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油麻地の街角から

From Yaumatei

『香港国際警察/NEW POLICE STORY』(新警察故事) 硬派映画に変身

2005-03-07 | 映画
やはり「新」と付くだけあって、今までのシリーズとは全く別物の映画だ。前作がやたらアクション中心で、一作毎に成龍の命を縮めるような映画だったのに対し、この映画はストーリー重視、伏線ありの骨太の映画に仕上がっている。
もちろん痛そうなアクションシーンこそないが、そんなん無茶でっせと突っ込みを入れたくなるような壁降下、お約束の花火添加の爆発、本筋と関係なくやたら割れるガラスなど、決してアクションシーンが少ないわけではない。また暴走するバスのシーンは、「スピード」に負けない派手さだ。KMBの古いタイプのバスが登場してきたときもしやと思ったが、やはり御大は期待を裏切らない。(スタントマンが一緒に飛んでくれればもっと良かったのに)

ネタばれになるので、見てのお楽しみにさせていただくが、ラストのハッピーエンドのシーンは、やはり成龍ならではの過剰さ。そしてそれで終わりかと思うと、ほろりとさせる感動の真のラストが待っている。

ニコラスの演技も秀逸。彼なくしてはこの映画は成立しなかった。


香港國際電影節(香港国際映画祭)上映スケジュール発表

2005-02-26 | 映画
hkmoviefestival
オープニングは、孔雀(導演: 顧長衛)と隱劍鬼の爪(導演/編劇: 山田洋次)、オープニングナイトショー(開幕禮之夜)として精武家庭(導演: 馮?倫)、クロージングには世界(導演: 賈樟柯)が上映される。
肝心の香港勢は2004年から2005年に上映された作品、功夫(カンフーハッスル) 、旺角黒夜、麥兜・菠蘿油王子(マクダル パイナップルパン王子)、愛.作戰、柔道龍虎榜、餃子:三更2之一、2046 、新警察故事 (香港国際警察/NEWPOLICE STORY)、A-1頭條 、桃色 、公主復仇記 (ビヨンド・アワ・ケン)が上映される。
しかしなんといっても目玉は劉徳華特集だろう。毀滅號地車、法外情 、天若有情(逃避行~RUNAWAY~)、與龍共舞(ダンス・ウイズ・ドラゴン)、九一神[周鳥]侠侶(アンディ・ラウ 神鳥伝説) 、賭城大亨之新哥傳奇(カジノタイクーン)、奇異旅程之真心愛生命、暗戰(暗戦 デット・エンド) 、阿虎(ファイターズ・ブルース) 、痩身男女、無間道III終極無間(インファナル・アフェア/終極無間)の11作品が上映される。惜しむらくは1日1作品しか上映されないので、普通の旅行者が全部見ることが不可能と言うことだ。1日4作品ぐらい上映したら日本から最低300人は行くと思うけどなぁ。どこかの旅行代理店さん、来年やりませんか?

劉徳華主演作品の日本語題名は、『亜州明星総覧』http://homepage3.nifty.com/asiastar/を参考にさせていただきました。岸上さん感謝。

香港國際電影節
http://www.hkiff.org.hk/


香港國際電影節(香港国際映画祭)上映スケジュール 3月26日発表

2005-02-24 | 映画
香港國際電影節(The International Film Festival)ホームページによると、上映プログラムは3月26日に発表されるとのこと。
なお今年は特集上映として木下恵介が取り上げられるらしい。

香港で見る『親父太鼓』、なかなかシュールだなぁ。

香港國際電影節
http://www.hkiff.org.hk/


章子怡(チャン・ツイイー)が狸に。『オペレッタ狸御殿』5月下旬公開

2005-02-06 | 映画
tanuki-goten
作品がポップアート化し、ストーリーとは関係なしに幻想的な色彩の世界に迷い込んでしまう鈴木清順監督が今回はどこまで行ってしまうのか興味津々。
おまけに脚本が「有言実行三姉妹 シュシュトリアン」の浦沢義雄となれば、ギャグが360度回転して宇宙を突き抜け、茶釜が喋ったり、襖が歌ったりするのだろうと、これも恐いもの見たさで期待大。
鈴木清順と浦沢義雄、どんな映画になるのか想像するだけで恐ろしくなるようなコンビだが、さそや後年にまで語り継がれるような不思議な映画を作ってくれるに違いない。

