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Fly to the BLUE

2006.7.13 更新終了

餃子の街へ

2005-10-21 | 
おにぎり×5、よし!
水筒にミネラルウォーター500ml、よし!
出発です。
目的地はギョーザの街、宇都宮。

大学の校門前、明治通りでヒッチハイク開始。
サインペンとスケッチブックを取り出して目的地を書こう。
だが、どこを書けばいいものか分からない。
東北自動車道に乗っていきたいなぁ。

とりあえず「川口」。
信号の少し先でスケッチブックを大きく掲げたですよ。

うわ~、みんな俺見てる…
すげ~恥ずいんですけど…
早く止まって…

15分と耐えられず、待っている場所を変えた。
池袋を目指して北へと進み、めぼしいところで待つが、成果なし。
池袋インター近くで1時間待つがダメであった。

時間が厳しくなってきた。
残念だが諦めた方がいい。
2時には、地下鉄に乗ってしまった。

東武線で宇都宮に到着したのはもう6時で、日が暮れていた。
さて、宇都宮といえばギョーザですぞ。
桃鉄でもギョーザ屋しかないし。
何件か回ってみよう。

最初に入った店は「来らっせ」。
「来らっせ」は宇都宮の各店のギョーザを集めている店である。
曜日毎に違うメニューから注文できるのだ。
中国飯店のギョーザと宇都宮餃子館のギョーザを注文した。
ここまで、家から持ってきたおにぎりしか食べてなかったもんだから、
ギョーザは今日1番の贅沢である。
皮はパリパリと食感がよく、中身はジューシーであった。
特に中国飯店のギョーザは噛んだとたんに中の汁が口から外へ飛び出した。
さすが、宇都宮のギョーザは元気だぜ。
合計570円でした。

場所を変えて、駅ビルの「みんみん」へ。
今度は水ギョーザを食べてみよう。
待っている間に壁に書いてある薀蓄を読む。
「ギョーザの食べ方は基本的に自由である。
 酢としょうゆの比は7:3が一般的とされている。
 昔の偉人は酢のみで食していた。」
なるほど、酢のみで試してみよう!
すぐに水ギョーザが到着した。
焼きギョーザと違って、水ギョーザは皮が柔らかい。
食感がもちもちしていて、焼きギョーザとは別の食べ物ように感じられた。
酢だけというのも、なかなかよいね。
酢だけの方が素材の味が生かされている感じ。
少しずつしょうゆを足して食べてみる。
いつものギョーザの味になるが、何かが損なわれているような気がした。
そんなに繊細な味覚を持ってるわけじゃないんだけどねぇ。
これからは、ギョーザは水ギョーザで酢のみ。
これで通ぶってみよう。

7時を過ぎたので、そろそろ宿に向かわないといけない。
本日泊まるのは日光杉並ユースホステル。
宇都宮と日光のちょうど中間くらいの大沢という場所にある。

宇都宮から歩いて日光街道へ出て、ヒッチハイクにいい場所を探す。
明るいところでないと、スケッチブックに書いた文字が見えないだろう。
1時間半ほど歩いてロッテリアを発見。
そこで待つこと15分。
ついに車が止まってくれた。
大沢まで乗せてくれる、記念すべき最初の人は仕事帰りのおじさん。
僕の過去の旅の話を素敵な笑顔でに聞いてくれる、本当にいい人であった。
楽しい時間はすぐに過ぎてしまい、あっという間にユースへ着いてしまった。

というわけで、無事本日の目的に到着。
時間に余裕があれば東照宮を見たのになぁ。
今日はギョーザ食っただけだね。