通話時間１１分

この前の日曜（３月１１日）、ある用事のため新宿まで出かけた。
用事が終わった後、「Le monde Diplomatique」の２００７年３月号を買ってみた。
フランス語なんてろくにわからないのに・・・・・・。

だって、買いたかったんだもん（馬鹿）。


で、それを開いてみると２ページ目に日本政府からのコメントらしき文が載っていた。
その内容は、Le Monde Diplomatique ２００６年１１月号に掲載されていた記事「Japon nouveau」への抗議らしい。
一応、日本語版で「安倍政権の発足」というタイトルの記事があったので、↓にリンクを張っておく。

・安倍政権の発足（ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版2006年11月号）
・Japon nouveau （Le Monde Diplomatique ２００６年１１月）

とはいえ、俺はフランス語なんてろくにわからないので（一応読もうとしたけど）、昨日になって抗議の内容についてテリープリン電話で外務省に聞いてみた。
その理由は、以下の通り。

１：決め付けが多すぎる
２：憲法改正の理由が間違っている。
３：人種差別を助長しているわけでもない
４：Le Monde Diplomatique の影響力を無視できない

俺が笑ったのは、最後の理由。
確かに、例の記事を読む人の多さを考えると（外務省としては）抗議せざるを得ないのだろうが・・・。

防衛庁から防衛省への格上げ、拉致に関する命令放送、「愛国心」を憲法に明記する意見の台頭、大量のプルトニウム製造＋保有・・・。
現在日本政府がやってることが、例の記事の信憑性を高めることばかりに思えるのは俺だけか？