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美しい日本女性(モデル、女優、舞妓・芸妓)の写真と映像。日本の映画・映像と演劇。日本の文明・文化・芸術・自然景観。

美しい日本女性写真。日本の映像・映画・演劇。日本文明・文化・芸術「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」の情報発進。

カメラアングルと画面構成(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年07月09日 | ポートレート撮影法
モデルをどこで、どのように撮影しようか。

人物誰でもその人物が魅力的に写る仕草、表情があり、それはどのような瞬間か。

そのモデルはどのようなカメラアングルがむいているか。

画面構成はどのようにしようか。

顔の向き、目線、手の位置・・・・

写真家は考えながら撮影します。モデルを演出しながら撮影します。

何も考えないで、シャッターを切っても、まぐれでいい写真が撮影できたとしても、ある程度のレベル以上の写真を常に撮影することはできません。

モデルの人物理解がまずあり、どのように表現しようかを考えて演出し、撮影している瞬間は撮影に集中しています。

この写真のモデルは昨年度のミス湘南の翠(みどり)さんです。

モデルをほとんどのカメラマンは正面か、やや斜めの方向から撮影していましたが、私は横から撮影しました。

今思うと、柱は画面の3分の1弱ぐらいがよく、柱を少しトリミングするべきだったとも思いますが、まあこのままでもいいでしょう。

モデルの顔(目線はカメラ方向)、モデルの胸、両手のそれぞれの位置を画面に配置し、よけいな周囲を柱以外は撮影していない写真です。

この場合、もう少し引いて、周囲を写したり、モデルの胸より下まで写すと、おそらく写真から受ける印象は弱まると思われます。

モデルの体のどの部分を、どのアングルで切り取り、どのような画面構成をするかを考えながら撮影しましょう。

屋外撮影での天候と光について(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年07月09日 | ポートレート撮影法
 ポートレートに限らず写真全般に言えることなのですが、

屋外撮影では天候と光が重要です。

写真は光がないと写りません。

 被写体にどのような光が当たっているかにより、同じ被写体でも違った雰囲気になります。

 晴れの日、雨の日、曇りの日、雪の日・・・・
 日差しが強すぎる日は、モデルの顔に陰影ができすぎてしまいます。
 うす曇の日は光が均等になり、陰影がないか、ほどよい陰影で、一番撮影がしやすい日です。
 雨の日は霧雨や小ぶりの場合は、モデルの顔にわずかに水滴がつき、いい雰囲気の写真が撮影できます。晴れていても、霧吹きで顔に水滴を吹き付ける場合があるくらいです。

 1日のうちで、同じ天候であっても、時間帯により太陽の位置が違い、光線の色も違います。
 
 色温度と専門的にはいいます。

 屋外のポートレートの撮影に際しては、天候と光に留意するようにしましょう。

 この画像は京都の円山公園で、紅葉を背景として舞妓さんを撮影したものです。
祇園小唄まつりというイベントで撮影したもので、ポートレートよりもスナップでしょう。

モデルの背景を考えてアングルの工夫をする(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年07月09日 | ポートレート撮影法
 モデルの背景を考えてアングルの工夫をすることがあります。

 三上陽子さんの5年ぐらい前の写真です。撮影会の経験は豊富で、写真集・DVDも出しているようです。現況は不明です。

 この写真は青いプールを背景とした赤色の水着を着た女性の写真です。

体の横、斜め上からの撮影です。

このアングルでの撮影は、私もあまりやらないのですが、

低い位置の横から撮影すると背景の雑物や他のカメラマンが入ってしまう、

背景が青い水で、モデルの着ている水着の色が赤で映える、

横の斜め上から撮影することにより、モデルの胸を強調できる

などのためにこのアングルから撮影しました。

 目線をこちらに向けるように依頼し、手はわずかに口元に添えています。

指は開き、手の甲をカメラの方向にむけて、手の表現も考えています。

 手のひら全体を顔に添えるモデルもいますが、歯が痛いになってしまいますので、そっと添えるぐらいがいいようです。

 覚えはないのですが、この写真を見る限り、昼間ですが、光の強さを弱めてストロボを使っているようです。




演技をした写真を撮影しよう(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年07月09日 | ポートレート撮影法
 人物写真、肖像写真のことを「ポートレート」といいます。
 家族や友人を会合や旅先などで撮影する「スナップ」とは違います。
 本格的に人物写真・肖像写真を撮影する場合は、その二つの違いを意識して撮影しましょう。

