今回は小ネタ。
来月インドでは総選挙が行われる。
この総選挙に関して、シャラド・パワル（Sharad Chandra Govindrao PAWAR：शरदचंद्र गोविंदराव पवार）農相が集会で「2回投票に行って欲しい」なんて発言をカマしてた模様。
・「わが党に2回投票して」、閣僚発言で物議 総選挙控えたインド（2014年3月25日 afpbb.com）
・India minister Sharad Pawar: wipe off the ink and vote for us twice（2014年3月24日 theguradian.com；AFP）
政治家にしてみれば、当選するためには得票数がいくらあっても安心できないわけだが・・・。
以下、2014年3月25日分 afpbb.com『「わが党に2回投票して」～』を全文（略
---- 以下引用 ----
【3月25日 AFP】
インドの閣僚が、来月始まる総選挙で2回投票するように自身の支持者らに呼び掛けたことで、不正を推奨しているとの非難を浴びている。
シャラド・パワル（Sharad Pawar）農相は、23日の選挙集会に参加した支持者らに対し、投票済みの証明として指に塗られるインクを洗い落とし、違う選挙区に行って、同農相が所属する国民会議派（Nationalist Congress Party、NCP）にもう一度投票するよう呼び掛けた。
パワル氏はマハラシュトラ（Maharashtra）州の隣接する2つの選挙区では別々の日程で投票が実施されることを指摘した上で、「あっちで『時計』（国民会議派のシンボル）に投票したら、こっちに戻ってきてまた『時計』に投票しよう」と語ると、支持者の間でどっと笑いが起きた。
4月7日に始まる総選挙に参加する庶民党（Aam Aadmi Party）など多くの政党はこの発言を問題視。
反汚職を掲げる庶民党は「露骨な選挙違反行為」だとして、選挙委員会に苦情を申し立てる方針を表明した。
パワル氏は後に、自身の発言は単なる「冗談」だったと説明。
国民会議派の広報担当者も、「これらがまじめな発言ではなかった」ことを選管委は分かってくれるだろう、と自信を示した。
(c)AFP
---- 引用以上 ----
選挙の日程に関する発言部分は、indianexpress.com の記事に掲載されていた。
・Sharad Pawar encourages party workers to vote twice in Lok Sabha polls（2014年3月23日 indianexpress.com）
ちうわけで、2014年3月23日分 indianexpress.com『Sharad Pawar encourages～』からその部分を（略
---- 以下引用 ----
（中略）
“Last time (in 2009), the polling in Satara and Mumbai was on the same day and people went to their hometowns. But this time, polling in Satara is on April 17 and here on April 24,” Pawar said, addressing a gathering of “mathadi” workers (head loaders) who hail from that district in Western Maharashtra.
“Vote for the clock (NCP symbol) there (in Satara) and come back to vote for the clock here as well,” he said, at a gathering held in the APMC market, Mumbai.
