Beyond Borders ~国境を越えて~

身近な日常生活での新たな発見や出来事から、数々の国境を越えて
存在している私の愛する「人・場所・モノ・話題」などを紹介

私の「Arsenal愛」  ~こうして私は彼等の虜になっていった。~

2007-06-29 01:45:53 | サッカー le football
数多く存在する「私の愛する人/もの」の1つ「Arsenal」

最近、長文ばかりですみません。(フラ語も追いついていません。)
しかも、最近このネタ多くて…

今回、改めて原点に返って、このことを語るのは…
こういう考え方(愛し方) もあるという事を知って頂きたい「Arsenal Fan」がいること。 (大抵仲間は同じような愛し方ですが。)
そして、「Arsenal?」知らない???って方には、この機会に「彼等の素晴らしさ、素敵さ!」を知って頂きたいと思ったからです。

私がArsenalをここまで愛するようになったのは、やはりArsene(監督)とThierryの存在が一番「大」です

Arsenalというクラブを「好き」から「愛」に変わっていった当時、私は「大好きなFrance」に在住しておりました。

Thierryをサッカー選手として、1人の人間として愛するようになったのも在仏中
ご存知の通り1997年「AS. Monaco」時代からで、その後1998年「W杯」 France代表優勝に貢献!云々…。
(何故、彼を愛するようになったのかは、もっともっと長くなるのでここでは置いておきましょう。 …とはいうものの、理由は下記を語る際には少々不可欠ですが。)

Arsenalは、Thierryが入る前から気になる存在で、試合を観たり…は、してました。
当時は、指導者としてArsene(アルセーヌ)が来て、選手では、Petit(プティ)がいて、Nicolas(ニコラ)がいて、Vieira(ヴィエラ)がいて、Fredie(フレディ)がいて、Dennis(デニス)がいて、Overmars(オーフェルマルス)がいて…。(その他の選手達も…)
1999年、そこに(ユーべで成功出来なかった)Thierryが入り、私は一気にArsenalにのめり込んでいったのです。
その後、Pires(ピレス)が入り・・・・・・・・云々、現在へ。

ThierryがArsenalで(世界のトップフットボールプレイヤーとして)あそこまで成長した過程には、「Arsene、Dennis、Overmars、Vieira、Fredie、Pires、Ashley(アシュリー)、Sole(ソル)、Seaman(シーマン)などなど…」の影響が大きかったからなのです。
(リュズニーおじさんとか、パーラーとかラウレンとかエドゥとか、今バルサに居るジオも居たな~懐かしい…)

彼等なくして、今のThierryは存在しなかったでしょう。(影では、Arseneの理解者でもあり、彼の求めているもの全てを提供していた、今年3月に解雇された元副会長Mr. Deinの功績も大きかったのでした。)

彼等が追及していた、私の好きなあの「美しく、流れるようなパスサッカースタイル」を切磋琢磨しながら作り上げていく姿が、そしてそこに見えてくる彼らの人間性が、仲間を思いやる姿勢が、私を魅了し虜にしていってくれました。

だから、私はThierryに影響を与えてくれた彼等への愛情も含めて、深い「Arsenal愛」に変わっていったのです。

そして、輝かしい無敗優勝という記録」も生まれました。
Thierryの「Arsenalでの公式戦 226 ゴールという記録」も。
それは、一重に彼等(全員)なくしては、生まれなかった記録だったでしょう。 もちろん個人個人の能力の高さ、努力もそこには含まれます。

Thierryも同様、彼が他の選手達に与えた影響は、とても大きいのです。
その後加入してきた「Pires、Gilberto(ジウベウト)、Kolo(コロ)、Clichy(クリシ)、Cesc(セスク)、Robin(ロビン)、Eboue(エブエ)、Walcott(ウォルコット)、Adebayor(アデバイヨル)、Hleb(フレブ)、Rosicky(ロシツキー)などなど…」へ。
Gilbertoは、新加入当初は英語もあまり話せず、同郷で面倒見の良いエドゥ(現バレンシア)のお陰で、いち早くLondon生活にも、チームにも馴染めたから、彼にとってはエドゥの影響が一番だったかもしれない…。

とにかく、皆仲間思いで、例えば上記のエドゥの移籍が決まってArsenalを去る前に、(普段からP.Kって蹴る人の順位が決まっていて、本来なら他の選手が蹴るところ)エドゥにP.K蹴らせてあげたり…
Dennisが引退する前も、自分がシュート打てるポジションでボール受けても、Dennisにパス出すし。
どんなに上手い選手でもいつも頭にあるのは、「一番ゴールの可能性の高い選手にパスを出す。」だったのです。「オレが、オレが…俺様が決めるんだ~!」っていうのではなくて…ネ!
もちろん自分が一番の可能性と判断すれば、当然自分でシュート打っていきますけど。

Arseneの指導の中、若きプレイヤー達も、中堅プレイヤー達も、あの美しいパスサッカースタイルに傾倒し、同じ目標を目指し切磋琢磨していく彼等に、Thierry は多大に貢献していった訳です。サッカー以外でも。

もちろん、彼等には元からの才能はあるのですが、Cesc や Adebayor や Walcott・・・・・など多くの選手にとって、Thierry がいなければ、「今」の彼等は存在しないのです。

