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マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

無観客試合で開幕のNPB、Jリーグも検討中

2020-04-24 | 日々の暮らし
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は、無観客試合での開幕を合意したそうです。
また、Jリーグも無観客試合でのリーグ戦再開を検討中とのこと。
私は、野球もサッカーも好きで、時間があればスタジアムまで足を運びます。

今回は、いつもは語らないスポーツ観戦の趣味も絡めて、無観客試合のことについて綴ります。

野球が好きになったきっかけ
私が野球に興味を持ち始めたのが、小学校高学年の頃です。
当時は、まだジャイアンツ人気がダントツで、試合中継もジャイアンツ戦が主流で、他のカードはほとんど放送されておらず、されても録画編集されたモノが土日の昼間に流されるという感じでした。
そんな時代であったにも関わらず、私はジャイアンツには興味が全くなく(笑)、パシフィック・リーグのチームを応援していました(笑)
※ちなみに、福岡のチームではありません。というか、当時は福岡にチームなかったです。

野球を好きになった理由は、結構単純で、同級生のリトルの試合を観て、かっこいいなと思ったからでしたが、その後たまたま、パ・リーグの試合中継をみて、めちゃくちゃかっこいい!と思い、それからは虜に(笑)
当時は、朝の時間帯に応援するチームの情報番組を放送していたので、毎朝その番組を見てから学校へ行っていました。
実を言うと、その番組をみておかないと、前日にあった試合の詳細がわからなかったのですよね。
なにせ、ジャイアンツのようにリアルタイム中継がなかったので(苦笑)
ですが、その番組のおかげで、選手たちの魅力を知ることができて、ますます好きになっていきました。

そのころに住んでいたところは、交通に不便な場所だったので、スタジアムへ観戦に行ったことはありませんでした。
中学へ上がるタイミングで福岡に引っ越してきたのですが、当時、福岡で野球といえば平和台球場。
しかし、私が住む場所からは遠く、足を運ぶことはありませんでした。
初めてスタジアムでの観戦が叶ったのは、大学生の時に近くの地方球場で試合が開催されたとき、同じチームが好きだという学友と一緒に観戦に行きました。

スタジアムで観戦する魅力は、テレビ中継を観ているときの興奮とは全くの別物。
試合前に選手たちがウォーミングアップしているところから見ることができるし、プレーのスピード感もテレビで観るのとは違って、迫力があります。
子どものころから、ずっとスタジアムでライブ観戦したいと思っていた私ですが、初めて体験したスタジアム観戦は、想像以上に面白くてエキサイティングでした。

その後、福岡にドームができたことと、社会人になって収入を得るようになったことで、スタジアム観戦を頻繁にするようになりました。

サッカーが好きになったきっかけ
サッカーが好きになったのは、いつからともなく、といったところです。
これも、もともと小学校の同級生が地元のチームに入っていて、たまに試合を観ることもあったのですが、当時は野球の方が魅力的に感じていました。
理由はわかりません。
単純に、感性がそうなっていただけだと思います(苦笑)

社会人になり、Jリーグが発足したとき、日本中が盛り上がっていたこともあり、自分も好きなチームがあったら応援のし甲斐があるな、と思っていましたが、チーム数が多すぎてなかなか1チームに絞り切れずにいました。
ですから、見た目が好みの選手がいるチームを応援することにしました(笑)
ところが、サッカーは野球と違って、選手の移籍が頻繁です。
結局、好きな選手は別のチームへ移籍してしまうので、サッカーに関してはチームや選手を応援するというよりは、試合中継を観て楽しむ、というスタイルになりました。

年月を経て、Jリーグのチーム数が増えていく中で、数年前から地元のチームを応援するようになったのですが、スタジアムへ足を運ぶことはありませんでした。
理由は、交通に不便なところにスタジアムがあったため、行くのが面倒くさかったからです(苦笑)
ところが、そのチームのホームスタジアムが新設され、私の家からも行きやすい場所に移転しまして、それからはホームゲームのほぼ全試合、足を運んでいます。

