Flower Crown

生花店「Flowers Company」店員が綴る日記。

ウェルカムボード

2014-02-28 15:01:00 | ウエディング関係

 またまた写真撮りのおはなし。

 今回、ウェルカムボードのお花も作成しました。

 教会の素敵なお庭に、花いっぱいの鉢物を用意して、それをバックに撮影です。

 

 

 

 フェイクフラワーのキャベッジローズやラナンキュラス等々を使って、白、クリーム、ライムグリーンで作成したウェルカムボードフラワー。

 シルバーグリーンの実物や、ミントやシュガーバインの葉もたくさん使って、まさにウェディング!なお花になりました。

 白+グリーンの組み合わせって、ともすればお葬式なイメージになってしまいがちですが、ライムグリーンや実物を多めにつかってあげると、まったく違った印象になります。

 品質の良いフェイクフラワーをふんだんに使ったせいか、遠目で見ても素敵ですねぇ。

 結婚式にお呼ばれされて、こんなウェルカムボードに迎えられたら、期待度アップです♪


モデルさんの花かんむり

2014-02-27 14:08:22 | ウエディング関係

 昨日、娘の通う小学校のクラスで親子レクリエーションがあり、子供と一緒になわとびを楽しみました。

 何年ぶりのなわとびでしょうか・・・。周りのお母さん達もみんな、きゃぁきゃぁ言いながら奮闘しました。

 結果、へとへとに疲れてしまったのですが、帰宅してから居間を歩いている時に娘のランドセルに足をひっかけて、見事に転んでしまいました。

 いつもならサッと足が出て転ばずに済むところを、私の疲労した足はもつれ、気持だけが前に向かい・・・ひっかけた足の指はみるみる腫れて赤黒くなり、帰宅した旦那さんに骨が折れている宣言をされ、今朝病院に行ってきました。

 レントゲンを撮ってもらったところ、骨には異常がなかったのですが、無理に曲がったせいで炎症をおこしてしまい、ただ今足を引きずりながら歩いております。

 こうやって体のどこかを負傷すると、いかにその部分を何気なく使っているかを思い知ります。

 歩くときに前に踏み出す為に、足の指って必要なんですねぇ。

 

 さて!先日おこなわれた写真撮影ですが、デザイナーさんの希望で花冠を作成しました。

 

 

 同じブーケを生花で作成したのですが、そのブーケと同じ色味で作りました。

 全体的にブルーシェードなピンクを使い、ソフトパープルなどのライラックを入れた配色だったので、青みのあるピンクと赤紫、ソフトパープルのミニバラを使った花かんむりになりました。

 当日、モデルさんが装着したところは見られなかったのですが、きっと可愛かったでしょうねぇ~。

 ちなみに、ホテルなどの自然光を入れない、照明だけで明るくする会場の場合、照明の色温度は低め(白熱電球のようなやわらかい暖色系の光色)なので、「ザ・ピンク!」な色合いを視覚に感じさせたい場合、青みのやや強いピンク色を使うと、理想に近いピンクになります。

 今回の写真撮りでも、デザイナーさんはこのへんを意識されていて、青みのあるピンクやライラック色などを希望されました。

 今回の撮影で、どんな写真に仕上がったのでしょうか。今から楽しみです♪


写真撮り

2014-02-24 13:51:32 | ウエディング関係

 2月に入り暇になると思いきや、何かと忙しく、まともなお休みもとれない毎日です。

 そして・・・あの大雪。

 16日は大安で結婚式がありまして、土曜日は200メートル程の道のりを延々雪かきし、何とか車を幹線道路に出す事ができたものの、お店にはとうとうたどり着く事ができませんでした。

 日曜日は何とか死にものぐるいでたどり着き、式場まで歩いてお花を運ぶ事に・・・。

 それでも、車で出社できたのは良い方で、プランナーさん達は何時間もかけて歩いて職場までたどり着いたそうです。

 こんな雪、生まれて初めての体験です。そして、寒さで遅々として雪が溶けません。

 そんな寒さふるえる中、式場の写真撮りがおこなわれました。

 

 

 式場の装飾とブーケをを3つ作成しましたよ。

 シンプルな美しいAラインドレスには、白チューリップを3種混ぜたクラッチブーケを。

 チューリップだけのブーケってとっても可愛いんですが、茎が太い植物なので ボリュームを出すとステム(持ち手)部分がものすごく太くなります。

 私は手が大きい方ですが、それでも片手では持ちきれない太さに・・・。

 花が落ちないようにぎゅっと掴むとぽきっと折れるし、スパイラルに組んでいくと持ちきれなくなるし、組んでは縛り、また組んでは縛り・・・しながら何とか作成しました。

 クラッチ、海外ではとてもポピュラーなブーケです。

 特にチューリップのステムはまっすぐで、綺麗ですね。


デルフィニウムの花かんむり

2014-02-11 14:27:52 | ウエディング関係

 NHKで、考えるカラスという番組をやっているのですが、あのオープニングを歌っているのは小沢健二さんですよね?

