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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

BANDAI キンケシ フルアクションスペシャル02 その2

2023-09-20 17:34:25 | チープトイ




キンケシフルアクションスペシャル02、のこりの2種類のレビューをしていきます。





バッファローマン、こちらはペールオレンジ版。

附属パーツは拳パーツと角折れ版の頭部パーツ。

表情もそれぞれ違い、角折れ版は七人の悪魔超人編を思わせるニヒルな表情になっています。









個人的なお気に入りポイントは「指」

バッファローマンのコイル巻きのような線の入った指になっています。

ちゃんと平手も握り拳も、両方ともディティールが入っています。









バッファローマンの代名詞と言えば「ハリケーンミキサー」

このキンケシを引き当てた9割の方はやりたくなる技ですね。


参考として、キン肉マン、キン肉マングレート付属のエクストラパーツでのポーズの違いを写真にしてみました。

こちらは首のエクストラパーツ使用版。

頭部をしっかり相手に向けたポーズにすることが出来ます。









一方こちらは腰のエクストラパーツを使用した状態。

上半身全体が前傾する事で、迫力はありますがかなりの低空タックルになりますね。









ハリケーンミキサーは、突進技ではありますが、受けた相手はキリモミ状に回転しながら空中に打ち上げられ、そのまま旋回しながらマットに落下します。

ダメージは「受け身の取れない状態でのリング落下」で発生する技のようです。

一方、最新の必殺技である「ハリケーンギガブラスター」は、作中のガンメン戦、ザ・ワン戦を見ても突進の衝撃自体で攻撃する技に見えます。

こちらの方がキンケシフルアクションでの再現もしやすく、見栄えがしますね。

ハリケーンミキサーの方が「らしさ」を表現するのが難しいです。










キンケシフルアクションスペシャル01のレビューでも紹介しましたが、本来、エクストラパーツはキン肉バスターを再現するためのパーツ。

そして、バッファローマンと言えば「6を返すと9になる」という、よく考えると謎な理論でキン肉バスター破りを最初に行った人。

上下を逆さまにすると技の受け手と掛け手が逆転するというアイデアは分かりますが、それなら上下反転がシンメトリーな8とかの数字にすればいいのに・・・なぜ6と9?










多用するハリケーンミキサーより、フィニッシュ技としての印象が強い「超人十字架落とし」

これの再現は、やはり受け手のキンケシをいかにキレイな十字架スタイルに出来るか?ではないでしょうか?








01のテリーマンと腕を交換する事で、黄金のマスク編での名シーンも再現可能です。

まあ、これじゃバッファローマンのバリエーションと言うよりテリーマンの引き立て役になってしまいますが・・・










ウォーズマンの制御装置にバッファローハンマーの一撃!

いや、本当はウォーズマンの体内で行われてるはずなんですが、それは再現不可能なのでウォーズマン本体に喰らわせています。








今回のカラーバリエーションは黒。

バッファローマンの場合、黒だと悪魔超人っぽいイメージですかね。









ペールオレンジとミキシングする事で設定色に近づける事も出来ます。

パーツ差し替えの際には、プラ関節の破損や紛失に気を付けて下さい。

・・・特に膝の皿パーツ。

逆に、こうした組み換え遊びをしない方は、接着したほうが良いかも知れませんね。

特に膝の皿パーツと、腿パーツと膝関節パーツは接着したほうが遊びやすいです。

他の箇所は可動に影響しますので、接着するのはこの2か所で充分です。










黒いバッファローマンは、やはり01の悪魔将軍と並べてあげるのが良いですね。

悪魔将軍直々に神越え達成を言い渡されたバッファローマン、これからどのように系譜の力を取り込むのか楽しみです。










そして悪魔将軍とバッファローマンと来れば、黄金のマスク編での名シーン再現!

実体が無いため攻撃の通じない悪魔将軍を倒すため、自らの肉体を差し出し実体化させるシーン。

悪魔将軍のマスクを被るシーンが再現できます!













そして最後はウォーズマン!

やはりこの超人は黒版で紹介したくなります!

まあ、真っ黒だとアニメカラー版に近い感覚になってしまいますが。








他のキャラは、手パーツは平手と握り拳の2種ですが、ウォーズマンの場合、握り拳パーツがベアークロー装備になっています。

また、平手パーツも手甲が付いた造形になっており、バッファローマンと同じく新規造形になっています。

エクストラパーツは「ウォーズマンスマイル」版の頭部です。

ロボ素顔版も欲しくなるなぁ。









そしてウォーズマンの技と言えば、まずはスクリュードライバー!

しかし、個体差なのか、他より僅かに大きい肩の影響なのか、腕が体側面までピタっと付かないんですよ。

どうしてもハの字に広がってしまいます。

なので、作中の腕から足までピンと一直線になったポーズが再現できません。









もちろん、ベアークローは左右両方のパーツがあります。

つまり、ゆで理論の代表ともいえるウォーズマンのアレのポーズも再現可能です!


「100万パワー+100万パワーで200万パワー!!いつもの2倍のジャンプが加わり、200万×2の400万パワー!!」





「そして、いつもの3倍の回転を加えれば、400万×3の バッファローマン!お前をうわまわる1200万パワーだーっ!!」

ちょうどバッファローマンもツノ折れ頭部があるので、このシーン再現にぴったりですね。


オニキスマン戦では、さらにパワーアップして回転は3倍から5倍になり、スーパーユウジョウモードでブーストを掛けて1億パワーになっていたので、神殺しの技とも言えますね!










しかし、ウォーズマンを当てた人の97%は、こちらの技を再現しようとするのでは?

それくらい、印象強くウォーズマンを代表する技がパロスペシャルですね!

旧アニメ放送当時のキンケシ、ワザケシでも一際人気があったのを覚えています。

特にこのバッファローマン戦での使用は、力ずくで外されて失敗しているにも関わらず、やたら立体化されていますね。










キン肉マン&グレートのマッスルブラザーズに続き、01のロビンマスクと併せる事で「超人師弟コンビ」を結成することが出来ます。

実際の戦績以上に人気がある超人というのは数多くいますが、タッグチームではこのコンビがその代表格では無いでしょうか?








夢の超人タッグ編は、個人的にはリアルタイムが一番盛り上がっていた印象ですね。

キンケシフルアクションのシリーズが続けば、当然ほかのタッグも揃えられると思いますが・・・はぐれ悪魔超人コンビはどっちも商品化が難しそうだなぁ










キンケシフルアクションスペシャル02の4体をレビューしましたが、やはり、マッスルブラザーズがあるとコレの再現はチャレンジせざるを得ません!!

マッスルドッキングを再現してみました。

残念ながらヤラレ役はキンケシフルアクションにラインナップされていないので、バッファローマンとウォーズマンに代理で受けてもらっています。

さすがにスタンドが無いと自立は不可能ですし、キン肉ドライバーも受け手の腕付け根あたりを足で踏みつけないといけないのですが・・・











タンクトップ姿のキン肉マンはカスタムではありますが、01と02を揃える事で、マッスルブラザーズと超人師弟コンビが揃います。

シリーズが続けば他のタッグも揃っていくかと思うと、わくわくが止まりません。

モストデンジャラスコンビが揃う事はあるのかなぁ・・・








キン肉マン、キン肉マングレート、ウォーズマン、バッファローマン。

今回のラインナップをペールオレンジ統一で並べてみました。

黒もカッコいいですが、あくまでカラーバリエーション。

やはりキンケシと言えばペールオレンジですね!










X(Twitter)を見ていると、01の発売を知らなかったとか、店頭販売を見つけられなかったという方も散見されますね。

02の4体だけでもかなり楽しめますが、やっぱり01の4種もあった方が楽しいですね。

これだけ人気だし話題だから再販してくれいないかなぁ


こうして01と並べてみると、完璧超人はまだ出てないですね。

まあ、悪魔将軍は完璧始祖でもあるので、悪魔超人とするか完璧超人とするか微妙ですが。










第二弾でも、仕様の大きな変更なくリリースされたキンケシフルアクションスペシャル02。

とても良く出来たグッズだと思います。

正直、リアル等身のキン肉マンアクションフィギュアを手頃な値段で欲しいとも思いますが、キン肉マンという作品を語る上で外せない、作品を代表するアイテムが「キンケシ」ですから、そのアイテムのフルアクション化というのは話題性も抜群ですね。

キンケシとしての超人の立ち姿のカッコよさも、ワザケシの作中活躍の再現も、これ一つで出来てしまうアイテムというのは素晴らしいと思います。


年1回のペースでも良いので、このまま是非シリーズを続けて欲しいですね。

ビック・ザ・武道なんて、1個リリースしたら、ストロング・ザ・武道にも出来るし、超神の「発心の鎧」としてリヴァイアサンにもなるし、めちゃめちゃファンは嬉しいと思うんですよね。

エクストラパーツの頭部は、ザ・マンを付けるか、ネプチューンキングを付けるかで揉めると思いますが・・・


とりあえず、第一弾の時に次弾予想で上げたのが
ラーメンマン(モンゴルマン頭部付き)
ウォーズマン(ベアクロー版ハンドパーツ付き)
バッファローマン(角折頭部付き)
ブロッケンJr(手刀パーツ付き)

で、2分の1で予想が当たりました。

なので、第三弾の個人的予想は、外れたラーメンマンとブロッケンJrはそのまま入れるとして、あと2体・・・

・キン肉マンソルジャー(アタル)マッスルスパーク用エクストラパーツ付き
・ネプチューンマン(ケンカマン頭部付き)

この予想で行きたいと思います!


















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BANDAI キンケシ フルアクションスペシャル02 その1

2023-09-18 09:46:44 | チープトイ







第一弾の発売が昨年11月。

そこから、翌年には第二弾のニュースが出て

ようやく店頭販売されました。



いやー、最初にニュースリリースされた時にはオンライン限定なのかと思ってましたが、無事に実物購入できました。

という訳で「キンケシフルアクションスペシャル02」のレビューです。







キンケシフルアクションスペシャル02、今回のラインナップは4種。

キャラクターごとにカプセルの色が違うので、どれが当たったかすぐに分かるようになっています。

赤カプセル→キン肉マン
白カプセル→キン肉マングレート
緑カプセル→バッファローマン
黄カプセル→ウォーズマン

カラーバリエーションはペールオレンジと黒になっています。










カプセルの中身は01の時と変わらず。

説明書に使われている写真も第一弾のまま。

「キンケシ」ですが、自分で組立が必要です。

ランナー付きのパーツはプラ製。

それ以外の手足や頭はPVC製です。










01、02とかなりの数を組み立ててきたので、個人的な組み立ての「コツ」を書いておきます。

まあ、大したことではありませんが・・・

このキンケシフルアクションスペシャル、手足の左右の組間違いが割と多く見受けられます。

写真は腕の組立に使うパーツ一覧。

ランナーからどのパーツを切り出すか、微妙に分かりにくいのですが、間違えないコツはランナーの裏表を確認する事です。

写真のようにパーツの凸部分が多い側を表にして、説明書を確認すると間違えにくくなります。









今回、02を組んでみて思ったのは、01よりも関節が渋くなっているように感じます。

特に関節パーツの軸がはめにくくなっています。

そんな時には素手で無理に力を入れず、ラジオペンチなどを使い、ゆっくり力をかけてあげると良いです。

もちろん、変な方向に曲がったままだと軸やパーツ自体が割れてしまうので、様子を見ながらゆっくり入れて下さい。










前腕部分は、ただの軸ではなく左右判別のための突起が出ています。

前腕パーツの溝と合わせてあげると、自然ときれいにパーツ装着が出来ます。

また、たまに肩関節の軸ピンパーツが穴に入りにくい時がありますが、そんな時には腕側に付ける円盤状の関節パーツの表裏を逆にしてみたりすると、穴の位置が調節できることもあります。










こちらは足の組立パーツ一覧。

腕以上に細かいパーツが多いので、慎重に組んでいきましょう。








足の組立のキモは、この膝の二重関節パーツ。

左右を判別するには肉抜き穴を確認しましょう。

肉抜き穴が内側に来るのが正解です。

ここも組み立てにくいので、ラジオペンチでパーツを挟み込んで組み立てます。









次に苦労するポイントが、足首のボールジョイント。

ここは正直、力任せに押し込むしかありませんが、パーツが小さかったり、膝関節がフニャフニャ曲がるせいで押し込む力がうまく掛けられない事も。

自分がやっているのは、腿のパーツと膝の皿パーツを取り付ける前に、脛パーツだけを軸に通した状態で足首パーツを押し込んでいます。

そうしないと、足首を押し込んでグイっと力を掛けた時に、弾みで他のパーツを飛ばしてしまうことが有るからです。

特に、膝の皿パーツはとても小さいので、ポーンと飛ばしてしまうと、探すのに本当に苦労します・・・


・・・どうせ皆さんの作業スペースの周りだって物に溢れててパーツ探しは地獄でしょ?










