FTS

フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

タカラトミー キャップ革命ボトルマン BOT-40 アロサイダーDX

2024-01-24 06:11:26 | その他 玩具








今回、レビューするボトルマンは、発表当初から「お、これはカッコいいな」と注目していた機体です。





ボトルマン「アロサイダーDX」

ボトルマンのネーミングは、ストレートなものから捻った物までいろいろありますが、アロサイダーは秀逸だと思います。

三ツ矢サイダーの「矢」を英語にし、矢が入るから星座モチーフはいて座に設定。

サイダーと犀を掛けたダジャレにもなっています。











パーツ一覧。

透明なコアボトルに白のアーマーという、ボトルマンのなかでもひときわ爽やかさを感じる色合いですね。











星獣アーマー状態。

どっしりとした四肢を再現しており、非常に安定感のある形態です。

アロサイダーの特徴であるACアローというパーツが、全体のボリュームアップに役立っており、星獣アーマー形態でも胴体部を構成しています。

これによりアームパーツ、フットパーツはそれぞれ四肢に使うことが出来、制限あるパーツ数できちんと動物形態が作られているのが素晴らしいです。







三ツ矢サイダーをイメージしたクリアー成形のコアボトルと合体!

・・・経年劣化で黄ばむんだろうなァ







ボトルマン「アロサイダーDX」の完成!

ボトルマンの中でも特に直線主体でデザインされており、全体的にメカ要素が強いです。

レバーの先端が三ツ矢マークを模していますね。








アロサイダーの機体特徴が、附属されている「ACアロー」

このパーツを取り付けることで、3種類の性能を発揮します。






基本となる「アローグリップモード」

肩に装着されたパーツで、横長にグリップが現れることにより安定してホールドしてキャップ発射が出来るようになります。









ACアローパーツを拳に装着することで「アローバレルモード」に。

ショートバレルとして機能させる事で、弾道の安定したショットが可能になります。









ACアローパーツをフットパーツ後方に装着。

「アロースタビライザーモード」に。

ボトルマンのコアは前後に長くなるため、ショット時に力の入れ方を間違えると仰角を上げてしまう事があるのですが、このモードなら後方荷重が安定するので、しっかり正面に向けたショットが撃てます。












で、ここで唐突にもう1機、赤いアロサイダーDXが登場。

こちらは「ボトルマン BOT-45 ランダムコレクション Vol.02」に封入されているレッドバージョン。









ACアローは、3モードそれぞれパーツ位置が干渉しないので、同時装着が可能です。

アローグリップモードにアローバレルモードを追加した状態。

・・・バレルモードの先端部分の向きがおかしい?

そうなんです。

これ、自分が当たった商品は右側パーツが2個だったので、こんなつけ方になっています。







で、タカラトミーに連絡したら、なんとアロサイダーDXレッドバージョンを丸ごと1体送ってくれました!

なので、若干不完全ではありますが3つ同時装着の「パーフェクトモード」の完成!!



メカ風味が強いデザインに、専用パーツ組み換えでの機能変化と、これ1個だけでもかなり遊べるのが良いですね。

この手のホビー玩具は、基本的に後から出された商品の方が全体的に機能が上ですが、ボトルマンも割と後出し商品が良く感じます。

アロサイダーより後から出ている物もありますが、割とこの辺の商品が一番バランス良いですね!!























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカラトミー キャップ革命ボトルマン BOT-36 アースローラーDX

2024-01-19 06:18:54 | その他 玩具






ボトルマンも初期シリーズ(プロトシリーズ)からリニューアルしてドリンクロスシステム=DXシリーズに変更し、最初は基本となる3体をリリースしました。

主人公機でパワータイプのコーラ丸、スピードタイプのアクアスポーツ、そしてギョクロックから入れ替わってコントロールタイプのライフルガーディワン。

そのDXシリーズの第二弾としてリリースされた3体は、すべてDXシリーズでの新規造形、新キャラとなりました。








今回レビューするアースローラーDXも、新規キャラの一人。

モチーフのドリンクがちょっと分かりにくかったんですが、アセロラドリンクですね。

アセロラブームなんて80年代だぜ?と思ったら、今でもサントリーから発売されているんですね。







パーツ一覧。

コアボトルまでオレンジで統一されています。

差し色で入る黄色と黄緑がアセロラらしい爽やかさを表していますね。








星獣アーマー形態。

爽やかなアセロラから・・・まさかのカニ!!

それも鎧を纏っているかのようなゴツイ蟹です!

もちろんモチーフ星座もかに座。







後ろに飛び出したレバーがちょっと残念ですが、脚の配置も含めうまくカニを表しています。








ボトルマンのパーツ接続は、四角いジョイントを使うパターンが多いのですが、アースローラーのハサミ部分は円形ジョイントになっているので、若干のポーズ付けが出来ます。

星獣アーマーは可動しないのがほとんどなので、動くこと自体が珍しいんですけどね。








ジョイントが、偶然なのですがハマる箇所が手前側にもあるので、ハサミ位置の違うパターンでも組めます。







アセロラドリンクってペットボトルあるんだっけ・・・?

とりあえず、きれいなオレンジのコアボトルと合体。







ボトルマン「アースローラーDX」の完成。

カニをモチーフとしたロボットは古今東西様々ありますが、ヴィラン系やヤラレメカ系じゃないデザインで、かなりカッコいいですね!

色や両手のはさみなど、カニとしての記号を抑えつつ、しっかりとヒロイックに仕上がっています。








アースローラーDXのボトルマンとしての特徴は、フットパーツと両手のハサミに備えられたローラーパーツ。

これにより、カニの横走りのごとく左右への移動がスムーズになります。

プラスチックのローラーなのに、回転もかなりスムーズ。

正直、最初はチープトイのコロ走行レベルのお飾りパーツかと思ってましたが、ちゃんと機能しますね。









頭部は横長の独特なデザインですが、シャープなゴーグルなど、見慣れてくるとなんだかすごくカッコよく感じるバランスの良いデザイン。

個人的なポイントは、やはり「ブチ穴」ですね!








ボトルコアがコントロールタイプとなっており、ローラーを使って左右に素早く動かし正確にダーゲットを撃つというコンセプトのボトルマン。

ボトルマンとしてのコンセプトと、カニというモチーフが見事にマッチングした名機ではないでしょうか。

そして、なぜかこのクセのあるデザインにじわじわとやられていきます。










ボトルマンの場合、カスタマイズはパーツを丸ごと取り換えるというコンセプトで、かつてのビーダマンのように追加パーツを取り付ける要素は少なくなっています。

こちらはカスタマイズセットのボトルコアを使い、オレンジ×青のカラーリング優先のカスタマイズ。



ボトルマンは1体だけでも楽しめますが、やはり複数持つことでカスタマイズとともにゲームの戦略性も広がりますね!!
























[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

バトルビーダマン ゼロバトルターゲット2 96価格:2,980円(税込、送料別) (2023/12/27時点)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカラトミー キャップ革命ボトルマン BOT-35 ドクペピオンDX

2024-01-15 06:15:12 | その他 玩具










食文化って、調べるとすごく面白くて

そもそも「なぜその食材を食べる文化が出来たのか?」という地域性から、楽しみのための食としての嗜好性というところまで

日本国内でもバラバラで、世界になると、そりゃあもう民族の数だけ食文化が有るわけですよ。


で、どこかの国ではめちゃめちゃ受け入れられている「味」が、他国では「不味い」という評価を受けることもあるわけですね。


日本でも割と昔から売られている飲料で、好き嫌いがはっきり分かれ、かつ嫌い派が多い飲み物。

そう、ドクターペッパーです。







ドクターペッパーにサソリを掛け合わせた「ドクペピオン」

いや、これモチーフの玩具、二度と発売されないでしょ!








パーツ一覧。

最近、個人的に紫色って好きなんですけど、ドクペピオンは濃い紫のパーツに、ピンクに近い明るめの紫がポイントになっていて非常にきれいなボトルマンです。








サソリって昆虫ですら無いのに、なんであんなカッコいいデザイン生物になったんでしょうかね?

ドクペピオンの星獣アーマーでも、両腕のハサミと毒針を持つ尻尾が再現されています。

ヘッドパーツも分割式構造を生かし、星獣アーマー形態では厚みが出ないようになっています。







しかし、ボトルマンDXシリーズの構成って、トリガー、ヘッド、両腕、フットと5個のパーツが基本で、マガジンやバレルが標準装備ならそれらが入るだけなんですよね。

どれも同じような縛りのあるパーツ数、形なのに、その組み合わせで何種類もの生物を再現している星獣アーマーは本当にスゴイですね。

あ、ちなみにドクペピオンのモチーフ星座はそのまんま、さそり座です。








スピードタイプのコアボトルと星獣アーマーが合体!