残された彼等も、移籍を聞いた時は、ショックがあったでしょうが、段々とその事に気づいていくでしょう。もう最初から気づいて分かっている人もいるでしょう。(←Thierryの考え方と同じか、継承している人でしたら…。)
私だって、Thierryが「gunners キャプテンとしてカップを掲げる日・姿」を夢見てましたから、最初はショックを受けました。でも、すぐ気づいたのです。ここに書いているこれらの事を…。

今後、Thierry と残された彼等が顔を合わせた時にどういう行動・態度をするか見ていて下さい。きっと笑顔で抱擁とか…だと思いますよ。

今までのThierryと離れた(別れた)他の仲間達をみていてもそうでしたし、その人達の単独インタビューを聞いていても、いつも「Thierryには、とても感謝してる…」とかそういう言葉が多く出てきますから。
(F.CポルトがCLで優勝した時のインタビューでも、以前「AS.Monaco」で一緒だった Costinha(コスティーニャ) 本人の口から Thierry への深い感謝の言葉 が出てきていましたしね。 注;インタビュアーがふってから出た言葉ではないですよ。)

そうやって、人から人へ、そしてまた後継者へ…と引き継がれていって、今のArsenalがあるのです。

今回の出来事に関して、Thierryは人一倍 謙虚で優しくて、人やモノや目標を大事にして努力を怠らず、常に周りに与える影響や言葉を選んで発言する人だから、移籍成立直前までは「移籍の事」を口にしなかったのです。

彼が 「目指しているものと夢(子供の頃から憧れていたヨハン・クライフの要望にも応えたかった)と、Arsenalでの不透明な未来、新たな旅立ちに向けて生じた自分の年齢の不安」 と 「今まで皆で作り上げてきたものやそこにある溢れんばかりの愛情」 との間で天秤が大きく揺れ、苦しみながら悩んで出した結論なのです。そういった彼の気持ちは、残された選手達も監督も理解しているでしょう。

以前からの私の考え方でもある「人間関係の継続は、お互いに精神的な何かを与え、与えられるもの。たとえ、離れても別れる結果になっても、こうした人間と人間の繋がりは、過去~現在~未来でのお互いの心がけ次第と影響力と記憶と行動で、永遠の繋がり、永遠の連鎖となっていく」という価値観が、このチームの今には存在する。
↑上記価値観は、恋愛でも友情でも何でも同じ。

だから、私は「今のArsenal」も、「今のThierry」も、「そこに影響を与えたすべての人々」も、「同じようにArsenalやThierryを愛する仲間」も、皆をこよなく愛している訳です。

そして「彼等が私の愛した彼等」であり続ける限り、私は「彼等を愛する事」を止めないでしょう。
引退したとしても…。離れていったとしても…。
そして、もし未来に「彼等が私の愛する彼等」でなくなって、私が彼等から離れたとしても、過去に存在した私の「愛したArsenal」は、私の成長過程へ影響を与えてくれた人達として、自分の知識となり、財産となり、記憶となり、永遠に生き続ける。

Thierryにとって、私にとって、今後「バルセロナ」というチームもこの対象になってくれるのか?そう願いたい…。

こうして、私に影響を与えてくれる「愛する人/モノ」が1つ1つ増えていき、過去の(大なり小なり)様々な形で「愛した人/モノ」の数々に蓄積され、私の「財産」となってどんどん積もっていく…。


最後に、早速ではございますが、昔からの「熱烈バルサファン」のページに↓下記内容のご意見があり、Thierryを愛する者として「嬉しいな~」と思ったので、ついでに掲載しちゃいます。(基本的に受け取り方は、やはりバルサファンとしての見解・ご意見ですが…)

http://www.blau-grana.com/noticia/200706/0624.htm より

◇学ぶところの多い、アンリの謙虚さ

このアンリという選手、これまでもピッチ内外での言動には感心させられることもあった人ですが、改めて注目してみるようになると、さらに彼の人間性に惚れ込んでいきそうです。
前述のレキップ紙での“告白”のなかで、目を引くのはバルサへの愛着心と謙虚さでしょう。
フットボル界の頂点に立つ大スターでありながら、偉そうな素振りはまったく見られない。
「誰が先発であれチームのためにベストを尽くすし、昔からバルサにいる少年たちからも勉強するつもりだ」なんてセリフは、なかなか出てくるものではありません。
その謙虚さがあればお山の大将だらけのチームでも上手くやっていけるでしょうし、むしろ他のクラックたちがアンリのこの姿勢から多くを学び取り、学習していってもらいたいものだと思います。
アンリはアーセナルの熱烈要請を断り、タイトル獲得と青年時代からの夢を優先させました。
彼には数年前のバルサ・クラックたちのような、「ここで成功を収めてやる!」という初々しい勝利へのハングリー精神があふれています。このスピリットこそが、この一年のバルサに欠けていたものであり、アンリ加入によってチームへと伝染していくことが期待されるものです。
謙虚なアンリにはじっくりとバルセロナの文化やプレースタイルを学んでもらうとして、他の選手にも、是非このフランス人選手の姿勢というものを学んでもらいたいところ。
そうすれば、この惨めな一年で重ねてきた失敗も、その多くは解決されていくのではないでしょうか。
求められるものは若干違えど、アンリはラルソンのごとく、プロフェッショナルの鑑として手本となり、ファンの熱い支持を集められそうな気がします。
一年後にこの予感が、大的中していますように。アニモ、チチ・アンリ!(←本当はチチじゃなくて、Titi=ティティとよみます。 By French-Blue)

  
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