胴体部分はさほど苦労することなく、サクサク組めると思います。

もちろん、ガチャガチャ商品なので、多少精度が悪く組みにくい個体もあったりしますが、カッターナイフなどで調整すれば大丈夫なレベルです。

ただ、首の軸は02でよりハマりにくい印象ですね。

ここは慎重に力を込めるポイントです。








また、肩関節のジョイントが本体にハマりにくいときがあります。

このジョイントはボール状になっていて、胴体側の受けにきちんとハマると「パチン」とハマる感触が伝わります。

組み難さを回避するため、自分は胴体の外側パーツをハメる前に、フレームに先に腕を付けてしまいます。

フレームだけの方が力を込めやすく感じるからです。










こうして完成しました!!

02版のキン肉マンです!

手は握りこぶしと平手の二種類。

また、01と同じようにエクストラパーツとして首角度を変えられるパーツが付属します。










01のキン肉マンとの比較。

上半身は全て新しくなっていますね。

02はキン肉王族戦闘スタイルバージョンです。

うーん、フェイスマスク上がってるバージョンの顔も欲しくなるなぁ









ボディパーツの形だけでなく、腕もちゃんと半袖モールドが掘られています。

顔の表情は今回は歯を食いしばった激闘バージョンとも呼べる顔です。













続いてはキン肉マングレート。

特徴的なパンタロンスタイルがしっかり表現されています。

エキストラパーツに腰の角度変更用パーツが付いています。









グレートと言えば、超人タッグトーナメント。

第一戦で、ブラックホールの攻撃を鮮やかにローリングソバットで止め、追撃のバイシクルキック(作中ではマーシャルアーツキック)を決める一連のムーブで「只物ではない」という注目を浴びたシーン。

・・・ブラックホールの代わりにロビンマスクに犠牲になって貰っていますが・・・








そして01のテリーマンと頭部を交換すれば、2代目グレートの正体ゴッコも出来ます。

まあ、戦闘シーンの再現だけだと、初代も2代目も区別ないですけど。






そして、2代目グレートと言えばテキサスコンドルキック。

こちらは腰曲げのエクストラパーツを使って角度調整しています。










グレートとキン肉マンの2体がラインナップされているので、当然、ファンとしてはマッスルブラザーズ遊びがしたくなりますよね。

しかし、超人タッグトーナメントシリーズでのキン肉マンは白いタンクトップのコスチュームです。








そこで、グレートとキン肉マンの上半身をバラして・・・






キン肉マンにグレートの上半身を付けると、超人タッグトーナメントバージョンの完成です!

まあ、残りパーツで不思議超人1体が誕生してしまいますが・・・







もちろん、この手法は01のキン肉マンでも作れます。

まあ、このためにグレートが2体必要になってしまうんですけどね・・・

しかも色をちゃんと統一するとなると、ダブりの確立ハードルがめっちゃ上がっちゃうんですけどね。









これで完全なマッスルブラザーズが完成します!



さて、残りのバッファローマン、ウォーズマンは次回にレビューします。

01の時もあっという間に店頭から消えたし、02もかなり人気あるので気になる方は早めに買った方が良いと思いますよ!























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BANDAI ミニプラ シュゴッド合体シリーズ03 タランチュラナイト&ガーディアンウエポンズ セット PART2

2023-09-09 00:48:06 | 特撮


前回の記事からの続きになります。

キングオージャー本体のオプションパーツ、ガーディアンウエポン4体のレビューが終わり、ようやくタランチュラナイトのレビューです。







あ、冠パーツ付け忘れてる・・・

最初の発表時から、ロボファンの心を掴みまくったタランチュラナイト。

戦隊シリーズとは思えない細身でスタイリッシュなプロポーションは、むしろTFにも近いデザインです。


正直、歴代の戦隊ロボの美しさ(デザインの良さ)で個人ランキングNo.2です!
※No.1はマジキング









DX玩具との一番の違いは、この副腕の先部分。

ミニプラでは金色の爪パーツが主腕と同じような細いパーツになっており、先端部分には拳パーツをはめ込むことが出来るようになっています。








これを活かすと、本来は肩の装飾部分に使われる副腕を、主腕と入れ替えたり、両方を活かして4本腕にする事も出来ます。

拳の色を統一したかったので、キングオージャーの拳パーツと、オプションの穴ナシ拳パーツを付けてみました。

ボクシンググローブっぽい感じで、一気にパンチ連打なロボ風になります。








いきなり脱線ですが、逆にタランチュラナイトの黒い拳パーツをキングオージャーに付けてみました。

違和感ないですし、むしろちょっと落ち着いた雰囲気のあるロボに見えます。









主腕、副腕の前腕部分は、共通のレール構造になっているので、各種ガーディアンウエポンやゴッドテントウを取り付ける事が出来ます。

四体のガーディアンウエポンをフル装備させてみました。








また、タランチュラナイトは足のスネ部分もこのレールが付いており、ここにもガーディアンウエポンなどを取り付け出来ます。

ただし、腕に比べると太ももや足首パーツなど干渉する部分が大きいので、スネイルガトリングの取り付けが出来ません。












ゴッドタランチュラ形態。

人型から節足類へ見事に形を変えています。

あ、これも冠パーツ外したままだ・・・








ガラリとシルエットが変わりますが、変形機能自体は非常にシンプル。

それを利用すると、このように上半身のみロボという中間形態にする事も可能です。









ロボ時の腕、タランチュラ形態での脚は、関節も多く、さまざまなポージングが可能です。

クモのお尻部分「タランチュラバスター」も付け根部分から大きく前後に可動します。








スパイダークモノス、ゴッドタランチュラと言えば、やはり劇中で印象的なのは「糸」

映像では比較的まっすぐで均一な太さの糸を出していましたが、イメージ的にはちょっとデコボコしていたり、毛羽立ったったりしていた方がそれらしいと思います。

で、ちょうど焚き火道具の中にあった麻紐を見てみたら、雰囲気が良かったのでゴッドタランチュラに付けてみました。

タランチュラバスターの銃口部分をピンバイスで穴を開け、そこに木工用ボンドを染み込ませて硬くした麻紐をさしています。







レジェンドシュゴッド三体を使って、本編13話のシーンを再現!

13話では、まだゴッドタランチュラも変形せず、糸で操った三大守護神と共に去ってしまいました。









そこで「もしあの時のバグナラクがゲロウジームではなく、もっと強敵だったら?」と想定し、勝手に新たなタランチュラナイトの姿を考えてみました。

名付けて「レジェンドタランチュラナイト」







X(Twitter)を見ていると、やはり同じネタを考える人は多いみたいですが、ゴッドホッパーの取り付け位置に悩まれる方が多いようです。

自分の場合、ゴッドクモとの接続用の穴にホッパーの脚を刺し、本来の脚との接続用のポッチをタランチュラナイトの副腕先端部分に差し込みました。

角度を調整する事で、背中にウイングが付いたように見えます。









ゴッドホッパーの脚部と、タランチュラナイトの副腕の爪部分を揃える事で背面にも纏まりが出てきます。

もともとタランチュラナイトも白ベースに黒金なので、レジェンドシュゴッドのカラーリングとも相性がバッチリですね。









それでは、14体合体に挑みたいと思います!!

こうしてみると各シュゴッド、ホント大きさはバラバラですね・・・











基本は、レジェンドキングオージャーにタランチュラナイトが合体するスタイルです。

なので、上の写真でシュゴットをバラバラにしましたが、これは気分の問題だけです。









そうそう

ほぼ手を入れていないタランチュラナイトですが、2か所だけ加工しています。

一つは既出のタランチュラバスター銃口の開口。

もう一つが、カカトの銃口の開口です。

ここは穴を開ける事が最初から想定されているのか、裏側がうまく小部屋のように仕切られており、空いた穴から内部構造が見えにくい様になっています。

この小部屋部分を艶消し黒で塗装しておくと、劇中イメージに近い穴になります。


ちなみに、ゴッドカブトの銃口も開けているんですが、こちらはそもそも成形色が黒なので、何もしなくても内側が目立つことがありません。











という訳で、タランチュラナイトが逆立ちするような格好でレジェンドキングオージャーの背中にくっついて「エクストリームキングオージャー」になります。

こちらは本編17話で搭乗した、ジェラミー・ブラシエリがクモ糸で強制的に合体したバージョン。

単純に冠パーツ付けていないだけですけどね。









横から見ると良く分かりますが、ロボの背中に丸々と1体ロボを背負い、さらにそこに長い剣も付けているので、重心が後ろに持って行かれます。

バランスを取れば自立はギリギリ可能ですが、公式では付属のスタンドを使うように書かれています。










またちょっと脇道にそれますが、このスタンドについても書いておきます。

土台に対して支柱が2本付いています。

この2本を組み合わせる事で、様々なシチュエーションでもスタンドとして支える事が出来るようになっています。








支柱はジョイントで繋げることで、長さの調節を行います。

ジョイントのポッチは1個ではなく縦に2個並んでいるので、接続後に不用意に軸回転してしまう事を防いでいます。







先端部分には90度の角度で二つのジョイントが付いている接続パーツがあります。

この飛び出している二つのジョイントは、それぞれ直径が違うので、利用時には注意が必要です。








スタンドを使った例。

ガーディアンシケイダーを飛行状態で飾っています。

これは細い方のジョイントで接続されています。








支柱に多数開けられている穴は、本体ジョイントでも多用されている太さなので、このように不要パーツの保持スタンドとして置くことも可能です。

まあ、流石に全部のパーツを付ける事は出来ないので、使い勝手が良いか?と言われると微妙ですね。








エクストリームキングオージャーの頭部。

左はキングオージャー本体の頭部にタランチュラバスターの冠パーツをかぶせた物。

これだと、キングオージャーの顔部分がパーツの厚み分奥に行ってしまうため、暗くて見難くなってしまいます。

そこで、右の「見栄え用パーツ」というのが付属しており、こちらをマスクのように被せる事で顔が良く見えるようになります。









冠パーツも装着状態にして、ようやく正規の「エクストリームキングオージャー」が完成します!

すごいボリューム!

そして崩れる!









実際にロボ状態での顔パーツ比較。

この辺は好みの問題ですけど、こういうボーナスパーツが付属するのは嬉しいですね。

ちなみに見栄え用パーツの塗り分けがノーマルと違うのは、そもそも頭部がメチャメチャ小さいので、メリハリある塗り分けにしないと目立たないと気付いたからです。









背面から。

タランチュラナイトが丸々付いているし、さらにそこにゴッドトンボが丸々付くので、見た目も重さも大変な事になっています。

最初にキングオージャーを組み立てた時には、各関節が渋いと思っていましたが、さすがにこの形態では膝関節と股関節はちょっとの衝撃で崩れますね。








スタンド無しでも、頑張れば素立ち以外のポーズも取れます。

が、ただでさえ膨大な可動部分の調整があり、そこに更に立たせるバランス取りが来るので「構えて立たせる」という行為だけで相当な時間が取られます。

重量バランスとして立たせる事が出来ても、ポージングとしてカッコよくないとか、装飾系のパーツが曲がってるとか・・・










バンダイのキャンディブログに出ておりますが、ゴッドクワガタのオプションの大型翅を使い、裏側のジョイントを使うと「オージャフィニッシュ」風のポーズも取れます。

タランチュラナイトの副腕を差し込むジョイントを使って本体に取り付けるため、副腕2本は余剰パーツになりますし、タランチュラバスターは両手持ち出来ないので、拳の上に乗せているだけになりますけど。




と、ここまでが本来のセットの内容と、それを使った遊び方です。


しかし、シュゴッド合体シリーズが01から03まで揃っていれば、劇中や公式とは違う様々な遊び方が出来ます。








現在発売されている王様戦隊キングオージャーのミニプラで18体のシュゴッドが揃います。

せっかくなので全部合体させちゃいましょう!