ボトルマン「ドクペピオンDX」の完成です。

サソリをモチーフとしたシャープな造形がカッコいいですね。







トリガーは指をはめられるリング状になっています。

また、サソリの毒針を思わせる装飾パーツも指を引っかけるためのパーツとして機能します。







顔はゴーグルフェイスタイプ。

かなりのハンサムフェイスですね。








真上から見てみると、各所にジョイント穴が確認できます。

頭頂部、肩、腕の付け根、トリガー上部にジョイントが存在します。







このジョイントに、三種類のフックパーツを自由に付けられるのがドクペピオンの特徴。







とくに方のジョイント部分は見えにくい裏側にも穴があるので、このように上下にフックパーツを取り付ける事が可能です。







ワンハンドショットが撃ちやすい形を考えてみましたが・・・

ジョイント穴は円形のため、この写真の状態で右肩のフックパーツに手を掛けて撃とうと思っても、フックパーツがクルクル回ってしまいます。

この辺は握る力具合とか、持つ位置とか工夫しないといけないですね。






頭頂部に一番大きなフックパーツを取り付けたところ。

・・・照準器?

昔のビーダマンにはカスタムパーツでレーザーサイトやスコープもあったので、こういうジョイントを利用したオプションパーツも出て欲しかったですね。







スピードタイプのコアボトルなので、マガジンの装着が可能です。


ドクターペッパーというドリンクチョイスと、サソリというモチーフがうまくデザインやカラーリングに落とし込めているカッコいいボトルマンです。


これが出るなら、ルートビアも入れてくれても・・・

いや、もっと人気ないか・・・


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカラトミー キャップ革命ボトルマン BOT-34 レイドブレイブDX

2024-01-12 06:17:23 | その他 玩具




今回はボトルマンDXシリーズの中でも、数少ない「縦撃ち」が特徴のレイドブレイブのレビューです。






これだけ立て続けにレビューしていると、大きく書く事が似通ってきちゃいますね。









パーツ一覧。

バーティカルコアボトルを構成するパーツ分割は、通常の物と当然違っています。

また、今回は4つ足のデザインのため、外装パーツの中でも特にフットパーツが大きくなっています。









星獣アーマー。

写真の撮り方もあるんですが、頭が大きいのに対し、ボディがすっきりしているので幼児体系みたいになっています。

まるで子牛ですね。








レイドブレイブDXは、星獣アーマーもモチーフ星座もおうし座で統一されています。

ドリンクのモチーフはレッドブルですが、レッドブルってペットボトル飲料では発売されていないですよね・・・

まあ、大枠でジュース類とかドリンクならOKなのかな?








とても目立つ頭部のツノですが、写真だと写す角度によって目が隠れるので、なんだか同じような写真ばかりになってしまいますね。









バーティカルコアボトルと合体。

コアボトルは通常の円柱型ではなく角ばった形になっています。









ボトルマン「レイドブレイブDX」の完成。

コアボトルによりボディ部分のボリュームアップがなされ、全体的に大きくなり迫力が増しています。







左肩にはエンブレムキャップが取り付けられますが、右肩には取り付けられません。

ここが左右でバランス取れるようになっていれば、さらに星獣アーマー時とのシルエットの差別化が出来たんじゃないかと思います。









コアボトルの比較。

撃ち出すボトルキャップの向きが横か縦か、の違いなのですが、形や構造も全くの別物になっています。









同じ4つ足動物モチーフのライフルガーディワンとの比較。

奇しくもどちらもエナジー系炭酸飲料。

ただ、レイドブレイブDXはバレルやマガジンをはじめ、パーツの互換性がほぼありません。

あまりカスタマイズしては遊べないですね。







説明書などにも書いていますが、縦撃ちのバーティカルコアは、入れるペットボトルキャップの向きでショットの軌道が変わります。

これは、ペットボトルキャップの「フチ」が右に来るか左に来るか?の違いで、フチの分、円直径がわずかに広くなるため、撃ち出した後のペットボトルキャップの転がりで内輪差、外輪差が発生する仕組みです。








数少ないバーティカルコアを手に入れるためもそうですが、世の中そんなに出回っていない牛型玩具としてもカッコよく、気に入りました。

特にツノの曲がり具合と、体側面パーツが前後逆になれば銃器系に見立てられそうなデザインが良いですね。


ボトルマンは公式ルールでは、競技ごとに本体を取り換えての使用がOKらしいので、縦横の使い分けが重要になりそうですね!

















[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

メタルビーダマン07 マグネターゲット&メタルボール価格:1,263円(税込、送料別) (2023/12/27時点)





[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

バトルビーダマン スコープヘッド 62価格:1,375円(税込、送料別) (2023/12/27時点)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカラトミー キャップ革命ボトルマン BOT-29 アクアスポーツDX

2024-01-09 23:06:25 | その他 玩具





安売りで買い漁ったボトルマン。

年末に他の玩具も色々買ったりしてたのですが、ワンコインレベルで投げ売られていたのでついつい買い足してしまいました。

なので、しばらくボトルマンのレビューが続くと思います。


あ、ちなみに対戦などはしていないので、競技やゲーム的な目線でのレビューはありません。







アクアスポーツDX。

初期シリーズ(プロトタイプシリーズって言うんですね)の第二弾として発売された「アクアスポーツ」がDXバージョンとなり発売されたもの。

DXでも二番手商品だったんですね。








中身一覧。

結構、箱の中にパンパンにパーツが入っていました。

ほとんどが組立が必要なパーツ状態ですが、トリガーパーツは組み立て済みで入っています。









星獣アーマー状態。

前回の組み立てで、ボトルマンは付属のホイルシールを貼らないと見た目が寂しすぎるのが分かったので、今回は最初から貼っています。

ショートマガジンを中心に手足を付けたドラゴン形態。

ドラゴンだけどモチーフの星座はみずがめ座だそうです。









スピードタイプのコアボトルと合体!

コアボトルは乳白色で名前の通りスポーツドリンクを表現しています。

ポカリじゃなくアクエリなんだろうな。









合体してボトルマン、アクアスポーツDXの完成。

ただ、全体のイメージは星獣アーマーの時とほぼ変わりません。









頭部はドラゴンの顔が強調されたデザインになっており、首の部分がゴーグルフェイスに見えなくもない微妙な形。

プロトタイプシリーズでは、コアボトルに顔があった為、ヘルメットや額飾りでしか差別化出来なかったのが、DXになり頭部パーツ丸ごと変えられるようになり、より大胆な顔デザインに出来るようになりました。