 ネットで調べてみてもはっきりせず・・・もし違うとしたら、声と歌い方がすっごく似ている歌手さんだな~。

 今夜はブギーバックがひさびさに聞きたくて車中でスチャダラをかけていたら、娘が結構気に入りまして、二人でノリノリで歌ったりしています。

 あの頃のラップミュージックって、面白かったなぁ。

 今はギャングスタイルで恋愛バラード歌ったり、よくわかんない事になっているなぁ~と思っています。

 

 さて、オーダーのあった、アーティフィシャルの花かんむりです。

 今月は何個か作らなければなので、ヒマをみつけてはせっせと頑張っております。

 

 

 デルフィニウムって、ひらひらとした可愛い花が長い茎にいくつも咲いているものですが、その花を摘んで使った花かんむりです。

 コストを押さえたいなぁとか、軽く作りたいなぁと思う時に便利なお花でもあります。

 生花ではこんな使い方はできなくて、もっとダイナミックなアレンジメントやディスプレイアレンジメントなんかに使うと、迫力が出てゴージャスなイメージになります。

 

 次回はアーティフィシャルのブーケを紹介します。


赤いBagBouquet

2014-02-09 16:28:17 | ウエディング関係

 すっごい雪でしたね。

 熊谷市は特にすごかったみたいで、40センチ以上は積もりました。

 昨日今日と何回も雪かきをして、体がバッキバキです・・・。

 八木橋店は開店休業状態でしたが(本店もですが)、今日日中暖かかったせいか、スゴイ勢いで溶けています。

 明日の朝、凍結しなければいいんですけどねぇ。

 

 私も旦那さんもテレビをあまり見ない(忙しくて見られない)のですが、音楽家がなんだかんだと大騒ぎになっているみたいですね。

 帰宅した旦那さんにその事を話すと、「あぁ、なにわのベートーベンとか言われてるやつ?」と返されました。

 聞いた私も言った旦那さんも「?」と思ったんですが、その後調べてみたら、キダタローでもなかったし、なにわでもモーツアルトでもありませんでした。

 う~ん、もうちょっとニュースを見ようと思います。

 

 さて、オーダーの入ったバッグタイプのブーケを作成しました。

 

 

 アーティフィシャルフラワーで作成したもので、赤ベースでオレンジポイントの、プリンセスタイプのカラードレスに合わせていただきます。

 個性的でとっても可愛らしいバッグブーケ。

 そして、激しく好みの分かれるタイプのブーケでもあります。

 このブーケは、シンプルで王道のドレスよりも、個性的で可愛いドレスによく合います。

 結婚式が終わっても、ぜひぜひお部屋に飾って楽しんでもらいたいです♪


純白はなかんむり

2014-02-03 14:19:32 | ウエディング関係

 昨日は打ち合わせが続きましたが、結婚を控えた新婦さんはみなさんお美しいですねぇ。

 ブーケやヘッドドレスのお話で、ドレスの写真を見せていただくのですが、実際新婦さんが試着されている写真を見せていただくと、イメージがばっちりと決まります。

 本当は毎回、本番の新婦さんを柱の陰からのぞき見たい気持でいっぱいなのです。

 

 今回は、バックコサージュがついた、純白の花かんむりを作成しました。

 

 

 このアーティフィシャルフラワー、すっごく可愛いんです。

 ひと目見て衝動買いしてしまった程なんですが、可愛くて良くできているものはやっぱりお高いです。

 でも、これくらいのクオリティの花を使うと、全体に品があって綺麗なんですよ~!

 写真ではちょうど良く微妙~にぼかしてあって美しく見えるけれど、実物(商品)が到着して実際目にしてみたらガッカリ・・・というのは悲しいですよね。

 なので、布のほつれまで写り込むようにピントを合わせて、実物とのギャップのないような撮影を心がけています。

 そんな撮影に耐えるようなアートフラワーは、得てして高額だったりするので、価格競争では脱落してばかりです・・・。

 でも、ご注文いただいた方には喜んでいただいているので、それをはげみに鋭意制作する日々です。


オレンジ花かんむり

2014-02-01 13:21:55 | ウエディング関係

 七五三写真撮影が娘の歯が生え待ちだったのですが、一向に生えてくる気配がないので、もうこれは口を閉じて笑ってもらうしかないなと覚悟を決め、スタジオへ予約を入れに行こうとしていた矢先、娘が通う学童から電話がかかってきました。

 何やら娘がぼーっと歩いていたところ、鉄の棒に激突して頭から流血してしまい、ショックで本人も混乱しているとのこと。

 慌てて学童へ行くと、おでこがぱっくりと割れ、娘は放心状態。

 比較的大きな外科病院へ連れて行き、1.5㎝程の傷だったのですが細かく縫ってもらいました。

 娘は赤子の頃から、注射や薬は全然OK!な子で、恐がりながらも麻酔注射や皮膚を縫うのに耐えましたが、私は自分の帝王切開の傷も退院してからじゃないと見られない位ビビリなので、娘が処置されている間も貧血で倒れそうでした・・・。

 そんなこんなで七五三の写真撮影はまたしても延期。

 それよりも何よりも、傷がどの位残ってしまうのか・・・。女の子をもつ親は心配事が尽きません。

 

 前回フェアの写真を・・・なんて書きましたが、私の撮影テクニックがあまりにもでお見せできる代物ではなかったので、今回は新作のはなかんむりを紹介します。

 

 

 微妙なクリームオレンジ色とサーモンピンクのバラを使った、ナチュラルな花かんむりです。

 大輪なので、デコラティブなドレスにも合うと思います。

 細かい花で密に作るのもいいのですが、近くから見ると作り込まれて美しいのですが、遠くから見るとひとかたまりに見えてしまうので、こういう大輪系のものは遠くから見ても存在感があってゴージャスです。

 人の好みにもよるのですが、シンプルなドレスには輪の小さい花のものを、デコレーションされたドレスには輪の大きな花のものを選ぶと、ぴったりだと思いますヨ。