とは言え、14体合体のエクストリームキングオージャーにガーディアンウエポン4体が付くので、どちらかというと「武装」ですね。

もちろん重量バランスはさらに悪くなります。









ここまでゴチャゴチャと装飾が付くと、あちこちが干渉してポージングもマトモにとれません。

とりあえず、取り回しの悪いゴッドカブトを、タランチュラナイトの脚につけて肩キャノン風にしてみました。








キングオージャーとタランチュラナイトの合体には、レジェンドシュゴットを介さないので、逆にレジェンドシュゴッドを省いた合体形態も可能です。

戦隊の基本に従うと6人目の戦士ロボとの合体は「スーパー合体」なので、「スーパーキングオージャー」という名称になりそうですね。










ガーディアンウエポンの4体をキングオージャーに装着したパターン。

ピードチェーンソーはシュゴットソードに体を伸ばしたまま取り付ける事で、巨大なチェンソーブレードに見立てています。








キングオージャーにタランチュラナイトが合体するという事は、逆もまた然り。

という事で、タランチュラナイトにゴッドクワガタだけを装着してみました。

ゴッドクワガタの後ろ脚→キングオージャーの腕は、肩ブロックまで使って伸ばすとかなりの長さになるので、タランチュラナイトの胴体の厚みを超えて前に腕を出すことが出来ます。

タランチュラナイトの副腕にも拳パーツを付けると、6本腕のタランチュラナイトにする事が出来ます。

名付けて「タランチュラナイト アシュラ」









レジェンドタランチュラナイトの状態でもゴッドクワガタを背負う事が出来ます。

さしずめ「エクストリームタランチュラナイト」ですね。











ゴッドクワガタだけでなく、キングオージャー丸ごとタランチュラナイトに背負わせられないか試行錯誤した結果、このケンタウロス形態が良い感じになりました。

ケンタウロス形態はロボットのパワーアップのお約束ですが、戦隊でもウルケンタウロスとかガオケンタウロスでお馴染みですね。









ゴッドクワガタのオプションパーツのデカ翅は、ホントに使い勝手が良いですね。

ケンタウロス形態でも、デカ翅を使うと後ろがすっきり見えるので重宝します。


ちなみにこの形態、キングオージャー側に余剰パーツが出ていまして、腰に付くゴッドクモと、ゴッドトンボの上半分(頭と翅、胸部)が余ってしまっています・・・

余剰パーツの他、クワガタの脚とかロボ腕を工夫すれば、ペガサスバージョンとかも出来るかも知れませんが、ゴチャゴチャになるのも嫌なのでこのままにしておきます。









四つ足なので安定感はもちろん高いのですが、もともと合体重量にギリギリ耐えられる程度にはキングオージャーの脚関節もシッカリしているので、このように「棹立ち」ポーズでも自立可能です。










一通り、ゴチャゴチャと組み替えて遊ぶと、基本のシンプルなロボのカッコよさを再確認してしまうのもお約束ですね。







10体合体 キングオージャー
 ↓



三大守護神レジェンドシュゴッドと合体

13体合体 レジェンドキングオージャー
 ↓



更にゴッドタランチュラと合体

14体合体 エクストリームキングオージャー



ご存じの通り、この後にはキングコーカサスカブトとも合体してゴッドキングオージャーになる訳ですね。

10月のミニプラ発売が楽しみです。


楽しみだけど、自立はもう無理なんだろうなぁ。

DX玩具版では、タランチュラの爪をキングオージャーの膝裏に差し込む事で関節を殺して固定するらしいのですが、ミニプラでは構造としてそれが出来ないんですよね。

それに、既に情報が出ていますが、キョウリュウジンとの合体もするらしいですが・・・まさかミニプラキョウリュウジンもリメイクで出すのかな・・・?

何より、まだ本編も半分しか進んでいない事を考えると、この先にどんなロボ、強化形態が出てくるか分からないのが恐ろしくも楽しみです。

・・・たのむから1号ロボと絡みのない別ロボを後半主力にしないで欲しいなぁ。

マジレンの時の互換性あるロボデザインにわくわくしてたのに、最後にマジレジェンドでガッカリしたり

ボウケンで10体合体アルディメットダイボウケンが出てサイレンビルダーとも絡んだ合体を期待してたらダイボイジャーが出たり

覇王シュリケンジンの後でゲキアツダイオーとか、ちょいちょい「え、そう来ちゃうの?」っていうロボが出てきますからねぇ

もう、一気に30体合体とかまでやっても良いんですよ?

















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BANDAI ミニプラ シュゴッド合体シリーズ03 タランチュラナイト&ガーディアンウエポンズ セット PART1

2023-09-06 19:40:53 | 特撮









買ってからチマチマと作ったり塗ったり遊んだりで

ようやく記事にまとめ・・・られない!


今回はタイトルも長いけど記事も長いので分割してアップです。

とにかくプレイバリューがハンパない!




「ミニプラ シュゴッド合体シリーズ03 タランチュラナイト&ガーディアンウエポンズ セット」

発売日を逃し、セット箱難民になるところでしたが、どうにかネット販売で入手。

シリーズ01、02をセット箱で購入してしまうと、縛りというか、呪いみたいに「次もセット箱で買わなければ!」と思ってしまいます。

バラ箱だったらフラゲ出来るチャンスがあったんですけどね。









外箱のデザインがカッコいいし、なんとなく満足感あるので買い集めていますが、中身は普通のバラ箱がセットになっているだけです。

この辺はいつもと同じですね。










全6種のうち、①~③の3箱を組み立てるとタランチュラナイトが完成します。

そもそも、コイツが欲しくてミニプラを買い出したので、ようやく念願叶いました。









変形するとシュゴッドのゴッドタランチュラに。

いや、まあ、コイツは人気だし他のサイトでも詳しく取り上げるだろうから、別にいいんです。




他の部分の説明に行きましょう!




王様戦隊キングオージャーの劇中で見ると、キングオージャーの着ぐるみは割と強めのスミ入れがなされています。

しかし、見た目には色鮮やかで活躍時にもスミ入れは気になりません。

そんな雰囲気を再現するため、最初にミニプラキングオージャー作る時にも行った塗装「クリアーカラーでスミ入れしてチョットだけ情報量を上げる」というのをやってみました。

分かりにくいかも知れませんが、右のクワガタの羽がクリアーレッドでスミ入れ(とは言ってもハミ出ようが一部塗り潰ししようがお構いなしですが)で、左はノーマルのままです。

右のほうが僅かに凹凸が強調されています。








今回のセット箱には、キングオージャー本体のプロポーションを改善するための多数のオプションパーツが入っています。

こちらはゴッドクワガタの上翅部分。

シュゴット時の見栄えを優先した大型サイズと、キングオージャー時の着ぐるみなどに合わせた小型サイズが付属しています。

もともとの中間サイズと合わせ、大中小の三サイズが揃います。









小サイズをキングオージャーに取り付けた所。

ちょっと上側の胴体部分の装甲に重なるように取り付けます。

翅を閉じる事が出来なくなるので、これでシュゴットモードにするととても残念な姿になります。








ゴッドクワガタに大型サイズの翅を取り付けたところです。

まあ、確かに虫らしさが増しますね。

個人的にはロボットモードでもこの大型サイズを取り付けているのが、迫力あって良い感じに思えます。









胸に取り付けるゴッドクモの脚部分は、ゴッドホッパーとの合体用ジョイントが無く、かつ脚にくり抜き穴が設けられています。

確かに劇中の姿にはそっくりですが、レジェンドシュゴットとの合体の際に、毎回取り換えなければならなくなるので煩わしくなってしまいます。










ゴッドパピヨンには、剣モードの見栄えを優先した小型羽がオプションパーツとして用意されています。

左側の翅がオプションパーツ、右側の翅がもともとのオリジナル。










そのまま交換用パーツにするのもツマラナイので、全体的に外側が薄くなるように厚みをカットしました。

根本、というかジョイント側まで削り込むと強度に不安が残るので、端に向かって斜めに削っています。


まあ、あんまり見た目の変化が無かったんですが・・・自己満足の世界ですね。










変わるのは翅の大きさだけなので、そのままキングオージャーの頭部を戻し、シュゴッドモードにも出来ます。

ただ、やっぱり残念なのは、頭部のツノの外側ラインと、後翅のラインがピッタリに合わない事。









雑コラ画像ですが、翅の位置を変えてみました。

胴体と翅を繋げるジョイントが丸ごと無くなると、ぴったりとキングオージャー頭部の外側ラインと、翅のフチのラインがピッタリと合いますね。


うーん、このジョイントを強度保ったまま小型化するのは流石に俺の技術じゃ厳しいなぁ・・・








この他にも、武器保持用の穴の開いていない握り拳パーツも付いています。

元々のオプションパーツの開き手も合わせると、かなりの数のオプションパーツになりますね。

ただの劇中再現というだけでなく、各自の好みに合わせてパーツ変更できる自由があるので、あれこれ組み合わせて遊んでいるとこれだけで相当な時間泥棒を食らいます。






そして、今回のラインナップでようやく登場したガーディアンウエポン達!






こちら、ガーディアンスネイル。

一度組立終わった後、じっくり見ていると無性に金属色を塗りたくなり、オリジナルカラーになっております・・・

これに限らずですが、キングオージャーのメカは、設定上彩色されていないけど、めちゃめちゃ細かいメカモールドがあちこちに入ってるんですよね。

ちょっとガンマカで塗るだけでカッコよさが倍増するので、設定通りのカラーにするべきか、このガーディアンスネイルみたいに欲望のまま塗りたくるか、全部のシュゴッドで悩みます。







背中の背負い物を90度変える事で、スネイルガトリングになります。

個人的にバレル4本をまとめる円形状パーツと本体との隙間から見える金色に塗ったバレルがチラ見するのがお気に入り。

やっぱり、ガトリングのバレルは金属色じゃないとね!







実際にキングオージャーの腕部に付けてみると、意外と前後というか、全長が思っていたより長いですね。

取り付ける位置によっては、肘関節とガーディアンスネイルの頭部が干渉して関節可動が死んでしまいます。

まあ、それを防ぐとなるとゴッドテントウ並みの小ささになってしまうのでしょうが・・・











続いてはガーディアンローリング。

もう、見たまんま「ダンゴムシ」ですね。

一般的に虫類の嫌悪感を誘発する腹側の足を再現しなかったのは正解だと思います。

しかし、英語でダンゴムシはロリーポリー(太っちょと言う意味もあるとか)が俗称なのですが、団子→ローリングなんですね。








別パーツの鎖パーツを取り付けて、ローリングハンマーになります。

いやぁ、こういう武骨な武器、大好きです!

・・・昔ガンダムカードビルダーでGMにガンダムハンマー装備で遊びまくってたのを思い出すなぁ。










こちらも、そのままでは少々寂しかったので、少しだけ色を塗ってみました。

主に、鎖部分を金属色にしていますが、本体にも「ハゲチョロ」風の塗装と、ドライブラシをしています。

もっと汚しても良かったかなぁ。

ちなみに、DX玩具版では鎖も細い金属で、ダンゴムシの腹部に収納できるんですね。










ミニプラの鎖は輪が三個つながった状態で1パーツになっており、それを連結させて作ります。

しなり具合などは輪三個でも自然な感じですね。

鎖が太いと迫力は出るので、収納ギミックを無くしてもこっちが正解だと思います。

セットに付属のスタンドを使うと、これまた様々なアクションポーズが取れます。












もちろん、両方同時に装備も可能。

まあ、スネイルガトリングを取り付けるとゴッドテントウが余剰になってしまうのですが・・・

シュゴッドソードに取り付けておけば良いんでしょうね。








続いてはガーディアンシケイダー。

ゴッドタランチュラが連れてきたガーディアンウエポンですね。

こちらはあまりアレンジせずに塗装。

本来の緑色より地味な薄緑なのは、たまたま手元にあった塗料がこの色だったから。

他はガンマカのメッキシルバーでポイント塗装してるくらいですね。





翅をぐるっと前方に回すことで、シケイダーブレードに。

ミニプラを作って初めて構造を理解したんですが、複眼部分が回転軸になっているんですね。

てっきり翅だけ回転させているのかと思っていたのでビックリです。









変形させたシケイダーブレードは、説明書ではシュゴッドソードに取り付ける方法が書かれています。

この形態は劇中には登場していないですよね?

バンダイのスタッフブログではシュゴットトライデントと呼ばれていました。

もちろん正式名称じゃないでしょうけど。









キングオージャーの腕部にも取り付け可能ですが、やはりこちらも位置によって他パーツと干渉します。

また、名称は「ブレード」ですが、武器種としては「クロー」と言われています。

でも、刃が付いてるのは、おそらく翅の外側のフチですよね?

上下逆にした方が武器としては効果的?









キングオージャーの場合だと、そもそもシュゴッドソードという近接武器が標準装備なので、こうした近接武器はあまり装備するメリットは無いかもしれませんね。









こちらはガーディアンピード。

ムカデ=センチピードだからピードなんですね。

ムカデというより、電車っぽい雰囲気です。

こちらは本体の成形色が紺色なのですが、頭部だけがまるまる銀色の成形色になっており、本来はシールで色を再現するようになっていました。

頭部だけ塗装しても、本体との一体感が無くなってしまうので、全体を塗装して質感統一しています。










細長い本体をUの字型に曲げるとピードチェーンソーの完成です。

ロボットの武器としてチェンソーはよく見られますが、エンジンブロックまである手持ち武器としては珍しいかも知れませんね。

とは言え、

出ているレバー(?)はグリップなのか、ブレーキなのか?とか

この形で刃が回転すると、どのように刃が一周するのか?とか

チェンソーを日常でも使う自分には、ちょっと理解できない部分ばかり。









しかもそれを前腕固定で使うなんて、危険が危なすぎる!!








本体のエンジンブロックから出ているレバーは、なぜか左右それぞれで分割されているので、それを活用すると、なんとなくチェンソーを使っているようなポージングは出来ます。

まあ、かなり無理矢理に腕を曲げて両手持ちにしているので、長時間これで飾るのには無理がありますね。









ガーディアンシケイダーとガーディアンピードは、やはりタランチュラナイトに装備させた方がしっくりきますね。

いや、取付時に関節と干渉するのとか、解決はされないのですが・・・

標準武器が銃型のタランチュラナイトには、近接武器のサポートが似合います。









タランチュラナイトにも、チェンソーをちゃんと持たせてみました。

キングオージャーよりは肩幅の違いのせいか、しっかり持たせられました。


ちなみにピードチェーンソーの、この裏側からの写真ってあまり出回らないですよね?

