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『新世界より』アニメ化について

2012-09-16 20:14:42 | Book
新世界より(上) (講談社文庫) 
貴志祐介 
講談社
新世界より(中) (講談社文庫) 
貴志祐介
講談社 
新世界より(下) (講談社文庫)
貴志祐介
講談社 

これを本当にアニメ化するのだろうか?
もっとも、もし映像化するのであれば、それは「アニメ」が最適ではあろうとは思う。
思うのだが、それにしても・・・

同性愛表現云々が些末な問題に感じられるほど、これを地上波に乗せるのは、些かハードルが高すぎるし多すぎる気がする。
かと言って、ストーリーや結末、登場人物の関係性などを大幅に変更するくらいなら、初めから映像化など諦めてほしい。
年齢制限が必要な表現の問題ばかりではない。
世界観のみならず、歴史的背景や科学考証など、省くことのできない説明的部分をどうするのか?
ホームページには、設定資料的な補足説明ページが用意されているが、これはやはり
原作既読者のみをターゲットにした不親切設計のアニメになる、ということなのだろうか。
そういう作品は最近頓に多くなった感は無きにしも非ずだが・・・
できればこの作品は、原作小説を読んだ時と遜色ないようなものにしてほしい。
アニメはアニメとして、きちんと独立した作品として成立してほしい気がする。(どうでもいいものもたくさんあるけどね)


とにもかくにも、これから貴志祐介さんの作品を読む時には、もっと気を付けよう。
そもそも「黒い家」の映画で貴志さんを知った時点では、この作家さんは自分とは無縁の人だと思って忘れていた。
「鍵のかかった部屋」シリーズのおかげですっかり騙された。
文章が上手すぎる上に、映像的なものだから、衝撃がダイレクト且大きすぎて、なかなか立ち直れない。
面白すぎるのも問題だなー
スルーできるだろうか(笑)
また読んでから後悔する自分が見えるようだ。
読み出したら止まらないしなー


そういえば、これって全何話になるのかなー?

アニメの公式ページはこちら

テレビ朝日
この秋一番の注目アニメ!『新世界より』の魅力をみっちり教えまスペシャル!!
9月21日(金) 深夜3:20~4:15



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