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Pew Global Attitudes Survey 2007版の感想

2007-07-29 20:09:53 | 時事ネタ(海外)
この前取り上げた PEW の報告書(GLOBAL OPINION TRENDS 2002-2007)は、約一ヶ月前にいくつかの質問に対する結果が先行発表されていた。
↓の報告書から、今回は Q.8+Q.9への感想を。
・Global Unease With Major World Powers(2007年6月27日 Pew Global Attitudes Project)

この2つの質問では1番目と2番目の懸念事項を選ばせ、その合計から回答総数の比率を出している。
以下では質問の選択肢ごとに、比率の高い国3個を載せる・・・って元ネタからのパクリなんだけど。


  • Q.8+Q.9:世界が直面してる最大の懸念事項は?
     選択肢:核兵器の拡散、宗教・民族間の衝突、AIDS・伝染病、環境汚染、格差拡大

    1. 核兵器の拡散
     日本:68%
     イスラエル:66%
     レバノン:57%
     トルコ:57%

    日本は某N国、イスラエルはイラン、レバノンはイスラエルとイランを、核を使うのではと不安になってるってことか。
    あ、レバノンでイランを挙げたのは、イスラエルに核を落とされた際の巻き添えを考えたんだけど。
    トルコの場合・・・思いつかない(馬鹿)。

    2. 宗教・民族間の衝突:
     レバノン:74%
     英国:67%
     クウェート:66%

    レバノンが高い比率なのはともかくとして、英国が第2位なのは意外といえば意外。
    って、良く考えたら、英国も移民の扱いに困ってるのか・・・。
    ちなみに日本は20%。
    自称単一民族国家だけある。

    3. AIDS・伝染病
     タンザニア:87%
     南アフリカ:83%
     ケニア:82%

    以上の3国以外にもアフリカだと、この問題を懸念事項とみなす傾向が強い。
    それだけ AIDSと伝染病が、深刻な問題になっているということか。
    ちなみに、日本は11%で下から3番目。
    AIDS への認識で日本が割と遅れているのが、この結果につながった?

    4. 環境汚染
     韓国:77%
     中国:70%
     日本:70%

    ここまで比率が高くなった理由は、中国での大気汚染とかがシャレにならないという認識ができあがってるからか?
    ちなみに、エチオピアやレバノンとかはこの項目の比率が低くなっている。
    生きるために必死になってる状況では、環境の事を考える余裕なんてないだろうしな。

    5. 格差拡大
     韓国:68%
     ケニア:61%
     インドネシア:57%

    韓国の場合、学歴社会の悪い点が目立ってしまったのが比率上昇につながった?
    日本では28%だけど、今後この比率が上昇する可能性も否定できない。
    その場合、日本国内であまり認識されていない生活格差が今後広く認識されるのが条件か?


    # まだこのネタ、続けるかも。


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