加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

2月臨時議会

2012-02-13 08:53:11 | Weblog
土日はあちこちの行事に出かけておりましたので更新が遅くなりました。
この間、いろいろとご意見もいただきました。
私なりにまとめさせていただきますと、おおむね今回のお金を支払うことの是非、というよりも実態を解明して、捨てた原因を作った者に廃棄費用は支払わせるべきである、市民の血税で処理するとは何事だ、ということだと思います。

その割に、たとえば不法投棄の時効についても何年か答弁が帰ってこない。(今流行の国会クイズのつもりではないのですが・・・今回の件を真剣に考えていたら、いつまで捜査機関が動くのか、というような話は絶対把握しておかないといけないと思うのだが・・・)

BBSの方でも書かせていただきましたが、多分今残っている唯一の物的証拠である廃棄物についてもサンプル保存もしていない。今後もするつもりもない。

他の議員からの質問で、市が直接被疑者不詳で告訴しないのか、と言うと「一義的には土地所有者がされるべきことなので、市としては考えていない」

こういう姿勢に、本当に疑問を感じます。
結局の所、予算さえ通ってしまえば、寝た子を起こすようなことはしたくない、というのが本音なのでしょうか。
また、やましいこともあるんじゃないか、という憶測も生んでしまうかも知れません。現にそういう越えもあるわけですから。

この間、廃棄物の処理現場に毎日職員を派遣し、何か出てこないか立ち会わせた。また、関係者への聞き取りを行った。今後とも引き続き聞き取り等を続ける。
これらの対応は正しいことですし、大事なことだと思います。けれど、これで十分なわけでもない。

市長は、この件に関して「不法行為をした者を断じて許してはならない」と厳しい姿勢を示されます。
このことと、担当の部長が議員から提言を受けても「土をサンプル保存する考えはない」「市として告訴する考えはない」と答えていることとが整合しているとは思えない。
(帰宅してからの反省材料だが、市長に部長答弁に対する見解を求めるべきだったと思う。)

・はじめに廃棄物は埋まっていない。・
・この間、(常識的に考えられる)適切な維持管理を行っている。
・866トンもの廃棄物が埋められている

この3つが同時に成り立つのだろうか?疑問が出てくるのは当然です。
始めの二つについて、疑念を持たれないためににも、市が徹底した態勢を取るべきです。

この土地については、平成11~12年に造成したものであり、平成22年12月に2億円余りで売却しました。
そう言う経緯から、埋められていた経緯に関して現市長の責任が直接あるか、というような話ではないと思います。

しかし、警察に告訴しないことや、土を全て捨ててしまうことは、安田市政の判断です。
引き続き、「やれることはやる」よう求めていきたいと思います。

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1 コメント

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売買契約について、? (Akira.S)
2012-02-13 14:01:35
一般的な宅地の売買契約においては、瑕疵担保責任によって埋設物を処分する義務があるのは売主です。ですから、売主が被害者であり、被害届を出せるのは売主ではないでしょうか。
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