こっちの、本体(エンジンブロック)とガイドバーの色が違う方が、チェンソーに見慣れている自分としてはしっくり来るんですけどね。









キングオージャーの放送当初、シュゴットソウルが他アイテムとの連動ギミックのない安価商品と聞き、きっとこのロボット武装用小型アイテムが山ほど出るんだろうなぁ、と思っていました。

しかし、放送前半が終了して、リリースされたのはこの4種(正確にはガーディアンヘラクレスもあるので5種)だけと言うのが意外です。

また、劇中で初回登場時くらいしか活躍の場がない影の薄いアイテムだと思っていたのですが、ゴッドキングオージャーへの合体で、全部のガーディアンにも操縦席がある事が分かり、ちょっと魅力が増しましたね。







ようやく、オプションパーツとガーディアンウエポンについてのレビューが終わりました・・・

最初のキングオージャーセットだけでも楽しめましたし、レジェンドシュゴットセットも合わせて、さらなる武装合体も楽しめました。

しかし、今回のセットを加えた事による遊びの広がりは本当にすごいです。

さて残り、肝心のタランチュラナイトと14体合体については、次回にしたいと思います。






















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BANDAI ユニトロボーン カクタストータス

2023-08-26 09:25:46 | ロボット玩具




初期のシリーズを購入し、それ以降はイマイチ手が出なかった「ユニトロボーン」

ぶっちゃけ、マシンロボの看板出されたら、こっちだって期待と希望を持ってしまう訳ですよ。

いくら「アリエナイ合体」がテーマとは言え、合体後はカッコいい人型ロボになるんじゃないか?とか、そのうちダブルマシンロボみたいに乗物二種合体になるんじゃないか?とか・・・

個人的には微妙な商品が続いていたんですが、ようやく人型ロボも増えてきたようです。







で、個人的好みにドンピシャでハマるロボが出たので「カクタストータス」を購入。

まあ、たまたま安く売ってるのを見つけたからという理由もありますが・・・







「カクタス」→「サボテン」
「トータス」→「リクガメ」

ユニトロボーンの名前は、シンプルに合体する二つのモチーフの名前をくっつけているだけですが、今回の二つがつながるとまるで韻を踏んでいるかのような響きになり、非常に語感が良いです。

この柱タイプのサボテンと言えば、テキサスやメキシコの荒野に生殖しているイメージです。

そして、リクガメはサボテンを食べる種類もいるし(この柱タイプのサボテンは食べないけど)何よりメキシコリクガメという種類もいるくらいなので、二つのモチーフが、テキサス&メキシコなイメージで統一されています。







リクガメなのですが、一般的な亀のイメージに合わせているのか、カラーリングは緑系にされていますね。

茶色系の方がリクガメっぽい雰囲気が出たのに・・・







尻尾の造形はありませんが、甲羅の模様はちゃんとディティールで再現されています。

これはリペイントしたら結構良さそうですね。

まあ、全体のカラーバランスとかギミックによる塗装剥がれとか気にする必要があると思いますが・・・









塗装はシンプルですが、顔の作りはかなりリアルです。

担当者はカメ好きなんでしょうか?

一方で、脚の鱗はちょっとあっさり目。

まあ、複雑にしたらパーツの抜けが悪くなりそうな場所だから仕方ないかもしれませんね。









サボテンはリアルさを出しつつも、ちょっとカートゥーンチックな造形。

一般的にイメージしやすい腕が出ているようなサボテンを再現しています。







全体的に分割線が目立ってしまうのはギミック上、仕方ありませんが、土台部分のゴチャ付きはもう少しスマートにして欲しかったかなと思います。









ユニトロボーンのシリーズ共通の合体ジョイント。

リクガメは甲羅頂点部分、サボテンは土台底面にあります。









ジョイントの凹凸を合わせて合体させると、自動的に一部が展開します。

カクタストータスの場合
・カメの首と基部パーツが曲がり、中のロボット頭部が現れる。
・カメ甲羅内部に折り畳まれていたロボットの下半身が展開する。
・サボテンが分割し左右に開く。
というギミックになります。

これ以後の変形は手動での調整になります。








主に腕部を手動で調整し、ロボットの完成!

リクガメ&サボテンというテクスメクスなモチーフからガンマンロボが誕生します。

テンガロンハットとリボルバーがウエスタンな雰囲気を出しており、変形前から変形後まで統一感のあるモチーフで纏められています。








可動はほぼ無く、一応、腕の付け根と肘関節が動くのみ。

ただし、肩になっているサボテン本体が斜め後ろ側に伸びている特殊な形状のため、腕も思ったような角度にする事が出来ません。








頭部アップ。

目の部分はこれまたシリーズ共通での音符マークをいじった形になっています。

ちなみにこの手のロボのお約束ですが、頭部は前半分側しかありません。

後頭部はスッカスカです。









カメの甲羅がそのままロボの胴体を構成しているので、かなりの太鼓腹。

ただ、カラフルな色合いの印象から、デブキャラというよりはSDキャラのようなディフォルメ体型に見えるので、そこまで気になりません。

胸部中央や下半身には、これまたシリーズ共通のイコライザー風グラフィックがシールで貼られています。









肩から腕部。

腕の先にはリボルバー拳銃がディティールされています。

このシルバー塗装が非常にキレイで質感が良いです。

それだけに、目立つ部分にビス穴が来ているのが非常に残念ですね。

サボテンの内側は強度確保用のリブがありますが、丸い形の独特なリブも含めてうまくティティール風に見せています。









背中部分。

カメの甲羅の内側に、下半身が丸々入っていたため、変形後はそのスペースががら空きになっています。

まるでカメが抱きつこうとしているかのようなポーズで、なんともシュールな姿に。










所有しているユニトロボーンで人型ロボなのがブルドーザーバーガーだけなので、そちらとの比較。

こうしてみるとブルドーザーバーガーはプロポーションがメチャクチャ良いですね!









共通の合体ジョイントを使っているので、メーカー側も組み換え遊びを推奨していますが、はっきり言ってこれは遊び難いです。

ロボットごとにより、二つの合体モチーフが対応するロボットの部位がバラバラなので、取り換えても訳の分からない形にしかなりません。

また、各ロボットの変形ギミックによっては、二つを合体させたくてもパーツが干渉して合体出来ない組み合わせもあります。

まあ、なんだかワケの分からない形になるっていうのは子供にはウケそうですが・・・

最近発売されたマグロスシファイヤーエンジン、スーパーカーステーキ、そして初期のメインアイテムであるアップルロブスターは、キレイに上半身、下半身で合体分割がされているため、入れ替え合体しても破綻しないようですね。








比較的低価格で手に入るロボット玩具だし、なによりマシンロボシリーズという事で、今後も大いに期待したいのですが・・・

なかなか個人的な好みに合う商品が出ないですね。



そんな中でも、今回のカクタストータスは、ウエスタン好きの自分には「刺さる」アイテムで買わずには居られませんでした。

今後も、こうしたモチーフに統一感のあるロボットをリリースして欲しいですね!




















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BANDAI 最強王図鑑 最強王バトルソフビ レヴィアタン

2023-08-23 06:34:58 | 知育玩具







小学生を中心に、今、非常に人気を博している(らしい)学研の「最強王図鑑」シリーズ。

恐竜とか、神話とかテーマを決めて紙面上でのトーナメントバトルをするという「そりゃ男児好きだわ」となるシリーズ。

「一番強いのは誰だ」という疑問は男児なら必ずと言っていいほど自然に抱く疑問ですね。


ん~、確かに書店でもいっぱい並べられてるもんなぁ。


そんな人気シリーズ書籍が、BANDAIからカードゲームとしてリリース。

と、同時に、なんとソフビフィギュアもリリースされました。








とりあえずリリースされた中から、お試しとして購入したのがこちらの「レヴィアタン」

ソフビ本体にタグが付いている仕様は、ウルトラ怪獣ソフビと同じですね。







このタグは両面印刷されており、切り取る事でそのままカードバトルに使えるプロモーションカードになっています。








~レヴィアタンの肉体は力強く体格に優れ、心臓は石のように硬く、腹は陶器の破片を並べたようで、背中には盾のような鱗が密に並んでいる。
口には恐ろしい歯が生えており、くしゃみをすると光を放ち、その両目は朝日のよう。
口からは炎が噴き出し、鼻からは煙を吹き、その息は炭に火を点ける。
海を鍋のように沸かし、深い淵を白い髪のような光の筋を残しながら泳ぐ。
どんな武器もレヴィアタンを貫けず傷つけることが出来ない。
地の上にそれに並ぶものは他になく、恐れというものを知らない。
何者もレヴィアタンと戦いそれを屈服させることは出来ず、見るだけで戦意を失うほどである~
『ヨブ記』41章






レヴィアタン=リヴァイアサンと認識していましたが、この辺はどの文献からどのように解釈するかで大きく変わる部分ですね。

海の魔物(神獣)のイメージが強かったんですが、最強王図鑑では違う解釈のようですね。

体の鱗の隙間からマグマが燃え盛っているようなデザインになっています。









巨大感を演出するためか、頭部はかなり小さめ。

ソフビなのでシャープな造形は難しいのでしょうが、ちゃんと牙なども作られています。








胴体中央に大きな嵌合はありますが、ここは接着されているようで可動しません。

唯一の可動部分は前足の付け根のみです。

このシリーズの他のソフビを見ても、可動部分は考えられていないようなので、逆に動くレヴィアタンがお得なんですね。







最近のソフビは塗装の省略によるコストカットが激しいですが、こちらはあまり見えない胴体腹部側もかなり広範囲に塗られています。

流石に尻尾側は省略されていますが、これだけ塗られていれば充分ではないでしょうか?









肝心の大きさですが、ほぼウルトラ怪獣シリーズの現行品と同じ大きさです。

モンスターフィギュアとしてはちょっと物足りなく感じますが、実売価格が1000円を切る手軽さを考えれば、これで充分だと思います。


何より、個人的には神話や伝説の空想動物フィギュアがお手軽に買える事が重要だと思っています。

写真のように、ウォーハンマーのミニチュアと並べてもいい感じなので、様々な玩具と絡めて遊べるのではないでしょうか?







うーん、やっぱりアースガロン相手だと物足りないかな?


ドラゴン系では他に中国の伝説の竜「応龍」が発売されていますし、ファンタジー系でケルベロスもリリースされています。

一方で、ティラノサウルスやアフリカゾウ、それにヘラクレスオオカブトなど、かなりバリエーションに富んだシリーズです。

架空生物フィギュアだけでなく、実在動物フィギュアも集めても面白そうです。

バトルをテーマとした造形なので、タカラトミーのアニアともテイストの違う動物フィギュアが手に入るというのも面白いですね。


おそらくカードゲームがヒットすれば、ソフビシリーズも続いてくれるんじゃないかと思いますが・・・

今後の展開に期待しています。



















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BANDAI 23式特殊戦術機甲獣 DXアースガロン

2023-08-19 15:35:37 | 特撮





自分の事はオタクだとは認識していますが、

なぜかアニメは殆ど見ず、特撮ばかり。

でも、特撮も全部見ているかと言えば、ウルトラマンは基本見ていないという偏屈オヤジですが・・・

ウルトラマンZに続き、現在放送中のウルトラマンブレーザーは視聴しています。


もともとNプロジェクトのノア、ネクサスが好きなので、今回のブレーザーには期待しています。






そんな訳で、玩具も買ってしまいました!