（以下略）
---- 引用以上 ----
PAWAR農相的には、「選挙制度が変だから～」というノリで発言したんだろうけど・・・。
まかりなりにも大臣の立場でこの発言はマズいんじゃね？
だって、同じ日に選挙が行われないことが不正投票のリスクを招くと認識してるわけで。
当然、投票所では投票に来た人の名前確認はする（してなかったら大問題）だろうけど、こういう発言を PAWAR農相が行ったのは、そこに抜け穴があると思ってるからだと言える。
しかも、PAWAR農相の「単なる「冗談」」という釈明は余計な一言でしかない。
やってることは、どこかの国の政治家がこの所連発してる「真意」云々という釈明レベルのしょうもない代物なのに・・・。
そんな体たらくの PAWAR農相に対し、インドの選挙管理委員会（Election Commission of India）は、件の発言の意味について説明を求めた（期限は明日）。
・Commission's Notice to Shri Sharad Pawar（2014年3月24日 nic.in；.pdfファイル）
果たして、PAWAR農相の今後はイカに（謎）。
それにしても。
今度の選挙の投票日を1週間ズラす、なんて決定をどこの誰がしたのやら・・・（調べろよ俺）。
来月インドでは総選挙が行われる。
この総選挙に関して、シャラド・パワル（Sharad Chandra Govindrao PAWAR：शरदचंद्र गोविंदराव पवार）農相が集会で「2回投票に行って欲しい」なんて発言をカマしてた模様。
・「わが党に2回投票して」、閣僚発言で物議 総選挙控えたインド（2014年3月25日 afpbb.com）
・India minister Sharad Pawar: wipe off the ink and vote for us twice（2014年3月24日 theguradian.com；AFP）
政治家にしてみれば、当選するためには得票数がいくらあっても安心できないわけだが・・・。
以下、2014年3月25日分 afpbb.com『「わが党に2回投票して」～』を全文（略
---- 以下引用 ----
【3月25日 AFP】
インドの閣僚が、来月始まる総選挙で2回投票するように自身の支持者らに呼び掛けたことで、不正を推奨しているとの非難を浴びている。
シャラド・パワル（Sharad Pawar）農相は、23日の選挙集会に参加した支持者らに対し、投票済みの証明として指に塗られるインクを洗い落とし、違う選挙区に行って、同農相が所属する国民会議派（Nationalist Congress Party、NCP）にもう一度投票するよう呼び掛けた。
パワル氏はマハラシュトラ（Maharashtra）州の隣接する2つの選挙区では別々の日程で投票が実施されることを指摘した上で、「あっちで『時計』（国民会議派のシンボル）に投票したら、こっちに戻ってきてまた『時計』に投票しよう」と語ると、支持者の間でどっと笑いが起きた。
4月7日に始まる総選挙に参加する庶民党（Aam Aadmi Party）など多くの政党はこの発言を問題視。
反汚職を掲げる庶民党は「露骨な選挙違反行為」だとして、選挙委員会に苦情を申し立てる方針を表明した。
パワル氏は後に、自身の発言は単なる「冗談」だったと説明。
国民会議派の広報担当者も、「これらがまじめな発言ではなかった」ことを選管委は分かってくれるだろう、と自信を示した。
(c)AFP
---- 引用以上 ----
選挙の日程に関する発言部分は、indianexpress.com の記事に掲載されていた。
・Sharad Pawar encourages party workers to vote twice in Lok Sabha polls（2014年3月23日 indianexpress.com）
ちうわけで、2014年3月23日分 indianexpress.com『Sharad Pawar encourages～』からその部分を（略
---- 以下引用 ----
（中略）
“Last time (in 2009), the polling in Satara and Mumbai was on the same day and people went to their hometowns. But this time, polling in Satara is on April 17 and here on April 24,” Pawar said, addressing a gathering of “mathadi” workers (head loaders) who hail from that district in Western Maharashtra.
“Vote for the clock (NCP symbol) there (in Satara) and come back to vote for the clock here as well,” he said, at a gathering held in the APMC market, Mumbai.
（以下略）
---- 引用以上 ----
PAWAR農相的には、「選挙制度が変だから～」というノリで発言したんだろうけど・・・。
まかりなりにも大臣の立場でこの発言はマズいんじゃね？
だって、同じ日に選挙が行われないことが不正投票のリスクを招くと認識してるわけで。
当然、投票所では投票に来た人の名前確認はする（してなかったら大問題）だろうけど、こういう発言を PAWAR農相が行ったのは、そこに抜け穴があると思ってるからだと言える。
しかも、PAWAR農相の「単なる「冗談」」という釈明は余計な一言でしかない。
やってることは、どこかの国の政治家がこの所連発してる「真意」云々という釈明レベルのしょうもない代物なのに・・・。
そんな体たらくの PAWAR農相に対し、インドの選挙管理委員会（Election Commission of India）は、件の発言の意味について説明を求めた（期限は明日）。
・Commission's Notice to Shri Sharad Pawar（2014年3月24日 nic.in；.pdfファイル）
果たして、PAWAR農相の今後はイカに（謎）。
それにしても。
今度の選挙の投票日を1週間ズラす、なんて決定をどこの誰がしたのやら・・・（調べろよ俺）。