そういう背景で、おそらく動物型ヘッドを模索したデザインなのかな?と推測しています。









最初からカスタムパーツのショートマガジンがセットされています。

スピードタイプは連射がウリなので、当然弾数が多くないと楽しめません。

前回の記事にも書きましたが、ボトルマンDXシリーズでは、マガジンパーツは基本スピードタイプのコアボトルにしかつけられません。









発射用のボトルキャップをセットした状態。

スピードタイプにセットされているホールドパーツには、キャップをよりスムーズに発射するためのローラーが付いています。









頭頂部にはボトルキャップ1個を装備させる事が出来ます。

やはりここは付属のロゴ入りキャップを乗せておきたいですね。


また、頭部デザインはよく見ると大きさのほとんどを占めているのが鬣と髭で、ドラゴンの頭部自体は非常に小さいのが分かります。









トリガーパーツも、地味に各種ボトルマンの特徴を出しているパーツ。

アクアスポーツDXでは、縦長のプッシュトリガーになっています。









マガジンパーツは、マガジン同士の連結が可能になっています。

カスタムセットのロングマガジンと、アクアスポーツDXのショートマガジンを繋げてみました。

これでボトルキャップ6連射が可能ですが、長すぎて発射時の邪魔です・・・









ケルペプスDXのデュアルコアとの換装。

ボトルマンの性能の9割近くはコアボトル基準になりますが、当然キャラクター性は星獣アーマー側です。

どのキャラクターをどんな性能にするか?を考えて好きな組み合わせに出来るのもボトルマンの楽しみの一つですね。


さて、他にもいろいろ購入したので、少しづつですがレビューしていきたいと思います。























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国メーカー DEFORMATION PEN

2024-01-07 13:17:57 | チープトイ






年の瀬に、X(旧Twitter)で話題になった、クレジットカード不正利用の話。

不正利用されたのは、最近やたらとネット広告を出している「TEMU」という中国通販サイト。






ちょうど試しに使ってみたんですよねぇ・・・

個人情報は抜かれちゃうんだろうなァ


何か一つが欲しくて使ったというより、ちょっと気になるものがアレコレあったので、色々とまとめ買いをしました。








そんな中、数百円で売られていたコチラも購入。

「DEFORMATION PEN」

デフォルメーションは日本語にすると変形や歪み、ひずみなどを表す言葉。

同じ変形でもきっちりと形を変える「トランスフォーメーション」を使うと色々問題なので、この言葉にしたのでしょう。









箱の中身は、ごつい不思議な形のボールペン、やたらと短い替え芯、そして説明書かと思いきや、なんの意味も無いカードが1枚。










ペンとしては持ちづらく、全体的に短めのため、非常に使いにくいです。

もう分かる方には分かると思いますが、かつて千値錬というメーカーから発売された、トランスフォーマーペンの劣化コピー商品です。









ペン先部分は、足のつま先を分割すると出てくる、まんまコンボイガンな武器に内蔵されています。

この武器分の長さしかボールペンが入っていないため、やたら短く、インク量を考えても実用向けではないです。









変形はかなり省略されています。

太もも部分はスライド式、腕は二重のボールジョイント接続ですが、かなり肉抜き穴が目立ちます。

全体の精度も、もちろん「安かろう悪かろう」です。

そして、よく見ると分かるのですが、下腕部分は左右が逆になっています。

一体化した拳を見ると、親指部分が下側に付いているんですね。








組み直して、ちゃんとした姿にしました。

頭部はコンボイを変な位置で削り取ったようなヘンテコデザイン。

また、ボディ中央にはねじ穴隠しのカバーパーツがはめられていますが、まん丸で大きな別パーツの為、分割線が目立ちます。










この腕の左右付間違え、ペン状態で左右の腕をくっつけておくためのジョイントが有るんですが、これのせいで左右入れ替えしてしまうと本来の変形が出来ません。

写真のように、本来の腕の折り曲げと逆方向に収納しなければいけなくなります。









中国は一時、世界トップレベルの経済大国となり、14億人もの人口はそのまま購入市場とみなされ、世界トップ企業がこぞって中国とのビジネスを開始しました。

しかし、どんどん不景気になり、不動産バブルもはじけ、今や一流大学を出た若者たちも就職難という状態です。


この経済成長期に、玩具メーカーでも着実に技術やノウハウを蓄積し、オリジナルの変形ロボなどを出しているメーカーもあります。

日本の変形ロボ好きでも、最近は韓国や中国のロボット玩具の評価は上がっています。


しかし、一方ではまだこうしたコピー商品をどうどうと作る国民性は改善されておらず、コンプライアンス遵守という思考にはまだまだ遠いようです。

冒頭のクレカ不正使用と言い、コピー商品と言い、我々消費者側がどう判断するか、どう利用するかを考えて行動しないといけませんね。


まあ、私のようにチープトイやパチモノ好きなヤツはあまり偉そうには言えませんが。





























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカラトミー キャップ革命ボトルマン BOT-30 ライフルガーディワンDX

2024-01-06 07:43:35 | その他 玩具







またもやボトルマンのレビュー。

今回はDXの第一弾商品で発売された3種のうち、3番手ポジションのライフルガーディワンDXです。




プロトタイプシリーズでの第一弾3種は、コーラマル、アクアスポーツ、ギョクロックでしたが、お茶モチーフでサムライキャラのギョクロックが廃止となり、新たに加えられたのがライフルガーディワンです。

ギョクロックも新シリーズで復活できると良いですね。

サムライは人気だし。










パーツ一覧。

ギョクロックの「お茶の緑」から、ライフガードのパッケージをイメージした緑へ。

コアボトルは飲料の色っぽい、派手目のクリアーイエローです。









星獣アーマー状態。

ライフルガーディワン→ライフル銃、ガーディアン(守護者)、犬の鳴き声ワンを組み合わせている通り、犬型の星獣アーマー。

星座モチーフも猟犬座で、結構そのまんまなヤツですね。








コントロールタイプのコアボトルと合体。









ボトルマン、ライフルガーディワンDX。

カスタムパーツのショートバレルが標準装備されており、精密なシュートが撃てるのがウリのボトルマンです。

シンボルとなるエンブレムキャップの取り付けアダプターが頭部ではなく機体側面に設置されたことで、頭部の大きさに制限がなくなったため、ボトルマン全シリーズの中でトップの小顔モデルになっています。

全体的によりメカ感が強いのは、モチーフのライフガードのパッケージ=迷彩柄から来るミリタリーな雰囲気を表しています。








同じ黄色いコアボトルと言えば、手持ちの物ではカスタマイズセットのアヤワシのスピードタイプコアがあります。

比べてみると、綾鷹のお茶イメージの緑よりの黄色に比べ、ライフルガーディワンはエナジードリンクの蛍光色っぽい黄色になっています。







ショートバレルを取り外した姿。

もちろん、このままでもボトルキャップは問題なく発射できるので、遊ぶには何の不都合もないです。

腕が短いのは仕方ありませんが、小さな頭部とゴツイ肩アーマーで生み出される上半身シルエットに対し、フットパーツが非常に薄くなっています。

より地面に近い低い位置で発射できる特徴はありますが、ボトルマンというキャラクターで見ると、イマイチ頼もしさに欠けます。










アヤワシのフットパーツに付け替えてみました。

尖った爪が獣っぽさを表しており、バランス的にも悪くないですね。







アクアスポーツのスピードタイプコアとフットパーツに換装。

性能ではガラリと変わりましたが、アクアスポーツのフットパーツは少し後ろ側についています。

ライフルガーディワンは頭部が小さいのでその分、奥まった位置に頭部が来ます。

この組み合わせだと、ボディが前にせり出しているように見え、犬というより狸に見えてしまいます。









マガジンパーツが連結可能なように、バレルパーツも連結させることが出来ます。

カスタマイズセットのロングバレルとショートバレルを組み合わせた所。

一気に長くなり迫力が増しました。

このくらいの長いと「ライフル」の名に恥じないですね!

あー、過去のビーダマンで出ていたスコープパーツとか、ドットサイトパーツとか後付けできるカスタマイズパーツも欲しいなぁ











この這うような低い弾道の超ロングバレル!

めちゃめちゃカッコいいですね!

すっかり気に入ってしまいました。


まあ、自分の場合、対戦する相手もいないですし、性能にはそこまでこだわっては無いです。

そもそも、現行のゴッドキャップシリーズは、この星獣アーマーというギミックが無いので購入予定も無いですし、基本は「フィギュア遊び」なんですよね。

だからこそ、見た目のハッタリ感とかは自分にとって非常に大きな要素となっています。



残念ながらボトルマンはその商品展開の方向性から、別売りパーツというのは無いので、うまく製品の組み合わせでお気に入りの機体を作るしかないですね!


















[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

クラッシュビーダマン パワーロングバレル 007価格:1,980円(税込、送料別) (2023/12/27時点)



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

クラッシュビーダマン 026トリックキャノン価格:1,440円(税込、送料別) (2023/12/27時点)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカラトミー キャップ革命ボトルマン BOT-28 コーラマルDX

