紅花は黄色から赤になる花を咲かせるキク科の一年草です。
花弁から染料や口紅のもとになる色素が取れることから古くから南西アジア・北アフリカを中心に広く栽培されてきました。
江戸時代には山形県最上地方や埼玉県桶川地域で栽培が盛んでした。
桶川市では近年観光用として川田谷地区で栽培されています。赤や黄色の紅花畑が一面に広がっている風景を見ることが出来ます。
今日の紅花は観光用ではなく広大な荒川の河川敷に広がった麦畑の一画に咲いていたもので、収穫前の大麦の麦秋の色に負けず赤や黄色の花が頑張って咲いていました。