サッカーをスタジアムで観る魅力は、やはりライブでしか得られないスピード感。
野球と違って、決められた時間内に決着をつけなければいけないので、常に緊張感があり、選手の気迫がサポーターにダイレクトに伝わり、一緒にプレーしているかのように感じられるところが、いいです。
野球は、攻守交替のタイミングで一息ついたり、試合が膠着状態になると、観ている側はなんとなく気持ちも緩みがちですが、サッカーは一瞬で形成逆転するので、目を離す暇がありません。
しかし、その目を離す暇のなさが、また心地よかったりもします(笑)

無観客試合に思う
スポーツ観戦の魅力は、プレーしている選手やチームに、自分の気持ちを投影したり共感したり同調したりして、その気持ちを応援というスタイルで、選手に伝えられることだと思います。

テレビ中継やネット中継でも、たしかに楽しめますし、魅力たっぷりのプレーを堪能することもできますが、やはりスタジアムでのライブ観戦に比べると、少し気持ちの入れ込み方が変化してきます。
できることなら、スタジアムで観戦したいと思いますが、今シーズンに限っては、現状それが叶わない状況。
スタジアム観戦は、ライブで観られるというだけではなく、スタジアム内でグッズを買ったり、名物グルメを堪能したり、ファンやサポーター同士で交流したりすることで、楽しさが何倍にもなります。
また、スタジアムで購買活動をすることは、チーム運営に貢献していることでもあります。
それができないとなると、ファンやサポーターは、複雑な思いで過ごすしかありません。

Jリーグに関しては、開幕は迎えたものの、その後の試合はずっと延期(中断)されたまま。
野球は開幕すらできていない状況下で、選手もモチベーションとプレーのクオリティを維持するのに、苦労していると思います。
選手は、いつもファンやサポーターの応援がプレーの糧になると言ってくれます。
もし、それが本当なのであれば、できれば無観客試合の開幕を避けてほしいと願っていましたが、観客の健康に関する安全の確保ができない以上、平時の状態で開幕することは難しくなっています。
このままだと、選手がいつまでたってもプレーできない状況になってしまいます。
ですから、今回の決定や検討は、寂しい反面、選手の皆さんがプレーできるようになるのなら、それも致し方ないと思っています。

スタジアムに行かなくても何かしら貢献したい気持ち
先ほども書いたように、スタジアムで観戦することは、チーム運営に金銭的な貢献をしていることにもつながります。
しかし、無観客となると、まずチケット代が見込めませんし、飲食料品の売り上げもゼロです。
グッズは、今は大体ネット販売があるので、ある程度は売上があると思いますが、平時のような収益にはつながりません。
このままでは、選手の年俸を維持するのが難しい運営状況にもなりかねません。

こういう時、ファンやサポーターは、何とかしてお金を使ってあげたいと思ってしまいます(笑)
平時の収益をフォローすることはムリでも、せめてチケット代で見込める収益くらいは、何かしらの有料企画で補ってあげられたらな、と考えます。
運営側は、そこまで求めていないかもしれませんが、今シーズンに限っては、ファンやサポーターに金銭面でのフォローをお願いしてもいい状況だと思っていますし、私も協力できそうな企画であれば、乗っかりたいです。

シビアなお金の話をしてしまいましたが、本音はチームと選手が何の心配もなくプレーしてくれること。
そして、そのプレーを心おきなく観られる状況に、早く戻ってもらいたいと願うばかりです。


今回は、野球とサッカーの話になりましたが、すべてのレジャー、イベントが、安心して行えるようになるまで、私たちはできる限りの努力をしなくてはいけません。
これが、例えば個人的な問題や運営側の問題だけなら、静観するしかありませんが、今は全国民が努力しないといけない状況と言えます。
不要不急の外出を自粛して、手洗い、消毒・除菌、マスク着用を基本として、被感染者にならないよう、そして感染を広げる側にならないよう、最善を尽くすよう、私自身も頑張っていきたいと思います。