封切り映画を、祝日にみるなんて
うまれてはじめてかもしれません。
息子にスターウォーズのトレーナー着せて
一緒に出かけました。
ちょっとわたし、
涙腺がばかになってるのかもしれないけど
オープニングテーマの一音と
タイトルが浮かび上がっただけで
感極まって泣きました。
なんか歴史的瞬間に立ち会った感じ。
もうこの後みなくてもいいかな、くらい。笑
正直期待してなかったんですね、内容。
前回の新シリーズ。
あれがまったく感情移入できなくて。
フォースの覚醒を見る前に
町山サンの解説を聞いといたんだけど
見聞きした中で一番的確な解説で
世界観や制作の話おさえてみたので
かなりすんなり見る事が出来ましたね。
スターウォーズに関してのモヤモヤの大半が解消された気分です。
要はルークとアナキンの辿る道は
ジョージルーカスの半生そのもので
リンクしまくっているという事。
帝国というのは当時のルーカスにとってのハリウッドだった?
などなど。
結局、誰の人生にも登場する"大きな敵や壁”と思ってみれば
それでいいんじゃないでしょうか?
というのは私見ですけど。
気になる人はぜひ。
町山智浩 スター・ウォーズ論
https://www.youtube.com/watch?v=yH5Dz6-0_M4&feature=youtu.be
旧作で見覚えのある風景
シチュエーションを巧みに使い
らしい世界観をつくりながら
今現在の世相というのか
一番強く感じたのはテロリズムや
辺境の地へ強国が空爆したりしている
いまの世界です。
リンクさせてる…のでしょうね。どうかな。
その分、以前より戦闘シーンがなまなましいような
良く言えば音響や映像技術のせいか迫力があって。
しかし、子供に見せるにはすこし
刺激が強いのは気になりました。
しかしね。
期待をいい意味で裏切っていて
とても素晴らしい出来映え。
オープニング以降もなんども泣いちゃって。笑
ほんと、涙腺どうかしてました。
そうそう、スターウォーズではさけて通れない
子と父の因果が今回も鮮やかに!
ぬかりがない。
映像も、旧作の流れと今の技術を
うまく混ぜてるので
たぶん、最近のCG使いまくりの映画よりは
落ち着いているほう。
主人公レイは…途中で宮崎アニメに出てくる少女が
意外とモチーフかなという
芯が強いけど、闇をかかえた少女で
またまた、現代的なテーマを抱えた人のようで
良かったです。
いろんな人種のひとが、
まんべんなく登場したり
映画的な配慮とか
細かいことは気になったけど
良かった事の方が断然多かった!
そうね、ダークサイドの側が
いままではドイツというかナチスっぽい出で立ちだったけど
今回、つけてるマークが
ちょっと旧日本軍っぽいきがしたのは
ちょっと気になったかな。
ルークは一瞬出てきます。
神秘的に。
役者の苦悩とルークの苦悩がリンクした
顔だちで、すごくいいなと思いました。
こどもといったので、吹き替え版2Dに行きました。
もっと嫌かなと笑
思ったけど、吹き替え版悪くなかった。
ハリソンフォードとキャリーフィッシャー。
前までと同じで
むしろ感激です。
磯辺勉。いい声。
今回、ルーカスノータッチ
というか権利をディズニーに売ってしまい
提出した脚本も却下!されたそう。
そこがかえって良かったのかも。
とにかく、わたしは大満足です。