2024-01-04 06:14:13 | その他 玩具






クリスマス前の安売りで手を出したら、思いのほか気に入ってしまった「ボトルマンDX」シリーズ。

ちょうどネットで見ていてもDXモノはシリーズ転換期という事もあり在庫が安くなっていました。


なので、一気に色々買っちゃいましたよ。








初期シリーズからリニューアルし、ドリンクロスシステム:通称DXシリーズとして新たに発売された主人公機「コーラマルDX」







箱の中は結構ぎっしりとパーツが入っています。

説明書のほか、ホイルシールが1枚附属。








DXシリーズの特徴である、外装パーツの組み換えで完成する「星獣アーマー」。

コーラマルは鳥類型になります。

星獣の名の通り、星座がモチーフとなっていますが、コーラマルは鳳凰座モチーフです。










肝心のペットボトルキャップを撃ち出すギミックを持つ「コアボトル」と合体します。

こちらはボトルマンの共通モチーフであるペットボトル飲料をイメージしており、コーラの黒のボトルになっています。









合体するとボトルマン「コーラマルDX」の完成です。

主人公機と言う事で、バランスの良い人型であり、ビーダマンから続く三頭身ディフォルメのデザインとなっています。










ボトルマンは発射性能により、パワー、スピード、コントロール、それに特殊なマルチタイプを加えた4種類に分類されます。

DXシリーズではコアボトルにその性能差はほぼ集約されており、コーラマルはパワータイプとなっています。

発射するボトルキャップにテンションを掛け、発射の勢いを生み出すホールドパーツに特徴があり、右側先端部分にラバーパーツ(赤い部品)が付いています。

これにより、摩擦で発射されるペットボトルキャップに強力なスピンをかけることが出来ます。









また、ホールドパーツ外側には突起が付いており、コーラマルの腕で内側に押し込むことが出来ます。

このギミックは「締め撃ち」と呼ばれており、ボトルマンのルーツであるビーダマン時代から採用されているギミックです。

手動でより強いテンションを掛ける事で、更に強いショットが生み出されます。









以前に紹介したカスタマイズセットのコーラマルDX・コントロールタイプとの比較。

まあ、正直、カラーバリエーションですね。









アニメなどは見ていないので、ボトルマンのストーリーは知らないのですが、同型異色機となると、後から作られた量産機っぽいイメージですね。

プロトタイプであるオリジナルのコーラマルを元に、より一般人でも使いやすいコントロールタイプとして開発された量産型コーラマル、みたいな・・・









ボトルマンの場合、外部パーツを取り付けるカスタマイズもコアボトルに依存しているので、パワータイプのコアボトルには改造パーツをつける事が出来ません。

なので、差別化のカスタマイズは、アーマーパーツの取替となりますが、コーラマルは主人公機と言う事で比較的カラーバリエーションが豊富です。

オリジナルの赤、エントリーセットの青、ボトルフェニックスとして白、そしてカスタマイズセットの緑が出ています。

まあ、塗装を施せば簡単にオリジナルに出来るんですけどね。


DXシリーズでは意外と少ないシンプルなパワータイプのコアボトルなので、やはり基本として1個は持っていても良いのではないでしょうか。






















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BANDAI ユニトロボーン ドラゴンラビット

2023-12-31 02:16:53 | ロボット玩具








2023年も終わりを迎えようとしております。

なんだかんだと今年も色々な玩具を買い、遊びましたが、今年の最後の最後に発売されたおもちゃがこちら。






バンダイのユニトロボーンシリーズ、ドラゴンラビットです。

干支をモチーフとしたロボットは過去にもありますが、日本ではパロディ的なものが多く、ちゃんとした変形ロボット玩具となると中国で作られている物がほとんどです。

なので、これは珍しい日本メーカーの干支ロボと言うことになりますね。

いや、まさかマシンロボ系統で干支ロボが出るとは・・・









もはや説明不要ですが、2023年は兎年。

そして2024年は辰年。

この二つが「アリエナイ合体」ならぬ「オメデタイ合体」をします。


ユニトロボーンは、ちょっと組み合わせが不思議な2体が合体する事がコンセプトですが、他の商品では合体する二つの物の大きさがかけ離れている物が結構あります。

しかし、今回の2体は大きさのバランスも非常に良いですね。











ウサギと言えば白で表される事が多いですが、今回はおめでたさを強調するためか、合体後のロボは「黄金色」とされています。

そして、おもちゃ好きならご存じだと思いますが、プラスチック成型色で金色を表現するのには黄土色を使われることがほとんどです。

このウサギは、その黄土色成型色が逆に良い方に作用しており、茶毛のウサギとしてまとまっています。

合体ギミックの為、あちこちに分割線はありますが、全体のプロポーションもちゃんとリアルなウサギになっています。







動物単体ではギミックも何もありませんが、耳だけは可動するので若干表情が変えられます。

また、合体前の準備としても耳を下げておく必要があります。










こちらがドラゴン。

ドラゴンとなっていますが、東洋竜の長い体のデザインです。

身体に纏った炎がポイントですね。

裏面のビス穴が目立つのが気になりますが、これは仕方ありません。









こちらもギミックはありませんが、体には2か所の関節が有るので、体をくねらせたようなポーズが可能です。








頭部のアップ。

口は開閉可能です!!

これです!僅かなギミックですが、パーツは増えるし組立手間も増えますが、これが有るのと無いのだと、遊ぶ楽しさが全然違うんですよね!










ウサギの上面にあるジョイントと、ドラゴンの胴体中央部にあるジョイントを合わせて合体させます。








ユニトロボーンの特徴の一つである自動変形ですが、ドラゴンラビットはここまで展開します。

ここから足を展開し、頭を上げる事でロボットの完成となります。







完成したロボット形態。

公式では「ゴールドボディで忍びきれない忍者ロボ」と説明されています。

拳部分には六角形のジョイント穴が開いています。

おそらく、他のユニトロボーンの手持ち武器なども持てるんだと思うのですが、手持ち武器付きのユニトロボーンは未所持なので分かりません。







ロボの顔ですが、ユニトロボーンでは音符の形のグルグル目が共通でしたが、今回は音符型には見えないくらいアレンジされています。

また、音楽で合体する設定なので、目の音符以外にも、イコライザーを思わせる模様があるのもユニトロボーン共通となっています。

ドラゴンの鱗は忍者の鎖帷子に見立てられていますが、胴体周りにも鎖帷子を思わせるディティールがあります。






ユニトロボーンは合体後も関節可動がほとんどありません。

ドラゴンラビットは肘部分が可動するので、若干のポーズ付けが可能です。


まあ、昔のマシンロボ600だって、変形以外はろくに手足も動かなかったですからねぇ。

右腕のドラゴン頭部は独立した自らの意志で話し、炎を吐き出す設定です。

左腕の尻尾もロボット時の武器になっていますね。










ユニトロボーンの売りの一つ、集めて自分だけのアリエナイ合体を楽しむ、というのがあるので、カクタストータスの亀を出してきました。

童話の「ウサギとカメ」です。







ただ、合体させると、どちらも頭、胴体、足を構成する変形なので、なんだか訳のわからない物が出来上がります。

シリーズ全体でのジョイントの位置とか、ロボットの分割での部位担当とか、もう少し共通性が欲しいですね。

アップルロブスターなど、きれいに上半身、下半身で合体できるものは互換性がありますが、それ以外の物はそもそもパーツ同士が干渉してジョイントをはめ込めない物もありますから。



さて、干支モチーフの合体ロボと言うことで、自分の好みにはバッチリはまるのですが、果たして来年末にも同コンセプト商品は出るのでしょうか・・・

正直、シリーズ自体が存続しているか分からない・・・いや、今までのバンダイ商品を見ている限り、続かないような・・・

もう年末とかの需要を気にせず、来年中にどんどん他の干支を出して欲しいですね。

もちろん、互換性のあるデザインで!!
























[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ユニトロボ オフロードマウントフジ価格:2,200円(税込、送料別) (2023/12/29時点)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BANDAI 帰ってきたウルトラエッグ 16 ウルトラマンブレーザー

2023-12-29 00:56:20 | 特撮






まあ言ったらナンなんですが・・・

地味に新商品が発売された「帰ってきたウルトラエッグ」


少し前ですが、ようやく現行ウルトラマンのブレーザーが発売されたので購入しました。






パッケージなどは同シリーズで統一のフォーマット。

昔なら急にパッケージの仕様が変えられたりして、シリーズの統一感を損なう事もありましたが、最近はあまりそういう展開は無いですね。

まあ、ソフビとか低単価商品はそもそも裸売りになっちゃってますしね。









E.G.(エッグ)モード

この時点で分かる通り、ウルトラ戦士は全部同じフォーマットで頭部とプリントが違うだけです。

エッグモード時にエンブレムが正面に来るのも統一されています。








当然、変形方法も同じ。

でもまあ、良く出来ているんだよなあ。







頭部はもちろん新規造形。

お顔はかなりいい感じですね。

特徴的な体表のラインですが、胴体部分と太腿部分のみにプリントされています。

再現性は完ぺきではないですが、ブレーザーの雰囲気はしっかり捉えていますね。

一方、背面はカラータイマーを模したエンブレムのみでちょっと寂しい感じです。










2010年代の初代ウルトラエッグと違って、第二世代の「帰ってきた」シリーズはある程度ポーズを取らせる事が可能です。

ただ、肩は横に若干広げる事が出来るのですが、タマゴの殻が邪魔になり、ごくわずかにしか角度をつけられません。









頭部は左右に首を振る事も出来ますが、変形ギミック上、顎を引いた状態や、のけ反らせた状態も再現できます。

なので、このように飛行ポーズ風も再現可能です。










せっかくなので、以前に購入したウルトラマンZと。

まあ、ほぼ色変え商品ではありますが。








今回のブレーザーの方が若干頭部が大きくなっており、全体のバランスは向上しています。

ただ、Zはもともとスーツも凹凸の少ないスラっとしたラインなので、このくらいの頭部の大きさでも気にはなりません。










しかし、この素体、良く出来てるからウルトラマンとかキャラクター性を抜きにしてベーシックなフィギュアとして出しても良いと思うんですけどね。

ライダーとか他のキャラでも流用出来るでしょうし、もっと活用しても良いのではないでしょうか?









