お馴染みの日本地図です。47都道府県が載っています。
よくご覧ください。
本ブログをご覧頂いている皆さんは、
47都道府県をいくつ訪れたことがあるでしょうか。
通過ではなく、一度でも足を踏み入れたことがある。
途中下車で駅のホーム、空港の搭乗口、船の桟橋等に足を踏み入れたことがある場合は、
訪れたことがあるとカウントしてよいことにします。
わたしは、全て訪れたことがあります。
両親を含め東京生まれ東京育ちのわたしですが、
親と江ノ島(神奈川県)に海水浴に行ったり、
林間学校で日光(栃木県)に行ったり都外に出ることはありました。
都外に出たスタートがいつどこであったかは、はっきり記憶にありません。
わたしが、意図的に意識して都外の道府県を回り始めたのは、大学3年の21歳のとき松島(宮城県)からでです。
そのゴールは35歳山寺(山形県)でした。
14年かかったことになります。(わたしの周囲にも47都道府県を全て訪れたことのある人はそう多くありません)
この時点で、最も多く行ったのは、北海道でした。
今は長野県です。毎年、軽井沢に来ているからです。
今も軽井沢でこれを書いています。近くの渓流に水芭蕉が咲いていました。
さて、本題に入ります。
日本城郭協会のHP(令和3年11月6日現在)によりますと
日本百名城認定者が4081名
続日本百名城認定者が702名
います。
日本百名城の選定基準は、
優れた文化財・史跡であること
著名な歴史の舞台であること
時代・地域の代表であること
各都道府県に1から5箇所
続日本百名城も百名城と同様の選定基準になっています。
日本城郭協会が平成19年(2007年)百名城めぐりのスタンプラリーを始めて14年間に、
4783人方々が、1から2回は、47都道府県を回ったことになるのです。
わたしは、2016.8から2019.11まで、3年3ヶ月をかけて200の城をめぐりました。
この間、47都道府県を少なくとも2周したことになります。
城を訪ねることが目的とは言え、47都道府県を訪ねていることは事実です。
この間、城だけを見ているわけではないと思います。
各都道府県の自然、地理、歴史、文化、食など
様々な事物・事象に触れるはずです。
2019.5.30に徳島城を訪ねました。
徳島城には阿波の青石といわれる緑色片岩の石垣があります。(お城)
徳島市は吉野川の河口にあります。(自然、地理)
阿波踊りが有名です。(歴市、文化)
そして、徳島ラーメンがあります。(食)
写真はありませんが、焼き鳥のことを阿波尾鶏(あわおどり)と言います。
阿波踊りをもじっています。
実際に徳島県を訪れることで、徳島県の社会的な事物、事象に触れることが出来ました。
それぞれの都道府県で様々な事物・事象に直接触れることができるはずです。
これこそ、百名城巡りの効用であり、
教材ウオッチングのまたとない機会といえると思います。