5月6日のブログ「甲状腺の手術」に続いて、手術の合併症、後遺症についても書いておきましょう。
これはあくまでも私の場合であって、人によって違うとは思いますが、何かの参考になるかも。
これはあくまでも私の場合であって、人によって違うとは思いますが、何かの参考になるかも。
術前にあった合併症の説明の中で、反回神経麻痺による声のかすれや、食物にむせることがあると聞いていたので驚きはしなかったけど、実際に経験すると想像以上。 術後すぐには声を出そうと思っても出ず、つばを飲み込もうとしても飲み込めなかった。 2・3日後に聞いた自分の声は男のように野太く低く、音程が定まらずに震え声だった。 でも、ちゃんと生きてるんだから、こんなことくらいどおってことないことです。 声が出ないくらいのことは、、、、。 1ヵ月後退院する頃には、多少の違和感、かすれはあるものの普通に話せる状態になっていました。 時々声が出しにくくなるので、何ヶ月かして耳鼻科で検査を受けました。 それは手術後の強ばりで声帯が片方動いていないセイで、もう片方の声帯だけで上手に加減して声を出しているらしい。 ふーん、タイシタモンダ! でも音域は狭まっていて、歌はうまく歌えない。 訓練して鍛えたり(海に向かって「ヤッホー」?)した方がいいか主治医に聞いてみたら、「そんな無理しない方が」いいらしい。 手術後の柔軟性の無いところが、空気の勢いで切れる(傷つく)かもしれないということだった。 「今、話してる声で十分じゃないですか。普通に聞こえますよ。」 「ええ、十分ですよ。ただ、怠けてるんじゃないか、と思って、聞いてみただけ、、 ![]() 後遺症として今でも残っているのが、時々むせること。 唾だけを飲み込むことがし辛い。 一心に神経を集中させる力がいる。 水や食べ物のときはそんなに意識しなくても楽に飲めるので一安心だけど、いつも大事に飲む気持になってないと、とんでもなくむせ易いので気をつける必要がある。 首片側に、リンパを取り除いた耳のところまで強ばった感じ、感覚の違和感が残っていたけど、最近はあまり気にならなくなった。 そうですねえ、手術してからもう9年経ちました! ![]() |
頑張って生きましょうね。母は術後風にあたると辛いと言ってました。甲状腺はうまく切れて何ら問題なかったのですが、その1ヶ月前に切った胃潰瘍の縫合あとがケロイドになって治らず困りました。