最近遊んでいるその他のウルトラマン玩具と一緒に。

ウルトラマンという作品ファンには、昭和の時代から一定層「怪獣ファン」が居ますが、ロボ怪獣はそれに加え「メカ好きオタク」にも響く要素があるので、私のような嗜好を拗らせた層にはとても魅力的に映ります。


ウルトラエッグも、過去の怪獣エッグはとても凝ったギミックを備えたものが多かったので、是非復刻して欲しいですね。

また、出来れば怪獣は新規造形も出して欲しいです!

ブレーザーに出ている怪獣も、卵型にしやすそうなのが結構いるじゃないですか?

ゲパルガやタガヌラーあたりは良さそうですけどねぇ。


バンダイのタマゴ変形玩具は、ダメダメなデザインも多いですが、たまに伝説クラスにすごいのが出ますからね。

ウルトラエッグ以外にも展開を期待します!


という事で、バンダイさん、是非スターウォーズの新作エッグをお願いします!



















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コトブキヤ エンドオブヒーローズ ゾンビノイド バイター

2023-12-26 19:19:08 | その他 玩具










ひょんな事から、1/24スケールの人形を改造する事になり、その改造素体を探しておりました。

見つけたのが、コトブキヤから出ているゾンビのプラモ。

これなら関節も可動するし、プラモデルだから改造もやり易そう!








と、そのプラモデルを、いつもNERFなどでお世話になっているトトさん(@0408Tarkus)から譲っていただきました!

トトさん、ありがとうございます!

これ、コトブキヤのヘキサギアのシリーズだと思ってたんですよ。

でも、ちゃんと見たら「エンド オブ ヒーローズ」って言う全く別のシリーズなんですね。

1/24っていうスケール規格だけは共通のようです。








開封したところ。

組立説明書はカラーのブックレット式で非常に豪華。

キット自体も5色のランナーに分かれており、小スケールとは言えディティールもしっかりと彫られています。









パーツの小ささと関節の組み込みで、素組に1時間掛かりました・・・

結構しっかりとしたアメカジフィギュアが爆誕します。







1/24なので、かなり小さいです!

7センチくらいなのですが、シルバニアファミリーと比べてもこのくらい。

このサイズのフィギュアだと、だいたい固定ポーズなので、そもそも関節が動くってのが珍しいんですよね。

さらにそれがゾンビなんですから、もう珍品プラモと言える品ですね。








で、このフィギュア、関節がめちゃめちゃ動きます。

特に、肩の引き出し関節の可動部分が秀逸で、頑張れば腕組みポーズも出来ちゃいます。

ライダーポーズの、肩をぐっと前に入れた力強いポーズも取らせる事が出来ます。








下半身も非常に良く動きます。

膝は1軸可動ですが、股関節はスライドギミックもあり、脚を大きく広げたポーズも不自然になることなく決まります。

また、ロール軸が太もも付け根とスネの2か所にあり「骨折して脚が変な方向に曲がったまま歩いて来るゾンビ」が再現できるようになっています。









ほのぼのしたポーズももちろん出来ますが、バイターという名前の通り、常に何かに嚙みつこうと口を大きく開けた表情なので、このミスマッチ具合がツボります。








下半身は色合いからチノパン、足元は白いスニーカー、上半身はYシャツで下にTシャツ着用という、割とオシャレなゾンビ。

なんだかバイキングの小峠さんに見えてきました・・・








その頭部をアップで。

頭に傷もあり、歯は一部欠けており、眼も左右での開き具合が違います。

このゾンビっぽさは流石の造形ですね。









ゾンビらしさの表現として、ちょっとグロテスクなパーツも入っています。

クリアーレッドの血だまりパーツは、スタンドとの併用を考慮され中央部分に穴が開いています。

差し替えで上半身にはアバラの浮いたボディパーツと内臓パーツを付けることが出来ます。


これはリアルに塗装したくなるけど、成功したらそれはそれで後悔しそうだなぁ・・・









このエフェクトパーツを使う事で、上半身が千切れたゾンビを再現する事が出来ます。

思えば、初代バイオハザードでもこのタイプの足元から這いずり出てくるゾンビに何度も噛まれたなぁ








X(旧Twitter)でも、気になっている方は多そうな商品。

ネックになっているのは価格ですね。

自分は安く譲って頂きましたが、定価となるとちょっと躊躇する値段ではあります。

やっぱりゾンビって、たくさんワラワラといた方が楽しいと思うんですが、1体2千円近いと、そんなに集めるのも辛いですよね。

たしかに可動も素晴らしく、単体での魅力は高いのですが、もっと部品が少なくて動かなくても単価下げていれば・・・


1/24というスケールに拘りがある方ならお勧めですね。























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカラトミー キャップ革命ボトルマン BOTー39 DXカスタマイズセット

2023-12-22 07:02:48 | その他 玩具








男児にヒットする玩具の鉄則ってのがあると思っていまして

「対戦・収集・改造」の3要素。

これを満たした玩具が全てヒットする訳じゃないけど、ヒットした男児玩具はほぼこの3要素を含んでいる訳ですよ。

で、この要素を組み込んだ玩具展開は、やはりタカラトミーが圧倒的に強いです。

バンダイも出すんですが、大ヒットに繋がった玩具はハイパーヨーヨーとかクラッシュギアを始め本当にごく一部ですもんね。
失敗したヤツならゲキドライブとかブレイク轟牙とかモンスーノ(これは海外品か)とかバトルブレイクとか色々思い出すんですけどね。


いや、まあ、それは置いておいて・・・

ベイブレードがメガヒットだとすると、その陰でスマッシュヒットくらいに人気があるのが「キャップ革命ボトルマン」

令和によみがえったビーダマンとして、過去の作品ファンも取り入れつつ、精力的にリリースを続けています。


・・・続けています・・・が、人気(売上)より店頭在庫が勝る状況で、古いモデルはちょいちょいと安売りされています。







そんなわけで、自分も気になっていたモデルを格安で入手しました。

「DXカスタマイズセット」

なんと、これ1箱で2000通り以上のカスタマイズが可能!!

まじか!めっちゃ遊べる!









とにかく開封!!

ボトルマン2体分のパーツにカスタマイズパーツが入り、結構なボリューム。

箱一杯にパーツが入っていました。

一部完成済みですが、基本は自分で組み立てが必要です。










さっそく、全て組立ててみました。

名前の通り、ペットボトルキャップを撃ちだすためのコアボトルパーツが3種類。

そのコアボトルパーツと合体させる事でボトルマンとなる「星獣アーマー」と呼ばれる鎧パーツが2体。

その他はカスタマイズ用のパーツ。

おお、いいですね!

対戦相手もいないのにワクワクします。

しかし、見た目がやはり寂しいので、ここは付属のシールをちゃんと貼ってみましょう。









こちらは「ケルペプスDX」の星獣アーマー。

名前の通り、ペプシコーラとケルベロスがモチーフのボトルマンで、初期シリーズでも商品化された機体のパワーアップ版。

星獣アーマーは星座をモチーフにしているとの事ですが、なぜかコレは天秤座らしいっす・・・

一応、ケルベロス座ってあるのにね。







本体が後ろ側に伸びており、四つ足っぽい雰囲気が出ています。

あれか?

両肩のケルベロスヘッドが天秤皿に見立ててって事か?








コアボトルと合体!

ケルペプスはデュアルコアボトルと呼ばれる、キャップ2発発射可能な大型コアと合体します。







ボトルマン、ケルペプスDXの完成!

