イジュー·ホーロー

ミュージシャン。雑記。喫茶店と映画。古本屋。猫など。flexlife青木里枝

funkと二十歳の頃

2017年10月20日 | memo







ブッツィーコリンズの新譜が
全曲web上で試聴可ということで
きいている

あがる
いろいろはかどる↓
https://n.pr/2x478kt


熱心なファンでもないけど
暑苦しい音楽が嫌いじゃない自分が

確実に根っこにあるのは
なぜだろうと ふりかえる…




いい写真!




20歳前後かな
家に帰りたいけど帰りたくない
死ぬほど帰りたくない時期があって

近所を無駄に遠回りして
散歩したりしていたのは
あれは なぜか…



ここから先は出来れば
笑って読んでいただきたいのだけど

おばあちゃんがアル中&痴呆症で
怖かったのです。。。

目が合ったら
着地しないエンドレスな説教が始まるし
それはそれは 恐ろしかった

父は父で、全財産 手放すのか?
くらい仕事が崖

両親は20年来もめてきた
離婚問題がちょうど臨界点

飼い犬は飼い犬で
痴呆になって鳴き止まないし

めんどうな事の全部のせ
ロイヤルストレートフラッシュ
(で あってるのかな笑)




良くある話といえば良くある話。
でもうちって…どうしてこうなんだろ?
というのが私の20歳

若いというのは こういう事。
なのかもしれないけど



楽しくない事で埋め尽くされて
映画と音楽くらいしか
逃げ場がなかった

この頃の嫌な記憶が
強烈過ぎて いまだに
呪いのような感じがあり

どう距離を置くのかが
テーマのように なってもいる…せいか

神話とか スターウォーズとか
出自の呪い系の映画が割りと好き
というのは こじつけですかね?



で、ちょっと
出来過ぎの感もあるけど

一番気が重い日の 当時の帰り道
もう嫌だ!というその瞬間

ヘッドフォンから流れてきたのが
sly& the family stone の stand!で

(出来過ぎではずかしいから
あまり人に話した事がないのです)

stand!って言ってるくらいしか
よく分かってなかったものの




ほんとの意味で
助けて 引き上げてくれて

このとき理屈ぬきで
ファンクとか黒人音楽、だけじゃなくて

音楽とは こういうものかと
心に直接響く感覚を知ったし

実際ちょっと
泣いちゃったりしながら歩いた




stand!
https://youtu.be/Q49vjFN6Fsw


You Can Make It If You Try
https://youtu.be/l8sz_7TPWE0



聴き直したけど
じーんときましたね。。。

歌詞も読み直したら
あの時感じたままの内容だった
https://ameblo.jp/chihiro-yokohama/entry-11849920947.html



筋が通ったことをしていても
はいつくばらなきゃいけない時もある

立ち上がれ
君は自由だ

少なくとも
自分がそうだと信じていれば
君の精神は自由だ

みんな、立ち上がれ







熱々のダンスミュージックを
ショック療法的に聴いて
鼓舞して という 気持ち良さが
感覚的に残っているんだと思う

ということで
曇天の日はブッツィコリンズなんかも
いいかもしれません






自分を整理してみたくて
長くなってしまった…

お付き合いくださった方
ありがとう☺︎