劇中での活躍でも人気の「23式特殊戦術機甲獣 アースガロン」です。

子供向けとして発売されたラインで、DXの文字が付くと心躍るのは昭和からの伝統ですね。







箱を開けると、ブリスター式の内箱にアースガロン本体と尻尾が入っています。

説明書も入っていません。

今はWEBで説明書を見るのが普通なんですね。

まあ、生産数考えれば、そんな紙一枚でも印刷コストカットの影響は大きいですからね。








当初「この大きさの割に、音声と発光ギミックが付くとは言え割と価格高めだなぁ」と思っていたのですが、実物を見たらガラッと印象が変わりました。

造形が細かく、可動もゴリゴリに動いて、塗装もかなり頑張っていて、正直想像以上に良い玩具でした。









まずはデザインの良さを再確認。

ちょっと犬のような顔デザインの愛嬌は、立体でも映えますね。

ボディと手足のバランスも非常に良いです。

怪獣らしいポージングもしっかりこなせる手足の大きさなのに、素立ちで飾ると限りなく人間型に近いバランス。

兵器としてのメカ、防衛チーム側としてのヒーロー性、そして怪獣形態でのワイルドさ、と様々な表情が混ざっています。








音声ギミック&発光も非常に考えられていますね。

主人公のセリフが収録されている事で劇中再現度が高く、また、発光もセリフに合わせて10秒近く転倒していたり、アースファイアのチャージ中は点灯する事で雰囲気を盛り上げたり、とかなり凝っています。

音声ボタンは股間部分にあり、いつでも押しやすいのですが、一見してボタンだと分からないくらい自然に組み込まれています。









背中部分にはジョイントが3つあります。

銀色のジョイントは、今後発売されるMOD.2の大砲パーツを取り付けるためのジョイント。

その間の目立ちにくい三角形のジョイントは、MOD.2で音声を変化させるための切替スイッチ。

このギミックも凝っています。

まあ、爪楊枝みたいな物でここのジョイントを押すと、MODパーツを付けなくとも音声が聞けちゃうんですけどね。









残念ながらテイルVSLのハッチギミックはありませんが、造形だけ見たなら「開くんじゃないか?」と錯覚するほどのシャープなディティール。








近年の、特に玩具はコスト高、値上がりが非常に激しいです。

企業側もコスト面での努力として、塗装個所のカットを行うのが当たり前になっていますが、そんな昨今の事情で考えると、恐ろしいほどのカラーコストをかけています。

細かいパーツ分割を利用したオレンジ色の部分や、ポイントで入る白いラインなど、久しぶりに豪華感を味わえる出来です。












さて、怪獣ソフビも精力的にリリースされているとはいえ、やはり絡める相手がいないと怪獣遊びは面白くありません。

そこで、先日に買ったコチラも開封してみました。

新たなスタンダード玩具と言える「ウルトラアクションフィギュア」シリーズのセブンガ―です。








今更の説明も不要かと思いますが、「ウルトラマンZ」にて防衛チーム「ストレイジ」が所有する対怪獣兵器「特空機」の1号機です。

セブンガ―自体は、ウルトラマンレオで初登場していますが、1話だけの活躍で正直、マイナーキャラでした。

それがウルトラマンZで復活し、異常なまでの人気になり、最初に出たソフビは売り切れ続出。

その後、ミニプラや音声ギミック入りフィギュア、ビックサイズのソフビ、と商品化されまくるキャラクターとなりました。

ウルトラアクションフィギュアは後発でもあり、比較的安価なラインという事でギミック類は一切なしという割り切った仕様です。

でも、造形も塗装も充分ですね!








さらに、以前に紹介した「キングジョーストレイジカスタム」も引っ張り出してきました。

今のレギュラー版ソフビはサイズが小さいですが、旧ソフビから続くこの辺のサイズは、ウルトラアクションフィギュアをはじめ定番商品として残っていくみたいですね。

ブレーザーに関しては、アースガロンと遊ぶ用に、大きいサイズの怪獣フィギュアも出ていますね。

・・・まあ、MOD.2パーツ同梱ってのはどうかとも思いますが。









防衛チームのロボット兵器での夢の対決!!

うーん、こうなるとウィンダムも揃えたくなるなぁ。

テラフェイザーは性質が違うから・・・というより、あの見た目が好きじゃないからなぁ









変形合体ギミックを優先したキングジョーストレイジカスタムとは、商品コンセプトが違うとはいえ、今回のアースガロンは素晴らしい出来だと思います。

フィギュアーツでのリリースも決まっていますが、ひとそれぞれの好みとは言え、自分はDX版で充分だと思っています。


さて、お次はブレーザーのアクションフィギュアを買いたいけど・・・なかなか店頭在庫無いんだよなぁ






















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ミニチュア製作のススメ シルバニアファミリー小物編 Part2

2023-08-17 17:39:11 | サブカルチャー







先月に行った「水鉄砲BBQ」で、代理購入して頂いた物を受け取りました。




シルバニアファミリーのクマです。

現行のクマとは違う廃版品ですね。







何と言っても「デカい」!!

一番左が標準であるヒロインキャラのショコラウサギ。

真ん中が大人サイズのアイボリーウサギ。

そして今回のクマ。

・・・デカイ!!

調べてみると、1985年のシリーズ当初に発売された「グレークマファミリー」のお父さんらしいです。

流石に当時品としては状態良すぎるよなぁ、と思ったら2004年に復刻販売されていたらしいので、その時の物かもしれません。










で「服がダセえなぁ」と思って脱がそうと上着を取ったら、なんとズボンはオーバーオールでした。

本来はシャツを着せた上からオーバーオールという姿ですが、この「裸にオーバーオール」のビジュアルが気に入ったので、この姿をデフォルトにする事にします。










マッチョダルマな着こなしとしては、肩ひもは片方のみ!

という事で、もう片方は腕を通さない事にしました。

何とも肉体労働スタイルがマッチする、獣臭が漂うナイスベアになりました!










改めて手元の人形を並べてみると、以前に作ったオリジナルのフルアクションライオン人形よりクマの方が大きかったです。

ライオンは背が高く作りすぎたと思い、可動を殺さず手足の長さカットを考えていましたが、クマのおかげで違和感ない身長となりました。

・・・しかし、頭部の大きさの差が激しいですね。やっぱり作り直すか・・・


ちなみに、ルース品で購入したアイボリーウサギですが、こちらも最初の販売は1986年という古いモデルでした。

ただ、割と近年でもセット品などで出ていたらしく、比較的入手も容易みたいです。











そもそも、初期設定ではシルバニア村の村長が茶色いクマで、グレークマとは家が隣同士という設定なので、村長の親族なんでしょうね。

実物のクマは「グリズリー=ハイイロクマ」という名前ですが、実際はヒグマと同じ暗茶色なので、村長の方がクマっぽいかも知れません。

それでもかなりお気に入りですけどね。


最近のシルバニアは赤ちゃんキャラばかり人気で、商品もそこに合わせ小型化されたものばかりです。

デカいキャラというのは、もはやそれだけでレアですもんね!






さて、そんなシルバニアファミリー人形ですが、絡めて遊べそうなガチャガチャを見つけてはチョコチョコと買っているのですが、最近手に入れた中でお気に入りの物をいくつか紹介したいと思います。







まずはこちらの「ガムボールマシーン」

アメリカンな雑貨感を出すのに、必要不可欠と言っても過言ではないアイテム。

もちろん、様々なミニチュアが出ていますが、たまたま良さそうなガチャを見つけたので回してみました。









正式名称は(株)Jドリームから出ている「チョコレートディスペンサーマスコット」

本体の色が、赤、黄、青、緑、桃の戦隊カラーバリエーションでしたが、もっともディスペンサーのイメージが強い赤色が一発で当たったのでラッキー!

ガムボール(本当はチョコですが)を再現するカラフルなBB弾もついています。











ギミック付きのため、ミニチュアスケールとしてはちょっと大きめ。

右のガイコツは1/12スケールです。

まあ、この手のディスペンサーって実物もいろいろな大きさがあるから、特に気にならないと思います。








さすがにコイン投入までは無理ですが、ちゃんとハンドルの回転と、それに連動して中の玉が排出されるギミックが付いています。

アメリカンダイナーや雑貨店など、いろいろな場面でのアクセサリーに使いやすい品です。







うって変って、次は純和風!





トロ箱に詰められた氷とホタテ!!

こんなミニチュアもガチャガチャで出てるんですね!









大きさは1/18~1/20くらいでしょうか?

1/12のドールハウススケールだと小さいですが、見ての通りシルバニアにはぴったりです。










最近、ショッピングモールに行くと大型のガチャガチャ専門店が出ていたりしますが、こちらの商品はイオンモール限定の「モーリーファンタジー」「トイスポットパロ」という店舗で限定販売されているオリジナル商品。

しかも、1回の料金は398円!

コイン投入式のイメージが強いガチャガチャですが、「電子マネー・QR コード決済」という販売方法だから可能な価格設定!








ご覧のように、中の氷は細かいキューブが積まれたような形で、箱から取り出すことが出来ます。

もちろん、中身のホタテもすべてバラバラになっています。

他にはアジ、タイ、サバ、イカと、どれもシブいラインナップ。

これはもう一個くらい欲しいと思ってるんですが、発売されたのが6月なので、もう在庫は無いかもしれません。













さて、写真のコレ。

釣りを趣味にされている方ならよくご存じだと思いますが・・・

パッケージに書かれていますが、LED付リチウム電池です。

一部、ガンプラのビームサーベルの発光用にも使われているので、ご存じの方もいるかと思いますが。









これを使って、ミニランタンを作ってみました。

まあ、ミニチュアとしては作り古されたネタではあるんですが、やはり人形の手に持たせられる独立電源のランタンって魅力的なんですよね。

ガチャガチャで売られているミニランタンは、シルバニア人形の後ろにあるサイズ。

とてもドールハウスサイズとは言えません。


過去に作ったランタンのミニチュアにミライトを入れられるように加工しましたが、わずか16㎜とは言え、やはりリチウム電池本体の収納に悩みます。

そこで、丸ごと新規で作ってみました。







形も迷いましたが、キャンプなどでよく見られるタイプのランタンです。

材料は過去のミニチュア作りで余っていたポリカーボネートの鉛筆キャップとビーズ類。








このように、ランタンの上部をパカっと取り外し、中の空洞にミライトを差し込みます。

ここの蓋パーツは、セメダインBBXを使っています。

こういう所でも便利ですね。

なんせ、このミライトの黄色は連続点灯7時間しか持たないので、頻繁に取り換える必要が出てきますから、ミライトを取り外しできる機能が必須なんですよね。







これで、シルバニア人形に持たせても、ちゃんと単独で光るランタンが完成しました。

電源コードの取り回しを考えず、さまざまなシチュエーションで使えるランタンです。

もう一度作るなら、やはりハリケーンランタン型が良いですねぇ。












そんな訳で、ミニチュアフード作りからドールハウス小物作りへ移行し、シルバニアファミリーに移って、そのシルバニアファミリーもおかしなことになり始めているミニチュア趣味ですが・・・


まあ、あまり深く、固くは考えず、自由気ままに楽しみたいと思います。


さて、そろそろシルバニア人形の服が欲しいけど・・・裁縫まで手を出すか・・・?



















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ウォーハンマー スペースマリーンヒーローズ ブラッドエンジェル・コレクション#2

2023-08-13 11:48:20 | その他 玩具






前回の#1が2022年の10月に発売され、今回取り上げる#2が今年2023年の2月に発売されました。

ちなみに、8個入り1BOXで定価だと9600円…

アシェットの週刊ウォーハンマーは今年1月からの刊行でしたから、相乗効果でこちらも売れていたのかと思っていましたが・・・そうでもなかったんですかね?

ちなみに、オリジナルであるスペースマリーンヒーローズ シリーズ1(もとの青い成形色)は2017年にイベント先行販売されて、2019年6月に一般販売されていました。

本来のシリーズ2もブラッドエンジェル(赤い成形色)なので、このシリーズ1の色変え版であるブラッドエンジェルコレクションと混乱しがちなんですね。

というか、自分も最初混乱しました。

スケールは約1/72になるんですね。








という訳で、今年2月に発売された「ブラッドエンジェル・コレクション#2」です。

こちらも8個入りで1BOX。

パッと見は#1と区別がつきません。








商品構成も#1と同じです。

ミニフィギュア1体のランナー、カード1枚に組立説明書のブックレット。

青いシリーズ1はどんな構成だったんでしょうかね?











今回も全部開封しましたが、ちゃんと全6種は揃います。

これ、最初から6種6個入りで売ってたら、もっと売れたんじゃないの?










#1と同じく、全部組み立てても収集付かないので、ダブった分だけ組み立てます。

こちらはブラザー・マルツィオ。

カードサイズよりちょっとだけ大きいサイズの枠に、すべてのパーツがコンパクトに配置されています。

が、腕と銃が一体化していたり、腰のグレネード(?)が上半身に付いていたりと、なかなか「ウォーハンマーらしさ」を感じるパーツ割です。












完成。

マガジン交換を行っている戦場での姿ですね。

走る、撃つといったアクティブなポージングだけでなく、こうした「戦場あるある」なポーズ選択がまた魅力的ですね。









#2のシリーズも#1と同様に、交換用のヘッドパーツが付いています。

マルツィオの素顔は、スキンヘッドのシブ顔に、左目はスコープ状の機械を装備しています。

付属カードの塗装見本と比べても、結構印象が違います。

逆説的に塗装でどれだけ表情を変えた表現が可能なのか、よく分かります。










戦場で緊張感を解くことなく、マガジン交換を行う姿。

焦りを感じないベテランの落ち着きを感じるので、あらかた目の前の脅威は取り除いた後なのでしょうか?














もう一体。

こちらはブラザー・カエレル。

見ての通り片膝をついてミサイルを発射している珍しいポーズです。









組み立てて見ると、思った以上に見どころの多いミニチュアであると気付きます。

ロケットから発射されたミサイルのエフェクト造形とか、他の海兵隊とは形の違うバックパック。

そのバックパックはよく見ると予備砲弾のキャリアになっており、左側に伸びたアームはおそらく弾込め用のアームなんだろうな、と想像がつきます。











シリーズは全て接着剤不要のハメ込み式なので、頭部の交換も完成後に自由に出来るのですが、カエレルは造形的にちょっと頭部交換がしにくいです。

で、カエレルの素顔は角刈りの強面。

こいつら、スキンヘッドか角刈りしか居ないの・・・?

