡があったという。
通っていた学校は2学期制で、9日から授業を再開した。今後は、悲しい知らせを聞いた児童の心のケアを行っていく。
新潟県の花角英世知事は10日の定例記者会見で「お悔やみを申し上げます」と語った。
産経新聞
台湾国防部(国防省)は9日、中国が打ち上げた衛星が台湾上空を通過したとして、防空警報を発令した。台湾は13日に総統選挙を控えており、懸念が生じている。
国防部は9日午後3時(日本時間同4時)、市民のスマートフォンに向けてアラームと共に警報を発信。上空から破片が落下する可能性があるとして注意を呼び掛けた。
国防部は「正体不明の物体を発見した場合は警察・消防に通報するよう」要請した。
中国が打ち上げた衛星が台湾上空の高高度を通過したことはこれまでにもあったが、総統選の数日前だけに中国による台湾の有権者を威嚇する試みの一環ではないかとの懸念が出ている。
中国の国営メディアは警報発令の前に、四川省の西昌衛星発射センターから衛星を搭載した「長征2号C」ロケットが打ち上げられ、軌道に投入されたと報じた。
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