ハンムラビ法典の教え

目には目を。復讐には復讐を。アンフェアには、アンフェアを。

今日から４月に入りましたね。
今年（２００７年）も３分の１、終わっちゃいましたよ。

毎月１日は「映画の日」ということで、１，０００円で映画が見れる！
それなら見に行かなきゃ、勿体ない！
昨夜、ＮＨＫの生放送番組「携帯大喜利」を見ながら自分も投稿に挑戦していたため、今日は若干、寝不足気味でしたが、地元のシネコンに行ってきました。

あっ、「携帯大喜利」ですが、僕の投稿した作品は１個も採用されませんでしたけどね～。
４３万件以上もの投稿はあるわけですから、採用される確率は極めて低い。。。
あんなのタダの運次第だ～。（笑）

話を映画に戻すとしましょう。

世間は春休み中だし、１，０００円で見れるということで、シネコンは大混雑。
先週、「デジャヴ」を見に行った時も「多いよな～」と思っていたのですが、今日はそれ以上だったかも。

で、何を見るか？ってことになるのですが、現在公開中の映画は圧倒的に「子供向け」の作品が多く、選択肢が少ないんですよね。
少ない選択肢の中から僕が選んだのが、「アフェア the movie」でございます。

まずは、今回の映画のストーリー（導入部分）を簡単にご紹介します。

何者かが仕掛けた爆弾で自宅の駐車場に止めてあった雪平の車が爆発炎上し、娘の美央が巻き込まれてしまう。
大怪我を負った美央は、警察病院に入院する。
しかし、その直後、警察病院がテロリストに占拠されてしまい・・・。

先週、「デジャブ」の感想を書いた際、
サスペンス系の作品は、真犯人の意外さで魅せるモノと真犯人を探す過程のスリリングさで魅せるモノの２つに大きく分かれるように思う。
と書いたのですが、「アンフェア」は前者に分類される作品ですね。

昨年放送された連続ドラマ、ＳＰドラマをご覧になったことのある方なら、同感していただけるのではないかと思います。
この映画は、ＳＰドラマから繋がっているのですが、僕はＳＰを見逃してます。
ＳＰを見ていれば、この映画を見る視点も少し変わっていたかも。

さて、この映画の感想ですが、連続ドラマでの展開に比べると物足らない感じかな～。
「一体、誰がアンフェアな裏切り者なのか？」
これが、この作品の「売り」の１つになっているのですが、これを推測するのはさほど難しくなかったし、登場人物のバックグラウンドが描ききれていない点が残念でした。

あと「完結編」と位置付けられているのに、モヤモヤ感が残っちゃったんですよ。
なんか歯切れの悪い結末というか、完結編と言っておきながらも続編の制作をどこか匂わせている感じで。
ぶっちゃけ、映画じゃなく、２時間ドラマで制作しても良かったんじゃない？と僕は思いました。

これは連続ドラマの完成度が高かったために出てきてしまった感想でして、娯楽映画として見れば、最初から最後まで緊迫感があって、それなりに楽しめる作品ではあるんですけどね。
今日のように割引のある日（レディースデー、レイトショーなど）に見ることを僕はおススメします！