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カカイルのカカイルによるカカイルのためのページ

墨攻 (文庫)    酒見 賢一 (著) / 新潮社

2007-02-04 20:25:58 | Book
薄い。
文庫サイズで170p、しかもその内作者後書きと解説が25pを占め、挿絵も多い。
正味は140p足らずだと思う。
これをよく11巻ものコミクスにしたなぁ。
でも薄いけど内容は濃いイので、1・2時間で読めるかと思ったが3時間ほどかかってしまった。
構成は、革離のストーリーと墨子・墨家や古代中国史についての解説・考察が交互に現れるもので、話がブツ切れになる感があるが特に抵抗無く読めると思う。中々読み進められない理由は、登場人物や武器・兵器の名前、兵法の名前が中国名で難しい漢字ばかりなので、その度にこれなんて読むんだっけみたいなことになって、一々後戻りしたりしてしまったため(記憶力がアレになってるので (^_^;)。でもそういう箇所こそ面白いので、その労を厭わしいとは思わず、ついつい何度と無くページを行ったり来たりしてしまうのでした。
酒見賢一さんて、「後宮小説」を書いた人だったんですね。10数年前に読んだっけ。すっかり忘れてた。この小説も初出が平成3年ということなので、15年近く前に発表されてることになる。それがこうして映画にまでなるんですね。マンガの功績も大きいでしょうが、この原作の魅力無くしては始まらなかったんですよね。儒教の陰になって日の当らなかった墨子の思想や功績がこうして脚光を浴び、色々研究されて更に多くの史実や事実が明らかになり、それがまた世に出て、もっともっと面白い作品やレポートとして目に触れられるようになればいいなぁ。それもこれも、この墨子とその教団が6000(←間違い(^_^;算数ができない(^_^;;;)2400年も昔に居たからで、こんなに資料が少ないのにこうやって小説にまでしたくなるような魅力的な存在で、なんだか凄い不思議です。
ああ、早く映画見たい。
アンディ・ラウかっこよすぎかもしれんけど(^_^;

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
御訪問ありがとうございます。 (atutan)
2007-02-09 21:43:09
>中々読み進められない理由は、
>登場人物や武器・兵器の名前、
>兵法の名前が中国名で難しい漢字ばかり
>なので、その度にこれなんて読むんだっけ
>みたいなことになって、一々後戻りしたり
>してしまったため
>(記憶力がアレになってるので (^_^;)



ははは、私も露文は、酷いもんです。
名前が覚えられない。
ゆえに誰の台詞かわからなくなる。

コイツと思っていたら
前に戻ってみるとアイツだったり(笑)

忙しくてまだ映画見にいけてませんが
見ましたら、感想書かせてください。
これから宜しくお願い致しますm(_ _)m

ちなみにURL入れたら、何故か不正なURLと・・
大ショック!なぜ(TдT)
返信する
え?!不正なURL? (froll)
2007-02-10 14:33:32
あ、どうもコメントありがとうございます>atutanさま
不正なURLですか?
どうしてだろう?
ってゆーか不正なURLってどうやって設定するんだろう?
試しに自分のURLを入れてみる
返信する
あれ?入りますね (froll)
2007-02-10 14:36:27
なんででしょう、トラックバックの方は問題なく入ってましたんですが(だから行けたんですが)
ちょっと原因がよくわかりませんが、すみませんm(_ _)m
映画の感想はぜひ聞かせてください
当方もまだ全然行けそうもありません
終らないよう祈るばかりです(^_^;
返信する
試しにもう一回入れてみる (froll)
2007-02-10 14:41:18
今度はatutanさんのURLを入れてみる
どうかな
・・・・・・
わっ
出た
なぜ?
じゃあこれでは?
返信する
あれ、入った (froll)
2007-02-10 14:42:31
おかしい
わからない
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