アーティフィシャルのあじさいって、結構リースにしたり花かんむりにしたりする方が多いのですが、どちらかというと、私は苦手であまり使わないお花です。
嫌いなお花という事ではなく、どうしても密集させて組んでいくので、花の形を保ちながら組んでいくのが難しいんですよね。
わざと密集させて、くしゃっとした感じを楽しむという方法もあるのですが、そういうやり方で綺麗に見せる腕前が、まだ私にはありません（汗）
なので、こんなんじゃだめだな～と思い、とりあえずひとつ作成してみました。
ペールピンクとペールグリーンの、やさしい色合わせになりました。
こういう、同じトーンのものを合わせる事を Tone in tone といいます。（葉っぱのグリーンは除く）
ペールトーン（ごく薄いトーン）の場合、彩度（色の鮮やかさ）が低いので、色相に差をつけるとお互いの薄い色味を感じやすく、綺麗に見えます。
この花かんむりの場合は、赤（ピンク）と緑ですよね。
たとえばこれを、わずかに色の違いを感じる２色で、同じかわずかに違うトーンの配色にするとカマイユ配色となり、視覚的にもここまであざやかにペールピンクやペールグリーンを感じる事もなくなります（カマイユ配色の利点もたくさんあります）。
なぜ視覚的に色の鮮やかさを感じなくなるかというと・・・と、説明を続けていくと難しい話になっちゃうので、このへんで。