コアボトルにもケルペプスに合わせた柄のシールを貼るようになっており、このデュアルコアが専用である事を強調しています。









こちらは「アヤワシDX」の聖獣アーマー。

見ての通りワシ型で、星座モチーフもワシ座です。

主人公機であるコーラマルDXのリデコです。







こちらは黄色いスピードタイプと呼ばれる連射性能に優れたコアボトルと合体します。







ボトルマン、アヤワシDXの完成。

ヘルメットの前立てパーツと全身の金ラインがなかなかカッコいいですね。

コアボトルの中央部分に青いパーツが付いていますが、ここがペットボトルキャップをホールドするパーツになっています。

後ろからレバーを押し込む事で、ホールドパーツによりテンションの掛けられたペットボトルキャップが勢いよく飛ぶ構造です。

スピードタイプは、このホールドパーツの先端にローラーが付いているので、よりスムーズにキャップを発射することが出来ます。










さらに、リデコ前のコーラマルDXの頭部も付属します。

こちらにも専用デザインのシールが用意されています。

ちなみに、頭部以外何も変わってはいませんが、こちらの星獣アーマーのモチーフ星座は「鳳凰座」だそうです。








コーラマルDXの場合だと、青いコントロールタイプのコアボトルとの合体がデフォルトとなります。






完成したボトルマンの正式名称は「コーラマルDX コントロールコアカスタム」!

頭部が違うだけでも結構雰囲気が変わりますね。

また、ケルペプスDXもそうですが、頭部にはペットボトルキャップを一つ飾っておけます。

ここはやはり、ロゴ入りのキャップを置いておきましょう。









こちらには、同梱されているAWレバートリガーをつけてみました。

・・・でも、ちゃんと見直したらアヤワシDXの標準トリガーがAWトリガーで、コーラマルDXにはCMトリガーを付けるべきだったみたいです・・・

いや、まあ、これもカスタムの一環ですから!










アヤワシDXに、カスタムパーツを取り付けていきます。

グレーの長いパーツは「ロングマガジン」。

右側の半リング状のパーツはマガジンスタンドです。








取り付けると、最大6発までキャップを入れて置く事が出来ます。

ただ、この状態では重心が後ろ側になり、そのままではボトルマンが倒れてしまいます。

そこで、マガジンスタンドを後部に取り付ける事で、転倒を防ぎます。


このロングマガジンは、スピードタイプのコアボトルにのみ取り付けが可能になっています。









コーラマルDX コントロールコアカスタムの横にある緑色のパーツは「ロングバレル」。









前方に長く伸びたバレルで、発射されるボトルキャップの直進性を高めます。

このロングバレルは、コントロールタイプのコアボトルにのみ取り付けが出来ます。


つまり、ロングマガジンとロングバレルの同時装着は出来ません。

1世代前のボトルマンでは、そうしたカスタマイズも出来たようですが、ドリンクロスシステムと銘打ったDXシリーズでは、きちんと発射性能の違いを活かせるカスタマイズしか出来ないようになっています。

金にモノを言わせた「てんこ盛り」カスタムではなく、しっかりとゲーム性や戦略を考えたカスタマイズが必要になる訳ですね。







ちなみに、アヤワシDXロングマガジンカスタムを作ると、コーラマルの頭部、コントロールタイプのコアボトル、レバートリガー、ロングバレルが余ります。

これを組み合わせると、手足はありませんが普通にボトルキャップを撃ちだせる機体が誕生します。

つまり、このセット箱で実質ボトルマン3体で遊べちゃうんですね!








最初は「好きな機体に好きなカスタムパーツを自由に付けられないなんて!」と思ってましたが、そもそも、ボトルマンではパワータイプ、スピードタイプ、コントロールタイプと性能に差があり、わざわざそれらの特徴を殺すようなパーツ装着には意味が無いので、こうしたコアボトルごと交換してカスタムするっていうのは、ホビー玩具として正解なのかも知れませんね。

言うなれば、ミニ四駆でトルク重視のモーターを搭載しているのに、タイヤはグリップ力の低い軽量スピード重視のセッティングにしたせいで、トルクが十分に地面に伝わらない、みたいな事が発生しにくい訳ですね。








星獣アーマーは、他のドリンクロスシステム採用のボトルマンシリーズと互換性があるので、好きなコアボトルに好きなアーマーを付けることが出来ます。

なので、ケルペプスDX コントロールコアカスタム何て言うのもサクっと作れるわけです。










ボトルマンの第一弾商品、コーラマルと比較。

最初の頃のボトルマンは、発射コアとトリガー、さらにはボトルマンの本体頭部が一体となったコアだったため、カスタマイズの幅が狭く、パーツ交換の恩恵をあまり受ける事が出来ませんでした。

DXシリーズでのコアボトルシステムと共通規格アーマーが採用され、カスタマイズ性が広がったんですね。

ちなみに、星獣アーマーは現在展開している「ゴッドキャップシリーズ」で廃止になりましたが、コアボトル取り付けの機能は共通なので、今の最新のコアボトルにも星獣アーマーを付ける事が出来るそうです。






実は最初、スピードタイプとコントロールタイプのコアボトルを見て「青いボトルに黄色いホールドパーツを付けて、黄色いボトルに青いホールドパーツ付けるの?逆の方が色統一されてカッコいいじゃん!」と思い、逆に取り付けたんですよ。

しかし、外側のボトルパーツの形状の違いでカスタムパーツの取り付けが決まる事に気付き、分解して組みなおしました・・・

最初のシール未使用の一覧写真、よく見るとコアボトルのホールドパーツが入れ替わった状態なんですよね。


で、このコアボトル、非常に頑丈に出来ていまして、一度組み立てると簡単には分解できません!!

自分のように浅はかな考えでパーツを適当に組み合わせると後悔します。

結局ドライバー使って無理矢理こじ開けて直しました・・・


もし、ちゃんと狙って「コントロールタイプのコアボトルにスピードタイプのローラー付きホールドパーツを付けたい!」という方は、新たに機体を購入してカスタマイズする事をお勧めします。










組み合わせの理論上は2000通りなのかも知れませんが、実際は4,5種類の組み合わせで遊ぶのがベストです。

まあ、この2000通りって、星獣アーマーの腕だけ交換とか、頭部交換とか、微妙なヤツも含めての数だと思うので・・・


しかし、一番最初に発売になった時にコーラマルとギョクロックを買ってから、久しぶりにボトルマンを買いましたが、なかなか楽しいですね!

やはり「対戦要素、コレクションしたくなる商品展開、自分だけのカスタマイズが可能」というこの3要素はヤバいほど魅力的です。


DXシリーズは他にも安売りしているのあるし、ちょっと買い足そうかな?



ところでタカラトミーさん、ビーダマン復活路線でボトルマン展開するなら「爆外伝」の系譜を継ぐメカ遊び要素も復活するんですよね????




























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眼魔伝ガンダイス 眼魔箱~ガンバコ~ 他、ファンメイド作品

2023-12-19 17:24:33 | 眼魔伝ガンダイス




ガンダイスのコレクターであり、造形趣旨に深い、た<お🐨シ"ャフ、ティフ、(Xアカウント:@Takuo_Justice)氏

氏より譲っていただいたオリジナルのガンダイスケースを紹介する。






黒く光沢のあるアクリル板に、眼魔伝のマーク。

封印のシールが貼ってある。








厚みと重厚感のある作りで、た<お氏は試作品と言っていたが、かなり高クオリティである。







この外観は外部ケースとなっており、全体が斜めラインで分割する仕組みになってる。








内部にはガンダイスを収納するケースが二重になって収納されている。

これも非常に高い精度で組み立てられており、収納時には振り回しても内部ケースがガタつくことは無い。









内部の収納ケースは、1段に3×3マスの9マスが設けられており、内張りの赤い布が高級感を演出している。









二段にガンダイスを実際に収納したところ。

同じく氏の作られた超眼・魔斑狼も収納できる。

合体する超眼や核ダイスも収納可能な大きさになっており、これで18個のガンダイスを収納できる。


た<お氏からは特に名称など指定は無かったが、「眼魔箱」と書いて「ガンバコ」と読む事にする。










こちらは同じくた<お氏が作られた、眼魔小札絵のラージ版。

印刷用紙が特殊光沢のものを使っており、いわゆるトレーディングカードなどのレア版のような反射を見せているのがお分かりいただけるだろうか。

大きさは通常の小札絵の倍近くある。

実際に対戦ゲームをするのであれば、このくらいの大きさが使いやすいだろう。








ここで改めて、た<お🐨シ"ャフ、ティフ、(Xアカウント:@Takuo_Justice)氏の活動をまとめてみた。


やはり、氏の活動での代表と言えば、「超眼・魔斑狼」であろう。





眼魔伝ガンダイス発売当時に、コロコロ誌上で発表されたものの、発売されずに終わった幻のガンダイスが魔斑狼である。






これを数少ない資料から、実際に大きさまでを計算し創り出したのがこちらである。







特殊ギミックである背面のハサミ状のパーツと、その可動も再現されている。

参考記事
眼魔伝ガンダイス 解放 〜超眼・魔斑狼編〜(非公式版)