ブラッドエンジェルって吸血鬼っぽい金髪ふさふさ野郎だと思ってたけど、違うのか・・・?










そんな強面な彼ですが、やはりヴィネット風に飾るには最高ですね。

戦場のたたずまいを感じる造形、世界観を演出するベース、そして目を惹く赤い色がベストマッチしています。

何より、やっぱり重火器ってかっこいいですよね!!









マルツィオとカエレルの二体を並べると、それだけで戦場のドラマが広がります。

前方の敵を撃ち倒しマガジンチェンジ、その隙に敵本陣へ長距離砲撃をお見舞い!って感じでしょうか。







さらに#1の2体とも並べてみました。

突撃体制の2名が入る事で、また別のシチュエーションが想像できますね。



アシェットの週刊ウォーハンマーでも「アサルトインターセッサー」は動きのあるポージングになっていますが、こちらのスペースマリーンヒーローズでは台座にテクスチャーが造形されているのが大きな違いです。

正直、これだけで雰囲気が全然違うので、お試しに買うにはお勧めですね。

色を塗らずに飾っておくだけでも楽しいですよ!






















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ウォーハンマー スペースマリーンヒーローズ ブラッドエンジェル・コレクション#1

2023-08-10 10:30:59 | その他 玩具







アシェットの週刊ウォーハンマー40000に手を出し

長年気になっていたウォーハンマーがどんな感じか分かり

ちょっと気持ち的には満足して

「まあ、気になったヤツだけ買えばいいか」と考えていたのですが


先日、ヨドバシカメラにたまたま立ち寄ったところ






ウォーハンマーのスペースマリーンヒーローズが売っていました。

これ自体は、ホビージャパン誌などでも取り上げていたので、知っていたのですが

値段を見てビックリ。

1箱1600円と書いてあり、てっきりバラ売りの価格かと思ったら8個入り1BOX の価格!

1個200円!

おもわずシリーズ1と2の両方を買っちゃいました。







で、この商品、調べてもよく分かんないんですよね・・・

公式のウォーハンマー40000(以下WH40k)のHPで見ると、スペースマリーンヒーローズはシーズン3まで発売されているようなのですが、このブラッドエンジェルコレクションというのはシーズン2で発売されています。

が、商品写真を見ると、今回買ったラインナップと全然違うんですよね。







どうやら、シーズン1で出た、青いスペースマリーンの成形色変更のようです。

シーズン1では全10種+シークレット2種という構成でしたが、シークレットもレギュラー化し、#1として6種、#2として6種の12体を発売したようです。

「色が変われば名前も変わるし所属も変わる」っていうのはトランスフォーマーもWH40kも同じなんですね。













とりあえず、今回は#1を開封してみます。

個別のボックスを開封すると、ミニチュア1体のランナー、カード1枚、そして組立説明書になっているブックレットが入っています。









8個全部を開封してみました。

全6種はちゃんと揃うようです。

当然、2個はダブる事になります。

せっかくなので、ダブった2体は組み立てて見る事にします。









こちらは「同胞フュリオ」のランナー。

1体分だけのコンパクトサイズですが、パーツのディティールバキバキなのはさすがWH。

特にミニフィギュアを立てる台座は、アシェット付属のモデルは何のディティールも無いシンプルなモデルなので、こっちのデコレーション付きはめちゃめちゃ豪華に見えますね。








面白いのはツマ先の処理。

ツマ先はベース側に固定してあり、足首から生えた軸をベースに差し込む事で固定しています。









「同胞フュリオ」

マシンガンを腰後ろにマウントして、大型のナイフで敵に飛び込んでいく姿になっています。

アーマーの細かい造形、躍動感あるポーズに加え、臨場感のあるベースのおかげで、これ一つでヴィネットのようになっています。









そして、このスペースマリーンヒーローズのお勧めポイントは、頭部が交換式になっている事!

素顔とヘルメット着用姿が選択式になっています。

フュリオの素顔は、スキンヘッドに咆哮顔!

カッコいいけどめっちゃコワい、いや、それより小指の先より小さい豆粒みたいなパーツで、この造形・・・!!!







素顔の状態で飾っていても様になりますね!

そして、ジョニー・ライデンを彷彿とさせる暗めの赤の成形色がとにかく映えます。










もう1体、ダブったミニチュアを組んでみました。

こちらは「同胞ルシエン」

ちなみに、英語表記だと「ブラザー・ルシエン」となるので、ここはリスペクトな気持ちも込めて「ブラザー!」と呼んであげたいですね。

持っているマシンガン(?)はフュリオと同じ形なので、これはスペースマリーンの標準的な装備なんでしょうね。








交換式の素顔は、これまた角刈りのキマったゴツイおっさん顔。

日本の創作物だと、美青年キャラとかすぐ入れちゃいますけど、WH40kの世界観ではそんなの存在しないですからね。

ゴツイかキモイか、暑苦しいか、そんなキャラばかりです。

だがそれが良い。









ヘルメット姿はいかにもSF感があってカッコいいですが、素顔はまた別なドラマを感じる造形ですね。

週刊ウォーハンマーのミニチュアが悪い訳では無いですが、単体で飾っておくなら断然コッチのシリーズが良いです。







フュリオもルシエンも、ちょうど走っているポーズなので、統一感がありますね。

一個だけ置いていてもカッコいいですが、二人を並べると、また新たな戦場の風景が浮かびます。










手元の週刊ウォーハンマーのミニフィギュアと並べてみました。

プライマリス・アグレッサーのゴツさと、ブラッドエンジェルのシンプルさの対比がたまりません。

いや、ブラッドエンジェル装備だって充分ゴツイんだけど・・・









ネクロン軍団vsブラッドエンジェル

色の対比もあって、ミニチュアゲームというよりチェス的なイメージになりますね。

アシェットの週刊ウォーハンマーと比べても「成形色違うだけ」という印象を受けがちですが、その色の違い、対比がこれだけカッコよく思えるのは素晴らしいです。


まあ、何よりこれだけの造形物が、わずか1体200円で今なら手に入るというのが最高ですね。


まだ店頭在庫あるのかなぁ?






















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BANDAI プラノサウルス 05 スピノサウルス

2023-08-08 13:38:12 | 知育玩具





すっかりファンになっているプラモデルシリーズ「プラノサウルス」ですが、今月も新商品が出たので速攻GET!(90年代玩具用語)






今回の恐竜は「スピノサウルス」

これまた正直、前回のモササウルスに続き「ジュラシックパーク&ワールド」で世界的に認知度を上げた恐竜ですね。










今回は大型肉食恐竜という事で、パーツからもボリュームを感じます。

骨の白ランナー、外皮は腹部側の赤茶と、表皮側の濃いグレー。

さらにスタンドパーツ用としてクリアーのパーツもあります。









さっそく、骨格パーツを組み立てて行きます。

説明書に載っている手順としては、最初が頭部で、その後が特徴的な背骨パーツ。

まずは恐竜の「キモ」になる部分を組み立てさせる事で、飽きっぽい子供をグッと組立作業にのめり込ませるようになっています。

やっぱり、この辺の細かい仕掛けが流石だなぁ、と感心します。


昔のガンプラなんて「まず左腕、終わったら全く同じ作業で右腕、次は左足。繰り返し作業で右足。」という流れで「カッコいいロボットを作るぞ!」という意気込みが挫けるには十分な地味工程スタートでしたからねぇ。

いや、ポリキャップが主流になる前は胴体で手足を挟み込まなきゃいけなかったから、先に頭部や胴体を作れなかったんですけどね。









それが、令和の今は・・・

ポリキャップすら使う事無く、可動する恐竜ガイコツプラモがアッという間に完成するんだから素晴らしいですね!!









頭部アップ。

水棲の恐竜という事なので、細長い口は魚類などを捕食するのに適していたんでしょうね。

アゴ関節は今までのシリーズの中では一番大きく開くことが出来ます。










今回のギミックというか遊びとしての目玉は、この前足。

二足歩行説と四足歩行説があり、その両方をパーツ付け替えで再現できるようになっています。

こちらは四足歩行バージョンの前足。

脚の付け根の他に肘関節が可動します。









こちらは二足歩行版の前足。

どちらの学説が正しいにしろ、指が三本で、それぞれの長さがバラバラなのは共通ですね。









それぞれのバージョンの前足比較。

関節用に太くなっていたりと造形の違いはありますが、長さや全体のバランスはどちらもほぼ同じ。

骨の大きさや種類がこれで確定しているなら、二足、四足どちらが正解だったのかは、もうわかんないですよね。









ただ、やっぱり二足歩行と考えると、メチャメチャにバランスが悪いです!

このスピノサウルスの骨格で無理のない二足歩行と考えると、かなり昔の「怪獣スタイル」に近い直立にしなければなりません。

やっぱり四足歩行で、前足は水中での獲物捕食の補助で使ってたんじゃ・・・?いや、学者でも無いのに不用意な事は言うべきではないですね。










スピノサウルスに限らずですが・・・

プラノサウルスは小学生以下の小さいお子さんの組み立ても想定しているため、学術的なリアルさも追求しつつ、プラモデル(玩具)としての強度も確保しなければいけません。

そのため、骨同士の隙間を一部埋めてしまう事で剛性確保しています。

鎖骨近くの肋骨部分や、尻尾の骨の隙間なんかが顕著ですね。

スピノサウルスの大きな特徴である背中の「ヒレ」(神経棘というそうです)ですが、各神経棘が横棒でつながっています。

自然な形なので、最初は「こういう骨格が見つかったのかな?」と思いましたが、やっぱりコレも強度確保のための補助のようです。









そこで、デザインナイフとヤスリで、この横の接続部分をカットしました。

見ての通り、神経棘は根元が細く、先端に向け太くなっているので、この補助がなくなると破損の可能性が上がります。

取り扱いには充分に気を付けなければいけません。









しかし、切り取った効果は大きいと思っています。

こうなると、肋骨の間もくり抜きたくなりますが・・・

腕の付け替え時などに力の掛かる部分もあるから、ちょっと躊躇しています。

また、プラノサウルスのモデルによっては、この骨の隙間部分が外装パーツとのジョイントになっている場合もあるので、注意が必要です。

不用意にくり抜いてしまうと、最悪、外装パーツが取り付けできなくなってしまいます。












外装パーツを取り付けたところ。

こちらは四足歩行版です。

本来はヒレ部分にグラデーションカラーのシールを貼るのですが、いつものごとくシール未使用です。


なんか、全体のバランスがすごく西洋竜のイメージに近いですね。










今回の個人的最大のポイントは、この舌。

本来はぴったり下顎に収めておくのですが、骨パーツへの取り付け方法がちゃんと可動を考慮されており、写真のように舌を持ち上げたポーズも可能になっています。

スピノサウルスは顎が細長いので、この舌を出したポーズが凄く映えますね!!










外装パーツを付けてしまうと、可動が制限されてしまいますが、それでも最低限の可動が確保できるように、外装パーツのつなぎ目部分は可動のための余白が設けられています。

角度や配置によっては、このつなぎ目の隙間が目立ってしまう事もあります。









こちらは二足歩行版。

やはりバランスが悪いので、シリーズ共通の台座にスタンドパーツを取り付けて飾っています。

外装パーツの黒と赤の配色のせいで、アカハライモリを思い出してしまいます。









そして!

プラノサウルスの最大のお楽しみ、ハーフカット風モデル!

ステゴサウルスの時と違い、ヒレも骨に外装を取り付ける仕様なので、ちゃんと断面感が出ています。


ん~、せっかく専用のマーカーセットも出てるし、やっぱり骨だけでも塗るか?









これでプラノサウルスは通常販売版で5種類、プロモーションのヴェロキラプトルを含めると6種がリリースされました。

次は10月発売予定のアンキロサウルス!

まだラインナップも続きそうですね。


いや、そろそろ本格的に飾り場所を考えないと!

適当にアクリル棚の上に置いていたのですが、プラノサウルス以外の小物も増えて、もはや置き場所がありません。


何とかしないと!






















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タミヤ 1/35 MMシリーズ レンガセット&土のうセット

2023-08-06 09:09:24 | その他 玩具



長らく、細々と続けているミニチュア作りですが、ネタもアイデアも無限というわけではありません。

なので、ガチャガチャや既製品をうまく使って、ラクして楽しんでいるのですが・・・


今回取り上げるのは、私自身「人生でそれ買うの何度目?」と言うほどの定番商品。

模型好きなら一度は買ったことがあるであろう定番プラモです。









タミヤが世界に誇るプラモデルシリーズ「1/35ミリタリーミニチュアシリーズ(通称MMシリーズ)」より「No.25 土のうセット」と「No.28 レンガセット」です。

最初に買ったのなんて、自分が小学生の頃だよなぁと思ったら、土のうセットの発売は1973年9月、レンガセットが1973年10月という、なんと半世紀売られ続けているとんでもないプラモでした!










