昨日(2/27)、特許庁から特許出願等統計速報が発表されました。2024年(令和6年)の1年間の特許出願件数の累計が 306,820件とのことで、昨年比2.2%増、昨年に引き続き年30万件の大台を維持しました。昨年の年30万件回復が一時的なものではなかったことが示されたと思います。大幅増ではありませんが、特許出願件数は企業活動や研究開発活動のバロメーターでもあるため、一弁理士として率直に嬉しいです。
特許出願件数を押し上げている要因はいろいろと考えられますが、ご存知のようにソフトバンクグループ(SBG)からのAI関連技術に関する大量出願もその要因と考えられます。下記グラフ(出典:特許庁)によると令和5年(2023年)9月に通常よりも1万件ほど高いピークが見えます。また昨年令和6年(2024年)の7-8月等も通常よりも件数が多くなっています。
これらがSBGからの出願なのか、それ以外の要因なのかは分かりませんが、いずれにせよ出願件数の月次推移がこれまでにない動きを見せているところは確かです。J-PlatPatでの検索によると発明者が孫正義氏のSBG案件はこの1-2年で数百件単位で公開されています。2023年9月の出願は本年3月に出願から1年6か月を迎え、出願公開されます。大量出願の内容はまもなく分かることになります。