他にも、オリジナルペイントや幻のガンダイス造形がある。








こちらの武具ダイスも、実際の製品では出されていないオリジナルである。






この武具ダイスのオリジンは、コロコロ誌上で初めてガンダイスが紹介された際、大きく写真が載っていたダイスである。

恐らく初期の試作品なのだろうが、現存する資料はこの写真1点のみである。

わずか1枚の写真から立体に仕上げる氏の腕には感服する。








こちらは、大力王をリペイントしたオリジナルダイス「大力王・魔」

ガンダイスはその造形とカラーリングが最大の魅力と言えるが、このようにオリジナルカラーを塗って楽しむ方法もある。

もっとも、メタリックカラーでここまでキレイに塗り分けられるのは氏の腕前によるものだが。










また、通常のガンダイスのコレクションもしているが、やはり彩色ダイスを手に入れるのは今からでは非常に難しい。

特にブースターのダイスはそれ自体がなかなか市場に出回らない。

そこでた<お氏は、比較的入手しやすい海外版などの単色版を入手し、自身で塗装を剥がしリペイントしている。



正直、ガンダイスという玩具は、対戦ホビーとしては二流以下と言わざるを得ない。


しかし、ただコレクションするだけでは、20年以上経つ古い玩具なので絶対数が少なく、おそらくはこれ以上、コレクター界を揺るがすようなデッドストックが出てくるような事も無いと思う。

た<お氏のように、オリジナルでグッズを作ったり、リペイントで楽しむのも充分にありだと思う。

もちろん、二次創作である以上、常識的範囲内での楽しみ方に限定される。

個人製作のニセモノがその出典を隠し売買されるような事があってはならない。


ガンダイスが贋ダイスとならないよう、祈っている。
































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BANDAI Figure-rise Standard ウルトラマンブレーザー

2023-12-11 19:45:43 | 特撮



最近は、プラノサウルスとかミニプラとか、イベントで貰ったガンプラとか、「俺はモデラーか?」と思うほどプラモデルを作っているのですが・・・

これまた、待ち望んでいたプラモデルが発売されたので購入しました。







BANDAIが展開しているフィギュアのプラモ、フィギュアライズスタンダードの新作、ウルトラマンブレーザーです。

ウルトラアクション版のブレーザーを買おうか迷っていたんですが、塗装やプロポーションを考えてこちらを選択しました。









早速開封。

フィギュアライズ自体、仮面ライダー響鬼以来、久しぶりに買ったのですが「こんなにランナー数多かったっけ?」というのが第一印象。

黒、銀、そして多色成型ランナーに、クリアーパーツも水色とピンクの二種があります。

また、パーツの色分けだけでは再現できない細かい部分などは、付属のシールでフォローしています。











とにかく、このキットの最大のキモは「A1ランナー」

多色インサート成型で一つのランナーで複雑な三色の色分けを再現しているパーツです。

もうこのランナーを見ているだけでも芸術品のような、頭で考えると混乱するような複雑な作りのパーツです。









ご覧のように、銀色部分がベースになりつつも、赤、青のランナーが追加され、パーツの上で一つに組み合わさっています。

この手のプラモデルは、いろプラ1/250ガンダム、1/144ドラグナーD-1のシステムインジェクション21など昔からありますが、今回のはその集大成と言えるのではないでしょうか?

とても素晴らしい技術である一方、ゲート跡の処理がとてつもなく大変です。

今回のブレーザーは本体の暗銀色に加え、赤の部分も青の部分もパールのような粒子が入ったラメ風になっており、ゲート跡が黒ずんで非常に目立ちます。

また、赤い部分、青い部分それぞれに湯口となるランナーゲートが設けられているので、一つ一つのパーツのゲート数が非常に多いです。

ぶっちゃけ、ブレーザーをキレイに仕上げるコツは、このゲート跡をいかに目立たなくするか?に集約されていると思います。









ブレーザーの生物的な曲線の組み合わせを再現しているため、基本的な構造は黒いフレームパーツに外装となる銀や模様のパーツをはめ込んでいくのですが、パーツ単体で見ても、そのパーツがどの部位を表しているのかが非常に分かりにくいです。

これは製品としての完成度をあげるための仕様なので、むしろ歓迎するべき事なんですが、とにかくその精度というか構造にうならされます。

何を組んでいるのかよく分からないパーツ同士を組み立て、気が付くと手足が完成している、という不思議な感覚に襲われます。








この超複雑な左太もものパーツ、非常に組むのが大変に見えますが、多色インサート成型を活かし、なんと左右2パーツで挟み込むと完成します。

ね?ワケ分かんないでしょ?変態でしょ?凄すぎるでしょ?











組みやすいのにパーツの形状が把握しにくいので、当然、説明書とはずっと睨め合いしながら組み立てる事になります。

で、説明書の組立手順なのですが、本来は頭部→胴体部→右足左足→右腕左腕という順序で組み立てるように指示されています。

しかし、自分はプラモデルでは最初に組み始めた部分がもっとも興奮とモチベーションが高く、腕や足など「ほぼ同じパーツを二回組む」というのが後から出てくると、どんどんモチベーションが落ちてきてしまいます。

なので、その面倒な手足の組立を先に行い、テンションの上がる頭部や胴を後にする事で最後まで飽きることなく組むようにしています。








しかし、このフィギュアライズのブレーザーに関しては説明書の順番通りに組み立てて行くことをおススメします!

多色インサート成型で、複雑な色分けの部分も簡単に1パーツで再現している一方、胴体部や写真の腰部分など、その模様を全て別パーツ化して組み立てが必要な部分も多々あります。

この模様再現のためのパーツが非常に細かい!

わずか数ミリのパーツも非常に多いです。

当然、曲線多用のデザインのため、パッと見ただけではその小さなパーツがどこに付くのか分かりにくく、場合によっては上下左右の向きも一見では分からなくなっています。


なので「神経を使う細かいパーツの組立」が必要な部分を先にし「気持ちよくサクサク組める手足」が後の方が作業負担が少ないです。











ここまで来て、ようやく下半身の完成。

関節が仕込まれているにも関わらず、素立ちでは腰から太ももに欠けての模様やラインがピタっと合わさるのが本当にスゴイです。









複雑な胴体の組立を経て、ようやく全身の完成です。

発売されてすぐに買ったのですが、仕事の合間にちょっとずつ組み立て、1週間かかりました・・・

全くキットには手を入れず、塗装もしておりませんが、この仕上がりです!









ブレーザーの半身に絡みついたかのような青と赤のライン。

既製品での再現は相当難しいだろうと思っていましたが、まさかプラモデルで、しかも成形色の色分けで再現されるとは本当に驚きです。

逆に塗装派の人はその複雑さに塗装を諦めるという逆転現象まで起きているようですね。









上半身アップ。

全体のプロポーションなどは、個人ごとの好みもあると思いますが、自分は概ね満足しています。

ただ、全部が手放しに褒められるか?と言えば、やはり肩部分は若干の不満が・・・

確かにブレーザーの肩はスーツでも盛り上がっていますが、フィギュアライズでは別パーツにして「アーマー」にしてしまっています。

本体との一体感が損なわれていますし、何より構造上「ポロリ」が多発します。

一方で、顔の造詣などは文句の付けようがないのではないでしょうか?






胸のカラータイマーはクリアーパーツで再現されていますが、クリアーピンクの成形色のパーツと差し替える事で赤点滅バージョンを再現する事も出来ます。







さて、可動ですが・・・

よく動きますよ。

バンダイの商品紹介ページや、他の人のレビューなどを見てもらえれば分かると思います。

すごく良く出来ています。


でも、個人的には腰と胸の曲がり具合があと一歩なんですよねぇ。

あの特徴的なムエタイのワイクーのような祈りのようなポーズ。

ぐっと深く体を沈めた姿勢を取るには、ちょっと可動が物足りないんですよ。

欲を言えば、差し替えの平手パーツも親指が立っているので、指を揃えた平手も欲しかったですね。












さて、そもそもでフィギュアライズのブレーザーを買った理由は、コレです!