こちらが、レンガセット。

パッケージ裏面には欧州のレンガについての蘊蓄も書かれています。

最初からレンガが積み重ねられたパネル状のパーツが3種類あり、組み合わせる事でさまざまな「レンガの壁」を作る事が出来ます。

また、パッケージに印刷されたレンガのイラストも、製品と同じ1/35スケールになっているので、これを切り抜く事でジオラマなどに使うことも出来るというプレイバリュー溢れた商品です。









土のうセットは、開けるとブロックパーツのような土のう袋がビッシリとランナーにくっついています。






土のう袋1袋が1パーツで再現されており、裏面は肉抜き穴が大きく空いています。

想定されている使い方として塹壕などにしたり、戦車に積んで防弾装甲にしたりするようです。









1パーツなので、ランナーから切り離すだけで完成なのですが、流石に50年物のプラモデルですから、ゲート処理やパーティングライン処理が必要になります。

特にゲートは、土のう袋の短辺中央の、わずかに凹んだ位置になるので、デザインナイフなどで地味に処理してきます。

パーティングラインは、ちょうど土のう袋の横縫い目位置になっているので、これを全て削り取るか、うっすら残して縫い目を表現するか、作り手の思考が反映できます。

ただ、この単純作業が48個あります!

気にせず遊ぶのも良いですが、やはり目立つ部分なので処理したいですよね。

写真のは左がランナーから切り取ったもので、右がデザインナイフでカンナ掛けしてパーティングラインを消し、ゲートも削った物です。









ようやく48個のパーツ処理が終わり「よーし、さっそく塹壕でも組んでみるか!」となるんですが・・・

モノは特にジョイントも何もないただのプラ粒。

積み重ねても、ちょっとバランスを崩すとボロボロと崩れていきます。

そもそも情景模型として固定化する事が前提のアクセサリーキットなので、組み換えという部分は考えられていないんですよね。










そこで約に立つのが、セメダインのBBXという「粘着剤」

一言で言えば、貼って剥がせるというのが特徴です。

チューブの中に透明なゲル状で入っており、対象物に塗って乾かすとシールの糊面みたいなベタベタした膜になります。

ミニチュア作りにはとても重宝しており、小さすぎてジョイントやはめ込みを作れないパーツ同士を組むのに最適です。

接着したくないけど固定したい!はミニチュア遊びではよくあるシチュエーションだと思いますが、セメダインBBXがあれば割と解決します。









これを48個の土のうの裏面に塗れば・・・

ご覧のように弧を描くトーチカ風にもすぐ組めます!

これ、固定化されてないんですよ?!すぐに組み替えできちゃうんですよ!?

便利ですよね。









せっかくなので、シルバニアファミリーの人形と遊んでみました。

写真にはちゃんと写っていないですが、積み上げた土のうの端っこは、どうしても土のうを斜めに積み上げる必要が出てきます。

何もしていないパーツなら、斜めに配置するだけでズリ落ちてしまいますが、BBXを塗ったパーツなら、ちゃんと斜めの位置で張り付いてくれます。









さらに、土のうを組み替えて、レンガセットも使ってジオラマ風にしました。

レンガセットは各パーツのジョイントが木組手のように凸凹になっていて、ブロック玩具のようにはめ込んで使うのですが・・・ さすがに50年で金型も劣化しているのか、昔はガッチリ組めていたのにユルユルになっています。

写真では裏側からマスキングテープで留めていますが、これもBBXを接手に塗った方が良いかもしれません。










ちなみに、土のう袋は全部同じに見えますが、2種類あり、重さで潰れた感じに平たくなっていて、袋の両端がそれぞれ上向き、下向きの互い違いになっている物が36個。

潰れておらず、袋中央が盛り上がって四隅が全部垂れた形の物が12個あります。

写真の積んでいる土のうは、一番上が潰れていないタイプ、それより下は潰れているタイプです。










もともとがミリタリー用のアクセサリーキットなので、どうしても戦闘シーンに見えてしまう組み合わせですが、アイデア次第では様々な物に使えると思います。

また、大きさ的にも1/35スケールとはなっていますが、他の大きさに混ぜてもそこまで違和感は大きくありません。

一緒に飾る物次第ですが、ざっくり1/12~1/48スケールくらいまでは使えるんじゃないかと思います。










特にレンガセットは汎用性が非常に高いキットです。

ミリタリーだけでなく、様々なシチュエーションで使えます。

最近は100均のミニチュア系商品が充実していますが、いまだにこのレンガセットを超えるレンガ壁グッズは出ていませんね。


どちらのセットも昔に比べると値段も倍以上になっていますが、それでも250円→550円とかなので、かなり安価に買うことが出来るのも嬉しいポイントです。

もちろん、塗装に自身のある方は、よりリアルな質感表現で楽しむ事も出来ます。

ミニチュアやドールハウス、シルバニアを楽しむ方は女性が多いと思いますが、割とプラモデルでも使い勝手の良い材料がありますよ!!






















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バンプレスト ワンパンマンフィギュア #1&#2

2023-08-02 13:45:55 | その他 玩具







「ファンなんだけど、なかなかグッズに手が出ないなぁ」っていう漫画作品、結構ありますよね。

そんな事を常日頃感じていた漫画作品の一つが「ワンパンマン」

人気が分散しがちな昨今の漫画の中では、立体化にも恵まれている作品でフィギュアやプライズ景品で今までも発売されていました。

やはり玩具者の基本として「好きなキャラクターの立体物が欲しい!」という気持ちはずっとありましたが、価格やタイミングなどの関係でなかなか手にする機会がありませんでした。




それが、たまたま近所のハードオフを覗いたら、安価に販売してたので即購入!







購入したのはバンプレストのプライズ景品。

名前も超・シンプルな「ワンパンマンフィギュア」

#1のサイタマと、#2のジェノスの両方を購入しました。

ゲームセンターなどで展開されていたのは数か月前のようですね。









即、開封!

いや、カッコいいですね!

それぞれ大きさは1/10スケール程度でしょうか?

この手のプライズフィギュアはスケールが明確じゃないので、他のフィギュアと並べたい時、ちょっと不便なんですよね・・・

まあ、景品上限額が決められている以上、この手のフィギュアに掛けられるコストはだいたい同じなので、大きさもほぼ同じにはなっていますが。












ハゲマントことサイタマのフィギュアは、まさに必殺のパンチを繰り出す寸前の躍動感あふれるポージング。

これだけの前傾姿勢や下半身の勢いを感じるポーズは「マジ殴り」じゃないかと推測しています。









ワンパンマンと言えば間の抜けた表情が印象的ですが、村田雄介氏の描くヒーローとしてのサイタマの姿のカッコよさも魅力ですよね。

このフィギュアは、ワンパンマンのシリアスな魅力がしっかりと立体化されています。








原作者でもあるONE氏が描くサイタマも魅力的ですが、今の日本で屈指の絵の上手さだと思っている村田雄介氏が描くサイタマの姿はやはりカッコいいですよね。








上の写真のように、スタンドが無くても台座に固定されているのでフィギュアが倒れる事は無いですが、やはりPVC製だと経年劣化や熱などでフィギュアがヘタって来ることもあります。

付属のスタンドは、重量のあるマント部分と、前傾姿勢を受け止められる膝部分を支えるようになっています。








フィギュアにおいて、必ずアレコレ言われる「似てる似てない問題」。

90年代アメコミフィギュアを買ってた自分からすれば、この出来がクレーンゲームの景品なんて信じられないレベルで出来がいいです。


・・・むしろ魅力がイマイチ伝わり切らないのは俺の写真の腕だなぁ。










こちらは鬼サイボーグことジェノス。

見た目も良くて、実力もメチャクチャ強いのにヤラレポジションという不幸キャラ。








片膝を付いたポーズはジェノスのキャラクターにぴったりですね。









サイボーグとしての特徴であるメカ部分も、細かく造形されています。

破れたジーンズから覗く脚部装甲とか、ポイントを抑えた造形になっています。

この服装はガロウと戦った時だっけ?









顔の再現は、まあ高いフィギュアならもっと似てるんでしょうが、景品上限額1000円のフィギュアとしてはかなり出来も良いと思います。

こういうのって、一個手に入ると欲が沸いてきますね。

他のキャラも欲しい(特に無免ライダー!)とか、ジェノスの螺旋焼却砲版で発光するフィギュアが欲しいとか・・・











そう言えばアニメも第三期の製作決定のニュースは見ましたが、いつからの放送とか続報が無いですよね・・・

最近は地上波でなくネットやサブスクでの配信っていうパターンも多いですね。

この二つのフィギュアは5月くらいから出ていたみたいですが、バンプレストのHPを見たら、次は音速のソニックが出るみたいですね。

それも欲しいけど・・・クレーンゲームは絶望的にヘタなんだよなぁ





















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塩漬け豚肉 自作のススメ

2023-07-27 16:35:32 | 焚火 アウトドア






先日の水鉄砲BBQで、個人的に最も美味しく出来たお肉が「豚の塩漬け」。




これほどシンプルで、大昔からある技法なのに、安価な豚肉がごちそうに代わるし、少ない手間で帰ってくる効果は絶大というお得感で一気にハマり、また自宅で作ってみました。




さて、毎度前置きが長くなりますが・・・

自分がアウトドア趣味を始めてから、大きく影響を受けた方が二人いまして。

そのうちのお一人が、ネイチャークラフト作家の長野修平さん。

今までネットや各メディアで拝見していたのですが、先日、たまたま自宅から行ける範囲でのワークショップを発見し、参加しました。

ワークショップの内容自体は、氏がアンバサダーを務めるモーラナイフを使いバターナイフを作るというワークショップでしたが、ご本人に会えてお話しできた事はもちろん、インスタグラムにも良く載せている焚き火ベーコンについても教えてもらえたのがとても感動しました。


自分の独学で試した焚き火ベーコンは、冬のBBQで失敗していたので、長野修平さんのレシピ、工程を聞いて感銘を受けました。

そうした過去の反省と、新たに得た知識で試したのが前回の塩豚でした。













そこで、前回の成功の感覚を失わないうちに、再度作ってみようと思い、チャレンジ。

前回と同じように、肉の重量の3%の塩で3日間漬けこもうと思い、週末の燻製に向け平日の仕事終わりに近所のスーパーに行くと・・・

タイミングが悪かったのか、豚バラブロックが売っていない・・・

しかし、代わりに肩ロースブロックが特売されていたので「ならショルダーベーコンだな!」とそちらを購入。


全体をフォークで差して、塩、砂糖、香辛料色々で漬け込むのは前回と同じ。

さらに今回は水につけ、2時間程度の塩抜きもしてみました。










燻製の熱源は、もちろん焚き火!!

・・・なのですが、流石に何時間も燃えさせることは難しいです。

更に言えば、自分が使っている焚き火台は、そもそも二次燃焼で煙を少なくする「ウッドガスストーブ式」なのです。

燻製には向いていないです。


そこで、オガ備長炭を使い、熱源は炭火、その上に薪を置き強制的に煙を出す方法にしてみました。











この方法、前回の記事で「DCMのプライベートブランドのオガ備長炭は火力が低くて使いにくい!」と書いたんですが、今回の燻製には非常に適していました。

高温燃焼している炭に、薪を乗せて煙を上げていると、しばらくすると薪が燃えて炎が立ってしまいます。

薪が燃えてしまうと、温度が上昇しすぎて豚肉も「叉焼」になってしまいます。

おまけに、炎が上がるという事は、煙が少なくなるという事なので、燻製効果も減少します。


なので、燃焼温度が低いこのオガ備長炭は、薪の炎上防止にも適していたという、「無駄にならなくてよかった」な効果を生んでくれました。








燻製している場所は自宅の庭ですが、さすがにこれだけの量の煙を出すと、いくら風通りが良い場所とはいえ近所迷惑になってしまいます。

なので、燻し始めたのは深夜0時過ぎ。

そこから、ちょっと仮眠を取りつつ、明け方まで燻製を続けました。

なるべく低温で燻したかったので、気温の上がらない夜中にやるのは温度管理面でもメリットがありましたね。











朝6時ころに様子をチェック。

やはり、全体的に理想の状態よりは熱が入りすぎています。

冷燻できる環境があればいいのでしょうけど、自分の環境ではどうしても温燻になってしまいます。

まあ、今の異常気象とも言える猛暑続きを考えると、安全面でもこのくらい火が入っていた方が良いんでしょうね。


肉の加熱に関するガイドラインは、厚生労働省や食品安全委員会のHPが参考になります。

豚肉の場合、基本は「肉の中心部分温度が63℃以上で30分以上の加熱」とされており、同程度の加熱目安として75℃1分間以上でも良しとされています。

より生に近い状態で塩豚を仕上げるなら、食べる際に加熱する必要があります。

今回は中心部分まで火が通ってしまったので、ベーコンよりはハムに近い仕上がりです。








そこから炭を追加し、薪も足してもう一段、燻製を掛けます。

最終的に、お昼前に薪が燃え尽きたので、そこで仕上げとしました。

トータルの燻製時間としては10時間くらい。

低温でじっくりと火が通ったので、アメリカンBBQの「ロー&スロー」に近い仕上がりです。

ただ、燻製がメインのため、表面の保湿がされていないのが大きな違いですね。









さっそくスライスしてみました。

今回も、まだ塩抜きが足りなかったかも知れません。

塩辛さを感じます。

しかし、低温調理と燻製により、食感と香りは前回を上回る美味しさ!

