11月14日(日)第19回城郭検定を目指すみなさん準備は進んでいますか。
また、城郭検定傾向と対策に戻ります。
今回はわたしの失敗談です。
思いついくままに(本当にメモ用紙代わりに)
わたしの忘備録のある頁です。
土塁の図 褶と敷
壁の作り方 荒壁 漆喰 真壁造り 大壁造り
松阪城
雑然とメモってあります。
順序性なし。
頁の空白があるところに後から全く別の内容をメモったものもあります。
ここの松阪城がそれにあたります。
松ヶ島城が松阪城となり、蒲生氏郷が城主になったことをメモしたものと思われます。
思いつくままにメモするのがわたしの流儀で
これが記憶に結びつけば最高なのですが、
失敗もあります。
このメモを書いた後受けた
第12回2級で次の2問が出題されました。
第12回問059
近世城郭の土塁の上辺を何と呼ぶか
1 法
2 犬走り
3 雁木
4 褶(ひらみ)
第12回問064
近世城郭の土塁の底辺は何と呼ぶか
1 敷
2 武者走り
3 合坂
4 馬踏
土塁の名称を
事前にノートにメモしておいたにもかからず2問とも
不正解でした。
正解は 問059 上辺は 4褶(ひらみ)
問064 下辺は 1敷(しき)
試験中にこのメモのことを全く思い出せませんでした。
試験の失敗を通して、褶と敷をパーフェクトの理解することが出来ました。
人間は失敗から学びます。
でも、褶と敷が、このノートの14ページ先にまた登場しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/35/6a2f6e1cca2359bfe484fc5e8938fb36.jpg)
きっと、上記の一回の失敗からだけでは覚えきれなかったのでしょう。
何回も何回も繰り返し、繰り返し書いて覚えようとしたのですね。
なお、上記の問題の誤答についてふれておきます。
雁木は塁上を昇り降りするための坂の石段ことです。
合坂 雁木(石段)を向かい合うように配置する場合を合坂と呼ぶ。
法は土塁の側面
武者走りは(上図参照)
馬踏みは褶と同意
なぜ、おもいつくままにノートを書くのか
作家が作品の構想を立てるのに2つの型があるといいます。
内田康夫型
新田次郎型
内田康夫は思いつくまま書き出す。書きながら終末に至る。
推理小説の犯人が初めから決まってないこもあったといいます。
新田次郎は緻密な構想とメモを作る。
作品の初めから終末に至るまでの道筋がきちんと決まっている。
わたしは、内田康夫型です。
ワープロ、コンピュータとの出会いがわたしの執筆活動が非常に楽になったと記憶しています。
お城と直接関係ありませんが、
「個性を生かす一斉指導をどう進めるか-学習問題をもって追究する子どもの育成-]
「子どもが動く教材を研究・開発するか-教材ウオッチング-」等の
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d9/04da026e984f09d41449410f8620c722.jpg)
著作を東洋館出版社から出すことができたのは、今はなきキャノワード(ワープロ)のお陰です。