大きさ的にDXアースガロンやDXソフビと絡めても違和感の無いサイズなので購入しました。


フィギュアーツもウルトラアクションも、若干の身長差はあれどほぼ同じような大きさなので、それぞれの価格や特徴で選ぶことが出来るのが良いですね。

高額、高品質、可動も良好で買ってすぐ遊べるフィギュアーツか?

自分で組み立てが必要で、プラモデルとしての強度を考慮するべきフィギュアライズか?

低価格でディティール、塗装はイマイチだけどガシガシ遊べる頑丈さが魅力のウルトラアクションか?

遊び方や求める目的で選べますね。








怪獣ソフビはニジカガチしか所有しておりませんが、この二つを並べるとクリアー板でレインボー光輪なんかも自作したくなりますね。









キットにはガラダマ雷鳴剣チルソナイトソードも付属します。

ガラダマ部分の稲妻マークはシールで再現されていますが、刀身に現れる稲妻模様は再現されていません。

ちなみに武器握り手は左右あるので、チルソナイトソードを左手に持たせる事も出来ます。


スパイラルバレードも欲しい所ですが、まあ、あれは発光状態とかこだわらなければ、余りランナーとかから自作しようと思えばすぐ作れますからね・・・








ザンギルも欲しくなるけど、あっちは14センチソフビしか出てないんだよなぁ。







物語としても佳境に入って来たにも関わらず、まだまだブレーザーが何者でどんな経緯で主人公と一体化したのか、謎だらけですね。

まあ、その神秘性と、蛮族の洗練されていない戦い方がブレーザーの魅力なのですが。









ちょうど発掘したので、類似性を言われているウルトラマン・ザ・ネクスト(アンファンス)と。

経年劣化でネクストが黄ばんでいますが、やはり似ていますね。

このネクストのソフビは劇中のプロポーションをかなり正確に再現しているんですが、今のブレーザーの劇中の姿と比べると、こうしたスーツ表現の進化というのも凄いんだなぁ、と思います。


さて、ちょっと作るのに疲れましたけど、落ち着いたら手足の黒ラインと、目立つゲート跡のリタッチくらいはやろうかな!





















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミニプラ 王様戦隊キングオージャー コーカサスカブト城を楽しむ

2023-12-02 09:11:37 | 特撮








購入して以来、なぜか一番気に入っているのが「コーカサスカブト城」の状態というミニプラキングコーカサスカブト。

しかし、前回のレビューでも書きましたが、なかなか「城らしく」見せるのは難しいです。










そこで、一部パーツを幅詰めする事にしました。

城の城壁上段、ゴッドキングオージャー時には、ゴッドカマキリ、ゴッドハチが乗る部分のパーツです。

写真で左側のパーツ、内側を幅詰めしているが分かりますでしょうか?








これにより、ノーマルだとほぼツライチだった城壁の1段目と2段目に、きちんと段差が出来ます。

変形やギミックにも影響出ない地味な場所ですし「これ一つで効果絶大!」という改造では無いですが、自分としてはかなり気に入っています。








これ以上、より城らしく!となると、やはりロボ時の脇、太もも上部の空間を埋めないといけません。

それはちょっと技術的にも大変なので、本体の改造は諦め、ディスプレイでそれらしくする事を考えます。










こちら、先日にレビューした「GP合体 キングオージャー」

目立つ部分をリペイントしてみました。

これでだいぶ、劇中イメージに近づいたと思います。

やはり、劇中でのコーカサスカブト城と言えば、各シュゴッドが乗っかっているシーンが印象的なので、このGP合体のシュゴットはミニプラに乗せる用です。









キングオージャーに組み替えしました。

ミニプラよりゴッドパピヨンの羽根が大きいので、ここのフチを塗ってあげるとかなり見栄えが良くなりますね。

あと、写真にちゃんと写っていませんが、地味にゴッドカマキリは触覚と腕の余分を切り飛ばしています。

これで触角はちゃんとV字になるし、腕も長く見えるようになったので手を動かした甲斐があります。









キングコーカサスカブトとの比較。

設定ではキングコーカサスカブトの全高は220m、対してキングオージャーの全高は48mなので、およそ4倍くらいのサイズ比が正しい訳です。

ミニプラとGP合体版との比較だと、ほぼ1/2サイズ。

なので、本当はもっと小さいキングオージャー、もしくはシュゴッドが欲しいですね。








劇中では、シュゴッドモードのコーカサスカブトが宇宙船となり、他のシュゴッドを格納していましたが、さすがにGP合体版を使っても再現は難しいですね。

ミニプラではなくDX玩具のコーカサスカブトなら丁度良いかも・・・?








これでもオーバースケールですが、だいぶ雰囲気は出ているんじゃないでしょうか?

ミニサイズのシュゴッドを飾るだけで、劇中のコーカサスカブト城に見えてきます。











せっかくなので、もう1ネタ仕込みます。

こちら、株式会社ウェーブから発売されている「1/100スケール モビルスタッフ」。

以前にミニチュア遊びのために購入してストックしていた物です。










こいつを5色に塗って立たせれば、キングオージャーのミニフィギュアとして遊べるんじゃないか!と思いついたわけです。

幸い、もともとの造詣が宇宙服風でアーマーっぽくなっているので、キングオージャーのスーツっぽく見せる事が出来そうです。

1/100スケールは、実際のミニプラとの尺寸とは合いませんが、並べれば雰囲気は出せると思います。










ミニフィギュア、完成。

最初は素立ちの5人でいいや、と思ったんですが・・・この小ささだと「らしさ」を出すためにポーズを変えないと、ホントただのカラフル人形になってしまいます。

1/100ミニフィギュアは、前回も塗装して遊びましたが、ポーズ変えは初めてのチャレンジです。

関節部分でカットして、角度を変えて接着というシンプルな手法。

しかし、カマキリオージャーの下半身は納得出来ていないです。

もっとひねりのような優雅な組み脚を再現してみたいですね。


オージャカリバーもプラ板の切れ端で適当に作っています。

ご覧のように、かなり雑ではありますが、パっとみて「キングオージャーだ!」と認識出来れば成功というハードルの低さで作っています。









せっかくなので、ミニプラ版の各シュゴッドと一緒に撮ってみました。







ミニフィギュアの足裏には、セメダインBBXを塗っているので、このようにシュゴッドの上に乗せる事が出来ます。











こちらはGP合体版の各シュゴッドに乗せたところ。

番組オープニングで、変身前の王様たちがシュゴッドの上に乗っているシーンがありますが、GP版だとその雰囲気に近いですね。








もちろん、ロボ状態のキングオージャーの前に並べてもOK。

ちなみに、スパイダークモノスも作っているんですが、アイツは白黒金の複雑3色なんで、なかなか制作が進みません。

めんどくさくなって放置しています。










という訳で、GP合体版のシュゴッドと、オリジナルのミニフィギュアを並べ、コーカサスカブト城のディスプレイが完成です!!

いや、最高の自己満足!!


これ以上の「らしさ」を求めると、もうジオラマ作るしかなくなるもんなぁ・・・











キングコーカサスカブトは、一部のパーツを幅詰めしましたが、問題なくゴッドキングオージャーにもなれます。

スケールが違うとはいえ、ミニフィギュアを手前に並べると、より巨大感が増しますね!










撮影と言えば、ダイソーのシールブックもなかなか使い勝手が良いですね。

GP合体キングオージャーは大きさも丁度良いので、ミニフィギュアとも一緒に飾っておくと、シュゴッダム感が出ていい感じです。












ミニプラで遊びを追求するとなると、超精密塗装とか、関節可動域拡大とか、比較的プラモデル的手法で楽しまれる方が多いですね。

そりゃ、食玩プラモデルなんだから当たり前ですが。

でも、自画自賛になりますが、コーカサスカブト城のためにここまで手を掛けた人は他にいないのではないでしょうか?


この自作のミニフィギュア、すっかり気に入ったんですが、もっと精密なヤツを公式で出さないですかねぇ。

今はSMPシリーズとかでも過去の戦隊ロボを精力的にリリースしています。

それに合わせ、ミニアクションフィギュアであるショウドウシリーズでは過去戦隊も発売されますが、やはりロボと一緒に飾るならこのくらいのミニミニフィギュアが良いと思うんですよ。


スケールは合っていなくても、このくらいの小ささなら雰囲気バッチリだと思うんですが、どうですかねぇ?
























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする