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『東京喰種トーキョーグール』・・・凄まじい作品だったんですねぇ

2015-02-21 17:45:05 | Book
東京喰種トーキョーグール コミック 全14巻完結セット (ヤングジャンプコミックス)
石田 スイ
集英社

やー、原作をごくごく最近になって読みましたですわ
アニメは随分とマイルドになってたんだなー
深夜枠でもできないか、あれは

もっとこう、最近多い、ただ如何にスプラッタに殺すかみたいな作品かと思ってて
評判は聞いてたんだけど、なんか避けてたんだよね
くっ 迂闊っ


一部完結巻のラストで、あんなに救いがなかった金木くんなのに
『:re』 でこれはないよなー
残酷な話ですね
金木本人も言ってたけど、精神的なダメージの方が堪えるっていうのにこの展開
かわいそうだ
泣けるなー
辛いわー

東京喰種トーキョーグール:re 1 (ヤングジャンプコミックス)
クリエーター情報なし
集英社

あれですかね
これから有馬さんの正体とかの話になってくんですかね
有馬さん、金木のいいお父さんになってるし
なんか辛いな・・・やだなー
もう年かな(笑)


「エクスタント」の原作って平野啓一郎さんの『ドーン』ってことは・・・

2015-02-21 17:39:08 | Drama
ドーン (講談社文庫)
平野 啓一郎
講談社

ないんですか?どうなんだろ?
設定とか、似てる・・・な
違うの? え?
うーむ

傑作ですよね、『ドーン』



主人公(の一人)は日本人。
彼は妻との間に設けた一人息子を亡くしている。
妻の希望(精神的ケアのため)で、ホログラムの息子を育成シミュレーションしているが、
彼はどうもこのホログラムの息子になじめない(ただのプログラムとしか思えない)。
そのことで妻との間に溝が生じている。

彼は3年間の有人火星探査任務に医師として参加し、無事帰還した。
この任務期間中、男性クルーが一人精神に異常をきたし、
一人の女性クルーが謎の妊娠と堕胎(←これは彼が)をした。

この日本人の有人火星探査任務のストーリーを主軸に、
可塑整形(読んで字の如しだが、可逆・或は複数通りの貌を持つことができる整形術)の登場が、
分人主義(dividualism)(たった一つの人格indivisualに対する造語で、所謂多重人格やキャラの演じ分けとは違うもの・・・詳細は読んでくだせぇ)を生み、
しかも可塑整形さえも識別できるという驚異の画像識別プログラム散影が現在のgoogleの如く一般的に使用されている社会が描かれている。

一方で大統領選とかー、陰謀とかー、生物兵器とかー、まぁいろいろ(めんどくさくなってきた、読んでちょ)

そういう話だぁ
「ドーン」は有人火星探査船の名前だぁ