視覚障害者の女性を狙う性加害の卑劣な手口や被害の実態が近年、障害者団体の調査などで分かってきた。加害者は相手の目が見えにくいことにつけ込み、盗撮や痴漢、つきまといなどを行うケースが多い。こうした被害を防いだり、被害に遭った人をケアしたりする取り組みも広まりつつある。(坂戸奎太) 読売新聞
木原稔防衛相は記者会見で、昨年4月に沖縄県の宮古島周辺で墜落し、任務飛行を停止していた陸上自衛隊のヘリコプター「UH60JA」について、能登半島地震で任務に参加させると説明した。「道路網の寸断や被災地域が沿岸部に集中している特性を踏まえると、狭い地域にも着陸ができる中型ヘリの運用が必要」と述べた。
現地の天候次第をみながら9日以降、小松基地(石川県)から輸送艦「おおすみ」に展開させ、孤立地域に物資を輸送する予定だという。UH60JAは昨年4月の事故で乗っていた隊員10人が死亡。訓練飛行は6月に再開したが、任務飛行は行われていなかった。
一方、木原氏は被災地で活動する自衛隊員を8日から200人増やし、約6300人態勢になったと発表した。この日からは、医官や歯科医官が孤立集落での巡回診療を始めたという。
朝日新聞
詐欺を未然に防いだとして、長崎県警大浦署は長崎市の長崎末石郵便局局員の女性(55)に感謝状を贈った。
同署によると、年金支給日の昨年12月15日、60歳代の男性が窓口で「アメリカの会社にいる人に送金する」などと話しているのを聞いた。約15分かけて説得して送金をやめさせ、通報した。男性はSNSで、外国人女性を名乗る人物から22万円を要求されていたという。
昨年12月26日に行われた贈呈式で、江口正広署長から感謝状を受け取った女性は「お客様のちょっとした変化にも気づけるよう丁寧に接していきたい」と話していた。
読売新聞