Even 言い分

風の向くまま、気の向くままに、今日は何を書こうかな~。

千年以上の時を経て

2006年05月21日 | 出来事・雑談
今日は奈良の薬師寺にて、第三期回廊復興立柱式が執り行われました。
僕がこの立柱式に参加したかったのと、このブログの準レギュラー(?)・サク君が以前、薬師寺や法隆寺は一度も訪れたことがないと言っていたので「それじゃあ、ちょっくら行ってみますか!」ということになり、奈良へ行ってきました。

立柱式は午前11時より大講堂と回廊工事現場で執り行われました。
大講堂内での写真撮影は禁止されているため、式の様子を皆さんに見ていただけないのが残念。
国の重要無形民俗文化財に指定されている「尾張万歳」を生で見ることが出来たのは、とても貴重でした。

式の最後に参加者は回廊工事現場へ移動し、「槌打ち」をさせてもらいました。
「槌打ち」は、立てられた柱の根元を木槌で軽く打つんですよ。
これもなかなか出来ることではないので、いい経験になりました。


薬師寺にて昼食をとり、お次は「法隆寺」へ。
皆さん、ご存知かと思いますが、法隆寺は世界最古の木造建築として有名であり、日本最初の世界文化遺産でもあります。
建立されたのが飛鳥時代ですから、千数百年の時を経ていることになりますよね。
時、歴史の重みが感じられませんか?

法隆寺の玄関である南大門です。


南大門をくぐると、このような風景が広がります。


こちらが、日本最古の五重塔でございます。
間近で見ると、風格や気品が感じられますね。


こちらは、大講堂です。
落雷により、925年に焼失したのですが、990年には再建されたそうです。


五重塔&金堂です。
金堂は法隆寺のご本尊を安置する聖なる殿堂でございます。


大宝蔵院で、玉虫厨子や百済観音像などを見て感動!
百済観音像のしなやかさ、穏やかで優しい表情は本当に素晴らしいです。
一度は生で見ていただきたいものの一つですね。

夢殿へ行く途中の道はこんな感じです。


最後は、夢殿です。
聖徳太子意の遺徳を偲んで、奈良時代に建てられました。


と、こんな感じで本日は奈良で、思いっきり日本の歴史に触れてきました。
奈良の寺院では1300~1400年という時の重みやシルクロードの最終地点だったことを肌で感じることが出来ますからね。
皆さん、京都もいいですが、奈良もかなりおススメですよ!

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3 コメント

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Unknown (ピット)
2006-05-22 12:32:00
奈良なんて小学校の修学旅行以来行ってないですね。

薬師寺・・・・。

ラジオでよく聞きますよ。外人が

「一畑山!!薬師寺!!!」と言ってました。笑

結構、頭に残るラジオのCMでした。
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やばい、熱く語ってしまう… (あっきー)
2006-05-22 18:55:51
実は私、毎年奈良行ってます♪

高校時代の親友が今奈良にすんでるので★



薬師寺も法隆寺も行ったことあります。

薬師寺でひいたおみくじ、大吉でした!

朱塗りがピカピカすぎて、ちょっと興ざめしちゃった感もありますが(^^;

保存の問題も難しいですよね。。



法隆寺は、確か五重塔だったかな、上の方に

魔よけのためだと思いますがカマがささってますよね!

屋根や仏像の周りにも護衛のがいるし(笑)、

歴史的なものって、その時代の人々の心性を反映していてとても興味深いです★

今年は遊びに行けるかなぞですが…
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Unknown (INAMI)
2006-05-22 22:38:38
ピットさん>

僕も小学校の修学旅行、奈良&京都でしたよ!



「一畑山!薬師寺!」のラジオCM,東海地方に住んでいる人じゃないと分からないネタですね。(笑)



あっきーさん>

毎年奈良にいっているんですか!?

これはちょっと驚きました。



確かに薬師寺の朱塗りはピカピカすぎる感じもしますが、1300年前の建立当時はあのような状態だったんでしょうね。



法隆寺の五重塔や金堂には魔よけ的なモノが色々見受けられますよね。

いろんな知識を得てから訪れると、歴史ある場所の楽しみ方は2倍にも3倍にもなりますね!
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