なんというか、ベーコンよりは、やはりハムとかサラミに近い味と食感に仕上がりました。


手間はそこまで掛からないのに、漬け込む調味料の分量や、燻製の温度、時間で大きく味が変化するのが面白いですね。

安定して同じ味に仕上げるには、相当な修練が必要になると思います。


以前にブログ記事に挙げたビーフジャーキーと合わせ、食肉加工は冬のビーフジャーキーと夏のベーコン作りでしばらく楽しめそうです!!























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7月16日「水鉄砲BBQ ~2023~」を開催しました。

2023-07-19 17:37:17 | NERF -ナーフ-


コロナウィルス蔓延の影響で開催できなかった事もありましたが、毎年恒例となってきたイベント「水鉄砲BBQ」を今年も開催致しました。

早いもので、自分が主催するようになり、もう5年以上続けているイベントになります。

2009年に行われた国内NERF発売時のファンイベント「ナーフェスト」において、サブイベントとして開催されたのをきっかけに、主催が変わったり、行われない年もありましたが、どうにかその系譜を繋いでいるイベントです。


とは言え、もはや毎年の事ですが、水鉄砲そっちのけでBBQに私が専念するというイベントになっています。



今回も、自分では写真を撮る事を諦めて、参加者の方から頂いた写真でのレポートです。









10時すぎに挨拶→乾杯で始まったイベント。

「肉焼けるまで一回バトル行こうぜ!」という参加者に、負けないよう急ぎ一品目を提供。

最初はタコスサラダとソーセージグリルからBBQはスタートです。










タコスサラダは、冬に行っている「極寒BBQ」でも提供して、好評を得たメニュー。

ここ最近の定番メニューにしています。

もともと「ドリロドス」というメキシコ屋台料理を参考に、お手軽に作れるメニューとして我が家でも良く食べていた品をアウトドア用にアレンジしたメニューです。

よく作り方を聞かれるので、簡単にレシピを載せておきます。

【材料】
・牛豚合挽
・レタス
・きゅうり
・非加熱用シュレッドチーズ
・市販サルサソース
・タコスシーズニング
・トルティーヤチップス菓子(ドリトス、ドンタコスなどトウモロコシのチップス)

1・フライパンでひき肉を炒め、市販のタコス用のスパイス(シーズニング)で味付けします。
2・1の挽肉に野菜類、チーズ、サルサソースを入れてかき混ぜる。
3・手でバキバキに砕いたトルティーヤチップスを2の材料に混ぜる。

これだけです。

野菜は、自分の好みでレタス&きゅうりを使っていますが、アボカドやキャベツ、刻みタマネギなんか入れても美味しいです。
トルティーヤチップスも、私は細かく砕いて入れるのが好きですが、子供なんかはあまり砕きすぎないスナック感ある食感の方が好きだと思います。
もっと言えば、挽肉ではなくツナ缶を使っても美味しいです。

アレンジの方法が山のようにあるので、作っていても食べていても飽きないお手軽料理です。







今回は挽肉だけで1キロを用意したので、一回では炒めきれず、3回に分けてタコスサラダを提供しました。

その一方、同時進行で他のお肉も焼いていきます。

手前のファイアグリル、中の銀色のボールはジャガイモ、上の網では鶏もも肉を焼いています。







鶏もも肉は火入れが難しい食材の一つ。

皮はパリっと焼きたいけど、身は水分量が少なくならないようにふわっと仕上げたい。

薪火と炭火を交互に使い、どうにか焼き上げました。









やはり牛肉がたくさんあると、豪華さを感じます。

とは言え、高い部位は予算的にも出せません・・・

今回は王道であるモモ肉のローストビーフを2㎏以上焼きました。









ローストビーフは、中心温度が60度になったあたりがベストの火入れ。

これはTwitterでも何度も書いているんですが「レア(焼き加減)=中心が生」ではないのです。

そういう焼き方も在りますが、そちらは「ブルー」と呼びます。

ローストビーフの作り方を検索すると、焼き加減の確認で「金串を差したあと、唇に当ててみて熱さを感じたらOK」という表記をよく目にします。

つまり、中心まで熱が入らない=生肉はローストビーフではありません。

60度前後というと、お風呂としてはとても入れる温度じゃないですが、口に入れる物としては「ぬるいな」と感じる温度です。







さてさて、毎回、いろいろなトラブルが起きて思った通りに行かないのがイベントという物ですが、今回のトラブルは・・・

「イベントのために買った成型炭の燃焼温度が低すぎる」という問題。

成型炭とは、オガクズなどを圧縮した木質バイオマス燃料を蒸し焼きにして作った炭のこと。

高火力で燃えるのが特徴なので「オガ備長炭」「成型備長炭」などと書かれて売られています。

本物の備長炭はウバメガシを材料としており、非常に高価なので、こうした成形備長炭は今や焼き鳥店などでも使われています。

それが、今回の購入した品は、ちゃんと全体に火が回って白くなっているのに、なぜか温度が上がりません。

DCMのオリジナルブランド、全然ダメだな・・・









ジャガイモのホイル焼きをやろうと思ったのですが・・・

こちらは前日のうちにイモ類を洗い、アルミホイルに包んでおきました。

普段なら焚き火や炭火の中に突っ込んで、1時間くらい放置、串を刺して抵抗がなければ焼き上がり!となるのですが・・・

火力が弱すぎて、普通に焼いているのでは何時間かかるか分かりません・・・










オガ備長炭は火が付きにくく、燃焼までに時間がかかるのですが、一度しっかり燃焼すれば高火力&長時間燃焼というのがウリなのに・・・

たまたまのハズレだったのか、オガ備長炭が2/3くらいの大きさになるまで燃焼させて、ようやく火力が安定する感じ。

その火力も炭火の割には低温すぎて・・・

仕方が無いので、それまでの調理で使っていた薪火の熾火と成型炭をジャガイモの上から振りかけて蒸し焼きにしました。











今回、いくつかのお肉は事前に下ごしらえをして、会場での時短に役立てました。

その中でも大成功だったのが「豚の塩漬け」

豚バラ肉のブロックに、まずはフォークで全体をまんべんなく刺して穴だらけにします。

そこに、塩、砂糖、スパイスを混ぜた調味料をこれでもか!と刷り込みます。

使う塩の量は、書かれている物によりバラバラですが、今回は「肉の重量の3%」程度です。

豚バラブロックが1本約700g、それを3本なので2.1kg。

使う調味料は60グラムにもなります。


刷り込んだ後の肉は、ビニール袋に密封し、冷蔵庫で寝かせます。

今回は3日間漬けました。










で、当日に焼いた姿がこちら。

いわば、パンチェッタのローストです。


よく中世ファンタジーなどにも出てくる「豚の塩漬け」ですが、そのまま塩漬けした物は「パンチェッタ」、その後に成型して茹でたり蒸したりするのが「ハム」、塩漬け後に燻製で仕上げると「ベーコン」になります。

ちなみに「生ハム」は骨付きの豚モモ肉を塩漬けして、そのまま熟成させた物です。









本来は、調理前に「塩抜き」といって、水に晒して塩分を下げる作業があるのですが、今回は3日間という短い漬け込みだったので、塩抜きも2,3分だけ水洗いして焼きました。

本来は塩漬けは1週間程度、塩抜きは1日くらい行います。


で、このパンチェッタのローストは大成功!

イベント当日は酷暑で、全国的にも熱中症への注意が呼びかけられていた日。

野外のイベントのため、みんな汗で塩分ミネラル分が体から失われていきます。

そのため、普段なら塩辛いはずのパンチェッタも、とても美味しく頂く事が出来ました。


当日の暑さを抜きにしても、中身までしっかりと味が浸透し、熟成された旨味が味わえる至極の一品となっていました。









当日は参加者の方も、おつまみや箸休め的な一品料理を提供いただいたり、その場で作られたりしていましたが、暑さ対策に趣向を凝らした品をお持ちいただきました。

かまこさんが持ってきて頂いた、きゅうりの浅漬けは定番ながらも、塩分、水分の補給に最適でした。


また、尚さんが作ったおつまみは、酸味とキンキンに冷えた冷気が抜群のバランス!

写真の左上の生ハムマリネは本当に絶品でした!

詳しいレシピは聞いていませんが、生ハム、オニオンスライス、レモン、ケッパーなどが入っていました。









また、飲み物に関しては「各自持ち寄り」にしていましたが、イベント常連のイロパパさんが、今年もドリンクカウンターを設置して頂き、オシャレな飲み物を振舞って頂きました。



もう、ブースがオシャレすぎ!!

アウトドアとは思えないBARスタイル!

こちらの写真に写っているのは、オレンジ、グレープフルーツの果汁にパイナップルジュースを加え、グレナデンシロップ入れたノンアルコールカクテル。

小金井公園のBBQ場で、まさかシェーカー振ったり、カクテルグラス持ち込んだりするなんて思いつきません!

オシャレすぎ!







こちらは自分も頂いたことのある、ノンアルコールカクテルの紫蘇ジュース。

紫蘇の鮮やかな赤紫もキレイですが、味もフレッシュミントが良いアクセントとなっています。












アウトドア慣れしている参加者様の中には、自分のブースを展開している方も。

こちらはたこらいすさんのブース。

完璧なコーヒースタンドとなっていました。

淹れて頂いたアイスコーヒーはビックリするほどの香りの力強さ、酸味と苦味の味バランスも素晴らしいハイレベルなコーヒーでした。

自分も、コーヒーは豆から自家焙煎し、飲む直前に豆を挽いて楽しんでいますが、アイスコーヒーというのは淹れるのがなかなか難しい物です。











もちろん、参加者の皆さんは食べるだけでなく、水鉄砲バトルも大いに楽しまれていました!








当日の酷暑に対する、熱中症対策としても役に立っており、とにかく全員頭からつま先までズブヌレになるほどバトルを楽しまれていました。







また、最近、一部のNERF会常連メンバーの間で流行っているのが、ダイソーがオリジナルで展開しているTCG「蟲神器」。

この日は、対戦用にレンタルテーブルを1台増やし、一日中誰かしらが対戦していました。






そんな私も、1.5mもの大きさのマテル社のドレッドノータスを会場に持ち込みました。

皆さん、そのバカみたいな大きさに驚き、楽しまれていました。








他にも、アル。さん作のファーストグレードのガンダムや、あどさんのシルバニアファミリーなど、各自が色々な玩具を持ちより、おもちゃ談義を楽しまれていました。









そして!

肉もまだまだ止まらない!

自分が主催で行うBBQでは、野菜メニューはほぼありません。

イベント開始から終わりまで、ひたすら肉が出されます。







網で焼かれているのは、豚のベイビーバックリブと牛バラ肉。

ベイビーバックリブも、自分主催のBBQでは人気メニューなのですが、今回は諸事情により提供できた量がほんの僅か。

こちらは来年以降にリベンジしたいです。







牛バラ肉は、そもそも日本のスーパーなんかでは薄切りで売られていることが多く、ブロック肉はなかなか見つけられません。

今回はブロック肉をスパイスソルトで1日だけ漬け込み、焼き上げました。








牛バラ肉はモモ肉ともまた違う味わい。

薄切りにしてお肉のうま味をしっかり味わう事が出来ます。

牛肉はあまり火を通し過ぎずに提供するので、調理に手間も時間も取られなくて良い反面、筋や繊維が残りやすく、嚙み切れなくなります。

なので、ローストビーフなどは薄切りにカットする事で口当たりが良くなります。

薄くとも、ちゃんとお肉のうま味は伝わります。

焼き肉のような薄くカットされた肉を調理した味と、塊の肉を調理してカットして食べるのとでは、全然味も食感も違います。

どちらが良いか?という話では無いですけどね。











そして最後は、これまた自分のBBQでは定番のデザート「焼きパイナップル」

口の中の肉脂をさっと洗い流してくれる、さっぱりメニュー。


でも、そろそろ新しいレパートリーも増やさなきゃなぁ。







また、デザートではありませんが、今回は以前に作ったクラフトコーラシロップも振舞いました。

個人的にはまだまだ成功と呼べる味には達していませんが、シナモンが強めのシロップは意外にも肉との相性がバッチリ。

ご参加頂いたウ三ワタリさんは美味しい美味しいと飲んでいただき、石玉さんは持ち込んだかき氷機で氷を削り、このシロップをかけて召し上がっていました。

クラフトコーラはコストがソレナリなので、何度も気軽には作れませんが、皆さんからの声が励みになったのでまたいつかチャレンジしてみたいと思います。











最後は皆さんで記念撮影。

今回も、初参加の方も多数いらっしゃり、25名+子供たちという大所帯となりました。


とりあえず、今回も参加頂いた方にはご満足いただけたんじゃないかと思っています。

例年なら次回は2月に府中で極寒BBQですが、スケジュール調整中です。


ご参加頂きました皆様、そして写真提供頂きました皆様、ありがとうございました!!!





















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