flagburner's blog(仮)

マイナーな話題を扱うことが多いかもしれません。

Lollapalooza International 2011:¿Qué será lo próximo?

2011-04-05 20:17:59 | 時事ネタ(海外)
今回は小ネタ。

今月2日と3日のことになるが、チリで『Lollapalooza 2011(ロラパルーザ)』という音楽イベントが開催された。
↓公式サイト。
・Lollapalooza 2011

で、このイベント。
元は、1991年から米国で開催されてる同名の音楽イベント。
音楽以外の芸術(ダンスとか)との融合なんてのを図る展示も行われていたとか。
一時期盛り下がったものの、2005年からは内容を一新(週末イベント化)して存続している。
そして、去年になって、初めてこのイベントを米国国外で行うとの発表があった。
・LOLLAPALOOZA INTERNATIONAL launches in 2011 with LOLLAPALOOZA CHILE(2010年11月21日 kikaxemusic.com)

この件に関しては、Lollapalooza の言いだしっぺにして Jane's Addiction というバンドのメンバーでもある Perry FARRELL 氏が上の記事に掲載されたインタビューで語っていた。
まずは、2010年11月21日分 kikaxemusic.com『LOLLAPALOOZA INTERNATIONAL~』から、冒頭の部分を(略
ただし、質問側の発言は斜文字。

---- 以下引用 ----
(中略)
What inspired you to bring Lollapalooza to what many might think of as an unlikely location of a city in South America?

PERRY FARRELL: There are a series of prerequisites when selecting a destination.
Number one is space.
It must be open and lovely; scalable up to 100,000 patrons.
Second is the proximity to the city.
We provide the entertainment.
The city provides the culture, hotels, restaurants and clubs.
Then, most important are the people.
The people of Santiago have a passion for contemporary music and lead international lifestyles.
Perfect.
(以下略)
---- 引用以上 ----

サンティアゴ(Santiago:Chile)を始めて国外で『Lollapalooza』を行う場所にしただけあって、随分とベタ褒めなコメントだわな。
とはいえ、場所に関する発言は、仕掛け人としての本音が出てたりする?
まぁ、イベントで使えるスペースが狭いと規模も大きくできないし、休む場所も確保しづらいだろうしね・・・。

この後、FARRELL 氏は地元のプロモーターとかの話を繰り広げていた。
そして、インタビューの終盤では、今度のイベントの目的をチラホラと・・・。
以下、2010年11月21日分 kikaxemusic.com『LOLLAPALOOZA INTERNATIONAL~』から、インタビューの〆の部分を(略

---- 以下引用 ----
(中略)
We understand that the festival will also feature musicians and bands from Chile.
Can you elaborate on that?


PF: Local talent is essential to rounding out the experience of a Lollapalooza.
Sebastian[Sebastian De La Barra:Lotus Producciones というプロモーターに所属] has strong opinions on who will be best.
We can not say who just yet.
We are also looking to bring some of those artists out to Chicago for a musical foreign exchange.

As with any festival in its first year, there is always a learning curve.

PF: We are confident a massive music audience is awaiting us in Santiago.
What we are very interested to learn is how widely spread the demographic will be.
In Chicago we have hipsters as well as young parents with children in attendance.
It is one of the few places in the world where a generation gap doesn't exist.
(以下略)
---- 引用以上 ----

引用部分の前半部分に関しては、『Los Bunkers』や『Chico Trujillo』などチリで活動するバンドやミュージシャンを参加させて実現している。

意味深なのは引用部分の後半か。
FARRELL 氏の発言ってのは、今回のイベントの結果を今後『Lollapalooza』を各国で行う際の参考にする可能性を示唆してるかもしれんな。
とりわけ、国外で初めての開催だけに、イベント参加者の年齢層と性別ってのは(事前リサーチをしたとはいえ)ほとんど掴めてないだろうし。
後は、イベントに参加した人達がどういう展示を好んだかについても、過去のイベントとの違いを知る必要もあるだろうし。
この辺り FARRELL 氏は、何度もイベントを行ってるだけあって言葉を上手いこと選んだと踏んだ(何様だ俺)。


余談だが、このイベントにおけるライブは、参加者の撮影が普通に(?)許可されていた模様。
↓は『Chico Trujillo』のライブの一部を収めた映像(映像酔い注意)

LOLLAPALOOZA EN CHILE .CHICO TRUJILLO



↓は、Javier MENA さんのライブの一部。

Javiera Mena - Luz De Piedra De Luna en Lollapalooza


日本でも、撮影が普通に(?)できる音楽イベントをもっと開催して欲しいのだが・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。