今日、本屋へ行った。
とりあえず新刊コーナーをチェックしとりあえず腐女子コーナーをチェックしようと向かった。
そのコーナーは奥のすみっこにある。
ところがそこに珍しくも男子がいらっしゃった。
彼はしきりにそのコーナーの本を物色している。
遠慮してしばらく待った。
普通、女子がそのコーナーに近づいたら男子は逃げるものだ。
いや、普通間違ってそのコーナーに行ってしまっても判れば逃げる。
だが彼はさんざんその場に居座り続け、最後にはなんと一冊手に取りその場を去ったではないか!
買うんだ・・・・
すげぇ勇者がいたよ
私は心で讃えた。
だが、そのコーナーを見てから小説コーナーへ移動した時、偶然その彼が通りがかり
その手には持っていたはずの腐の乙女御用達本は無く
彼はジジーっと彼のバッグのジッパーを閉めているところだった・・・・・
そして通りすがりに新刊コーナーの少年漫画を一冊掴み、レジに向かった。
私は、彼のバッグに新書サイズの腐の乙女専用の本が入るかじっと観察した。
そして、すぐそばで整理をしていた店員さんを見た。
もちろん勇者と讃えたことは撤回した。