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副作用がここまでキツイとは思わなかったけど 3(Dec 5, 2015)

2015-12-05 18:24:24 | その他
つ~わけで、今回は精巣腫瘍とリンパ節に転移したがん細胞治療の中間報告(3回目)。


長かった・・・。
ようやく退院できた。
丸2ヶ月の入院生活がついに終わった。
色んな意味で肩の荷が下りた気分(無論治療が終わったわけじゃない)。

そんなことで、今回は2015年11月18日~12月5日にかけての3週間について触れる。
といっても、前回の3週間と治療内容や体調がそれほど変わったわけじゃないけど・・・。
違いといったら、今週行う予定だったブレオマイシンの投与が血液の状態悪化で中止になったことか。
これに関し、担当医は「治療結果に大きな影響を与えるわけじゃない」と述べてたとはいえ、改めてこの治療って予定外の事態がいつどのような形で起きるかわからないってのを改めて痛感した。
あ、それと、頭の毛はこの3週間で少しずつ増えてきたのよさ。
無論、当面の間外出時は(防寒対策と世間体を守るため(?)に)帽子着用必須だが・・・。

ともあれ、長い入院生活が終わって振り返ると、思いだしたくないことまで思い出してしまう。
そんな思い出したくないことの1つは、入院中に出された食事。
病院食なので味はお察しなのだが、問題は俺の体調と出された食事が見事にかみ合わない日々が続いたこと。
なんせ、体調の悪い時に限って、胃に負担のかかるものが良く出されていたのだから。
とりわけ、2回目のシスプラチン+エトポシド投与が行われた週(加熱食が出されていた時期)に「ご飯+天ぷら」が出された時は、思わず土下座して謝りたくなるくらい食べる気力が吹き飛んだというね・・・。
ちなみに、この件について管理栄養士に話をしたら、加熱食でも「そば+天ぷら」になるはずが食事を作る側のミスで「ご飯+天ぷら」になったというオチが。
いったいどうしてこうなった?

そんなこんなで、昨日行った検査では、リンパ節に目立った腫瘍も確認されず(大きさは直径1cm未満)今日の退院が決まった。
なので、今後の治療方針は、数か月に1回CT撮影などの検査を行って経過観察という流れになった。
できることなら、リンパ節に再び腫瘍が出現しないように・・・。

つか、今日に辿りつくまで、各方面に迷惑かけっぱなしの日々だったのは言うまでもない。
家族や親族は言うに及ばず、入信もとい入院してた病院の泌尿器科の医師や看護師、緩和ケア部門(がん治療の苦痛軽減も仕事)の人達、生理機能検査担当の人達、病院内売店のおばちゃん、精巣もとい清掃担当のスタッフ、管理栄養士etc・・・。
この人達に足を向けて寝られないくらい感謝する。


最後に、これを読んでる人達に対し俺からのお願い。

少しでも自分(や読者が女性なら連れの男性)の股間に違和感を感じたら、直ちに泌尿器科で検査を受けて欲しい。
知らないうちに精巣腫瘍の症状が悪化して後悔する前に・・・。


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