狸姫役は、東洋の神秘章子怡。世界的な大女優にしてこのような危険な映画にも出演する勇気に大拍手。(なぜこの映画に出演しなければならないのか、なぜスケジュールのきつい章子怡でなければならないかは理解できないのだが。)

ただ残念なことに、わずか50秒だが、予告編を見る限りはなんのお話やらさっぱり理解ができなかった。

『オペレッタ狸御殿』公式ホームページ
http://www.tanuki-goten.com/


警察故事(ポリス・ストーリー)の系譜

2005-02-06 | 映画

policestory_dvd

ポリス・ストーリー第5作目となる作品が3月5に公開されるが、『ポリス・ストーリー』シリーズの日本公開名が大混乱しているので、まとめてみた。



ポリス・ストーリー 香港国際警察
1985 POLICE STORY 
警察故事
バラック集落ををめちゃめちゃに壊しながら車で駆け下りて行くシーンに始まり、傘一本でバスに飛び移り、犯人はバスの急停車でバスから転げ落ちるというあまりにもあほらしい命がけのシーンの連発。
デパートでバイクはショーケースに突っ込むは、エスカレータの隙間を滑り降りるは、の大格闘。電飾を滑り降りて火花ぱちぱちのシーンは、2回連続放映でサービス満点。
監督:ジャッキー・チェン



九龍の眼 クーロンズ・アイ
1988 POLICE STORY II
警察故事續集
全作に比べコミカル度が増し、署長と部長の掛け合いは最高潮。楽しみにしていた旅行をすっぽかされた恋人のメイが警察署に怒鳴り込んで、成龍が逃げ込んだ男子トイレでドアを開けると、そこには件の部長が、、、。という抱腹絶倒のシーンも用意されている。
後半メイが誘拐され、やむなく金の引き取り役をさせられた成龍。成龍の体にはリモコン爆弾が付けられていた。しかし成龍はリモコンのきかないトンネルに入り、必死の形相で身につけた爆弾をはずした。
最後は花火工場での格闘で、花火に火が移り、花火の大爆発で成龍あわや、、。
監督:ジャッキー・チェン



ポリス・ストーリー3
1992 POLICE STORY III:SUPER COP
警察故事III 超級警察
舞台を香港だけでなく、中国本土、マレーシアに拡げて、アジア版007ともいうべきスケールを持った作品。監督がスタンリー・トン監督に代わり、スタントマン出身なだけにアクションにもう一歩キレが入った作品だが、あまりにも無理なアクション満載。マレーシアロケでの楊紫瓊(ミシェール・キング)がバイクで走る列車に飛び乗るノースタント映像は、実はスタントマンが怪我をしたために女優本人にやらせたという噂。
この作品までは、張曼玉(マギー・チャン)が恋人役で登場。
監督:唐李禮(スタンリー・トン) 



ファイナルプロジェクト
1996 FIRST STRIKE
警察故事IIII 簡單任務



いよいよ本格的にロケ先をロシア、オーストラリアに拡げ、ロケ先のスケールがやたらでかい作品。ケ代、かかっただろうなぁ。
シベリアの雪原の中でごまちゃん帽子をかぶっただけの成龍が、銃撃戦のさなかをスノーボートで縫うように走る、走る、、が、氷点下の湖に落ちてあわや、、、。なぜかKGBに救助された成龍はロシアの潜水艦に乗ってオーストラリアに行くことになり、水族館で凶暴な鮫と闘い、それでも逃げる犯人のボートへ車でジャンプ。
香港成分が少なく、アクションや風景の豪華さの割にはいまいち評判が良くなかった。張曼玉が出演しなかったのもマイナス。
監督:唐李禮(スタンリー・トン)



これまでが、警察故事(ポリス・ストーリー)シリーズなのだが、ややこしくしているのは、以下の本来関係のないシリーズに『ポリス・ストーリー』を付けてしまったことによる。Windows NTの新バージョンをWindows 2000と付けてしまったようなもんだな。



新ポリス・ストーリー
1993
重案組
こちらは日本語タイトルでは『ポリスストーリー』を名乗っているが、別物。
実話を元にしたシリアスな頑張る警察官の物語。当然アクションシーンは少ない。
不動産王としてこの年ブレイクした羅家英( ロー・ガーイン)が出演。
監督: 黄志強(カーク・ウォン)



写真は、ポリス・ストーリー DVD-BOXPOLICE STORY BOX (3 DISC)
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発売日: 2005/03/25
【収録作品】「ポリス・ストーリー / 香港国際警察」「ポリス・ストーリー2 / 九龍の眼」「ポリス・ストーリー3」