加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

結果論ではないと思います。

2019-01-08 23:05:50 | Weblog
この手の話はシビアな問題なので、扱いには気を使ってきました。ただ、気を使ったところで最近の加東市政における議会対応は、「指摘を重く受け止めて改善しよう」という姿勢が見られず、「なんか言うてるけど賛成多数で通るから 言わせておいたらよろし」という風にしか見えませんので 腹をくくって書くことにします。

さて、1月10日 学校教育用タブレットパソコンの入札が行われます。362台分のタブレットパソコン調達で約9800万円の予算 と高額な契約なので議会で承認が必要な案件になります。
ネットワーク機器や設定、ソフトの導入まで一体的な整備なので 台数で割って単価がわかるものではないのですが、ともかく10日に入札が行われます。


さて、一般的な市民のみなさんが抱かれる入札のイメージと言うのは

こんな感じだとおもうのですが、
システムにつなぐようなパソコンの場合 加東市では


な形で、ある特定の会社(もしくはその系列の会社)が落札をしています。

もっとも、この会社に対して私が何か言いたいのではありません。加東市との契約が成ったあかつきには 丁寧な仕事をお願いしたいと思います。
問題は、発注者側の加東市の姿勢であり 一般競争入札を行ったにもかかわらず 一者しか応募がないような状況があった場合、
ふつうは まずそれが自然なことなのかどうなのか考えると思いますし、
市の発注姿勢において 他社の参入障壁になっているようなところはないのか。考えるのが普通だと思います。


このように、設計書において参考機種をメーカー名入りで書くことは、市役所の入札では最近しないのですが、どうして教育委員会ではするのでしょうね。

・「結果としてこうなったわけでありまして~ご了承願います」という答弁が繰り返されるだけの1月臨時会になることが予想されるのですが、
結果としてなっている訳ではない ということを 先に言っておきたいと思います。

●後付けでグチグチ文句を言っている訳ではなく、私の平成23年の議会討論
市役所のシステム、ほとんど1社が独占して全部やっています。そのシステムにつなぐようにできるからです。私は、市役所がきっちり研究してやらないと、これはそこの会社のいいようにされているだけだと思います。今回もそのアドバイザーというものをいろいろ採用するからということで言われていますけれども、アドバイザーの選定をしっかりしなければいけないし、そしてそれと話しするだけの能力をきっちり市役所が養わないと、私は前も言ったことがまた同じようになると思います。
 今回のこの2億円の予算にしたって、私が前回データベースを専用に構築すべきでないと、汎用性が高いものにすべきだと言ったのに、それを専用にしたほうがセキュリティーが高いなどという変な答弁をして、結局それをまた抜き出して標準的なデータベースに置きかえるという、そういう作業が必要になっているわけです。そういうので結局内訳の幾らかは無駄な金が発生してるわけなので、私はこれは公平な入札が行われた結果、その業者がとるんだったら私はそれは文句は言いませんけれども、はっきり申し上げておきます。これは、そういうのにある会社に有利なような条件が意図的にじゃないにしても、市役所が知らない間につけられて、もうこれは業者はっきり言っておきますけれども、A社がまたとってるということになって、私はこれはもう役所の手抜きだと思います。
 そういうことを思いますので、2億円の買い物をするんだったらそれなりの知識をきっちり身に着けて、そして業者にいいようにならない体制を整備しないと私はいけないと思うし、今のあり方では少し不十分ではないか。このまま例えばこれを予算の、これは契約案件ですから上がってくると思いますけれども、何の備えもなしにそういうことがなされていれば、私はもう市役所の怠慢だと言わざるを得ないというふうに思います。

予定されている1月の臨時会においては、市役所にしっかりとした説明答弁をお願いしたいと思っています。
私としてはチェック機関の仕事としてきっちりやっているつもりなのですあ、CATV視聴者の方から
藤尾さん あんまり市役所いじめたらあかんで
と言われてしまいますので・・・










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