田中広江FP事務所

FP・ネットワーク・オフィス
(FPはファイナンシャルプランナー)

同友会講演会&交礼会

2008年01月17日 22時02分15秒 | Weblog
岩手県中小企業家同友会主催講演会&新年交礼会がホテル東日本で開催されて
参加してきました。新年交礼会も同時開催と言うこともあり多数の皆様が参加され
ていましたが、仕事の関係でぴょんぴょん舎さんのDVDは見れませんでした。
何とか邊龍雄社長さんの講演会には間に合いました。村井代表幹事の自らの司会
で進められていましたが、代表幹事挨拶も司会席でされていよいよ講演会です。


以前”よくなる会”でお話をお聞きした時とほぼ同じような内容で約40分の間に
切々と淡々と静かに話される内容は、一つ一つがそれだけで凄い内容で、いざ実践
しようとしたら大変な問題が多く潜んでおります。水、米、肉、野菜などの食材に
対する思い入れと経営理念に基づいた社員教育にまたまた感動致しました。

創業20周年の中で7~8年目頃に明確に決めた7つの経営理念を常に唱和したり
言い聞かせたりして理解させることに力を注いでいることが良く解りました。会社
である意味一番大事なのは、理念を共有することだと感じます。一人一人を監視
することは基本的に出来ません。末端の一人一人が同じ思いで仕事に取り組んだら、
お客様と接したら、経営者と同じ気持ちで事に当たったとしたらこれ程強い企業は
他にないだろうと思います。目指すべきところです。

歴史のある会社の話もとても参考になりますが、鉄屑回収業から大転進で成功され
た会社も非常に参考になります。邊社長さんの話の中では、韓国料理の焼肉冷麺で
商売しようと決めた時に、普通だったら同業他社で勉強や修行をして、一刻も早く
開店しようとするはずなのに、料理の基本から勉強するために料理学校に通ったと
言うところが凄いところですし中々出来ないことだと思います。

この事が基本となって人気メニューの開発に繋がって行ったのだろうと感じました。
何処よりも早くにブームを起こして勝ち続けていく所の凄みを感じました。焼肉と
冷麺から、石焼ビビンバの開発、お土産冷麺の販売、ちぢみと豆腐チゲの人気と
会社を引張る商品は他社から真似される様にまでなって来ているのです。

食と芸術のコラボの凄さも感じます。全てに全力で真面目に取り組んでいることが
とても良く伝わるお話が沢山ありました。サンチュ作りの話では、地元の栽培農家
とのやり取りの話の中で、この人だったら真面目に正直に作ってくれると思う人に
依頼している話でした。普通は10日間で出荷するサンチュを、倍の20日間もの
日数を掛けて作られていて、肉厚で世界一のサンチュだと話されておりました。

その後の交例会は私の嫌いな立食で、大勢の人でごった返しておりましたが、料理
は全くと言って良いほど食べられる量がなく一口食べたら何も残っていませんでした。
酷過ぎますね!5,000円もの会費を納めて何も食べられないなんて・・・。

まあある程度の交流は出来ましたが、講演会に参加した人の半数以上が帰る理由
が判る気がしました。お腹が空きまくりで、カラ酒のため酔い過ぎていましたから、
立花聡志社長とまたまた居酒屋で語りまくりました。結果的に初めて二人だけで
ゆっくり語り合う時間が持てましたから少ない料理に感謝感謝でしたね。