手術をして十年になるという甲状腺がん闘病記を読んで、「エッ甲状腺!」と驚きながら、自分は手術して何年になるのかと指折り数えてみた。 ノートを見るとH9年6月19日が手術日、ということは、もうすぐ9年になるということか。 私も甲状腺右葉を全摘出している。 腫瘤が認められ周辺リンパ節の腫脹があるということで手術をした。 術中の顕微鏡検査で悪性が確認され、そうであったときの予定・説明のとおりの術が施された。 主治医の話では、甲状腺のものはスピードは遅く転移もし難いところだと言うことだし、付き添っていた子供も「お母さん大丈夫、また出来たら切って除ければいいらしいよ。」と軽く言ってくれるので、「なるほど、取ればいいのか」と納得し気も楽になったものだ。 もう5年以上経ってるから大丈夫なのかなあと思いながらも、首から付け根の辺りが今でも気になったりはしている。 7年目に再発されたと知り、やはり再発はあるのかとあらためて思い、さぞ無念でしたろうとそのときの気持が伝わって来る。 眩暈などは私はなかったので、同じ甲状腺と言ってもいろいろ種類があるということだろうか。 私の場合は、何度か腎臓に結石があったことから見つかっているので(そういう人には首に腫瘤があることが多いらしい)遠回りをしており、様子見と検査(超音波やMR等のレントゲンを何度か)に2・3年を費やした後に手術することになり、泌尿器科に入院した。 手術直前になって第二外科から「悪性の可能性」が指摘され急遽「二外科」に科を変わって手術を受けた。 寸前に二外科に変わることが出来てよかったと感謝している。 入院期間は1ヶ月。 すべて順調だったと思うし、最近とやかく言われている病院の対応も、私が通っているこの大学付属病院はとてもきちんとされてるようで安心できた。 二度あることは三度あると言うが、盲腸の手術も入れるとこの手術が三度目の経験で、四度目は経験したくない。 とはいえ、片方除いて落ちた機能を補うための薬と、定期的な血液検査のために病院とはずっと縁が切れることはない。 それは既に生活の一部であって全然苦にはならない。 これからも上手に付き合っていきたいと思っている。 いつもは短歌と花の写真をアップされてるブログに、思いもかけない"甲状腺"の文字を見つけ、思わずトラックバックしてしまいました。 |
甲状腺の手術を確かな病院でされたことが幸いでした。
再発・転移は稀です、あまりご心配なされないようにして下さい。
私の闘病記頑張って続けようと思っていますので、よろしかったらお読み下さい。
参考にしたい人もたくさんいらっしゃると思います。