5月4日,早朝に家を出て福島市小鳥の森にむかって愛車を走らせる。今回も東北道を使わず国道4号を南下する。この日のBGMは「BENI」。本名の安良城紅で活動していた時代から注目している女性シンガーである。
朝6時前に到着。さっそくウグイス,ヒヨドリ,シジュウカラ,ヤマガラなどの鳴き声が出迎えてくれる。今回,ここに来た目的は2つ。福島県の県鳥であるキビタキを撮影することと,サンコウチョウが渡ってきているかを確認することだ。例年だと連休を過ぎた頃に来るのだが,今年はちょっと早まるのではないかと思ったからだ。(先に結論を言うとサンコウチョウの姿と鳴き声は確認できなかった。キビタキは撮影できた。)
3時間ほど森の中を歩き,そろそろ帰ろうと思って車道に出ると,U字溝の中から数羽の鳥が飛び出し,すぐ脇の藪に入った。どうやらU字溝で餌をあさってたらしい。双眼鏡で鳥が入っていった辺りを覗いてみると目の周りが白い鳥が目に入った。初めて見る鳥だ。
この眉毛のように白い線は「マミジロ」ではなかったか?車に戻り図鑑で確かめる。マミジロを調べてみたがどうやら違う鳥のようだ。全頁を丹念に見たが,図鑑には載っていない。しょうがない。ネットで調べてみよう。
「鳥 目の周り 白い」と検索ワードを打ち込み画像検索すると写真と同じ鳥がいた。そのページを開いてみると,この鳥は「ガビチョウ(画眉鳥)」というそうだ。しかも特定外来生物に指定されている。鳴き声を楽しむために,古くから中国から大量に輸入されたものが野生化したのだという。ということは,厳密に言えば「日本の野鳥」とはいえない,いわゆる「かご抜け」の鳥だ。まあ他の外来生物や植物のように農作物に危害を加えたり在来種を駆逐したりするようなことはないのだろうが,その生態を見るとツグミ類とバッティングしそうな気もする。
これは正面から撮影した写真だ。これを見て,私はかつて20世紀末に生息していたヤマンバギャルを彷彿した。ガングロからさらに進化した彼女らを見たとき,アフリカやアマゾンあるいは赤道直下の島々の未開の部族の祭事で,顔面に装飾を施したかのように感じたものだ。
ヤマンバギャルは今はもう絶滅してしまったのだろうか・・・。
朝6時前に到着。さっそくウグイス,ヒヨドリ,シジュウカラ,ヤマガラなどの鳴き声が出迎えてくれる。今回,ここに来た目的は2つ。福島県の県鳥であるキビタキを撮影することと,サンコウチョウが渡ってきているかを確認することだ。例年だと連休を過ぎた頃に来るのだが,今年はちょっと早まるのではないかと思ったからだ。(先に結論を言うとサンコウチョウの姿と鳴き声は確認できなかった。キビタキは撮影できた。)
3時間ほど森の中を歩き,そろそろ帰ろうと思って車道に出ると,U字溝の中から数羽の鳥が飛び出し,すぐ脇の藪に入った。どうやらU字溝で餌をあさってたらしい。双眼鏡で鳥が入っていった辺りを覗いてみると目の周りが白い鳥が目に入った。初めて見る鳥だ。
この眉毛のように白い線は「マミジロ」ではなかったか?車に戻り図鑑で確かめる。マミジロを調べてみたがどうやら違う鳥のようだ。全頁を丹念に見たが,図鑑には載っていない。しょうがない。ネットで調べてみよう。
「鳥 目の周り 白い」と検索ワードを打ち込み画像検索すると写真と同じ鳥がいた。そのページを開いてみると,この鳥は「ガビチョウ(画眉鳥)」というそうだ。しかも特定外来生物に指定されている。鳴き声を楽しむために,古くから中国から大量に輸入されたものが野生化したのだという。ということは,厳密に言えば「日本の野鳥」とはいえない,いわゆる「かご抜け」の鳥だ。まあ他の外来生物や植物のように農作物に危害を加えたり在来種を駆逐したりするようなことはないのだろうが,その生態を見るとツグミ類とバッティングしそうな気もする。
これは正面から撮影した写真だ。これを見て,私はかつて20世紀末に生息していたヤマンバギャルを彷彿した。ガングロからさらに進化した彼女らを見たとき,アフリカやアマゾンあるいは赤道直下の島々の未開の部族の祭事で,顔面に装飾を施したかのように感じたものだ。
ヤマンバギャルは今はもう絶滅してしまったのだろうか・・・。