ポートレートを撮影する場合、
撮影目的により、大きく分けて次の二つの種類
があります。

1.撮影する人物のありのままの姿を撮影する場合。
  写真家は、被写体の人物が、どこで、何をしているときに、どのような服装で撮影すれば、その人の魅力や人間性を表現できるかを考えます。
  被写体の人物の方からこのような写真を撮影してほしいという希望をしてもいいでしょう。
  

2.写真家がモデルを使って何らかの写真表現をする場合。
  写真家は、どこで、どのようなヘアメーク・服装で、どんなポーズで撮影して、何を表現するかを考えます。
  モデルは写真家の指示に従って演技をします。
  モデルの方から演技をしてカメラマンに撮影を依頼することもあります。

 いずれの場合も一枚一枚の写真の撮影には、撮影意図、写真表現、被写体(モデル)のポーズや表情を考えながら写真家は撮影するのです。

 もっともあまりにも写真家とモデルが考えすぎて撮影しても、モデルのポーズと表情がぎこちなくなってしまいます。
 したがっておおまかな撮影意図をモデルに説明して、
モデルがある程度は自由に動きながら、写真家がモデルをさまざまなポジション、アングルで大量の写真を撮影して、その中からいい写真を選ぶ
といいでしょう。

 この写真のモデルは劇団出身で舞台を中心に出演されている浅野佐和子さんです。場所は浜離宮の休憩所です。

 さまざまな場所で、多くのポーズ・表情の撮影をしましたが、そのうちの一枚です。このポーズは浅野さんの方から演技をしました。私は大量の写真を撮影していますが、このポーズは初めてでした。

 モデルのこのポーズにより、写真を見る人は色気、セクシーさを感じるでしょう。
 この写真も私が常々強調しているように見る人に強烈な印象を与えます。何をしているのだろう、どのような人なのか、写真集ならば他にもっとセクシーな写真がないかなど興味を抱くでしょう。

 撮影場所、モデルのポーズと表情、モデルのヘアメークや服装は調和が取れていることが重要であり、この写真は取れています。

 女優だからこそ、自分から演じることができるポーズですね。

 

美しく写るかどうかは写真家次第(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年07月09日 | ポートレート撮影法
 女性誌のモデルは同年代の女性にとって憧れの的のようです。

 女性誌のモデルにはなれなくても、女性誌のモデルのような写真は誰でも撮影してもらうことは可能です。

 写真写りがよいことを「フォトジェニック」といいます。

 モデル自身も美しく写るためにポーズや表情を工夫しましょう。

 モデルを指導することは写真家の役割であり、仕事ですから、美しく写るかどうかは写真家次第です。

 写真家次第とは、個々のカメラマンの感性とか腕のちがいという意味ではなく、私も含めてモデルをうまくリードできた写真とできなかった写真があるという意味です。

 モデルは野崎瞳さんです。東京写真連盟の撮影会に時々出ています。

 YAHOO!の画像検索をしますと、

http://images.search.yahoo.co.jp/bin/query?ei=UTF-8&fr=top_v2&p=%E9%87%8E%E5%B4%8E%E7%9E%B3

このように画像検索されます。

 私が撮影した「ポートレート スタジオ ファイン」の写真が多数掲載されています。

 一流女性誌のモデルは、女性ポートレートの撮影がうまい写真家が、ヘアメーク、スタイリストの協力をえながら、本格的なスタジオで撮影しますので、美人に写らないはずはありません。

 そこまでやらなくても、このブログや基となっている

「ポートレート スタジオ ファイン」などの各サイトを見て美しく写る秘訣を覚えれば格段に美しく写ります。

「ポートレート スタジオ ファイン」
http://21-civilization.com/portrait/portrait.htm



 
 







場所にあわせて雰囲気をだした写真(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年07月09日 | ポートレート撮影法
 場所は湘南のある海岸で、モデルは2005年度のミス湘南の翠(みどり)さんです。

 水着のモデルの撮影となりますと、

あたりかまわず夢中になってモデルを撮影しているカメラマンもいますが、

写真作品を撮影するとなると、雰囲気のある写真に仕上げたいものです。

 海岸にゴミが散らかっており、見苦しいこともあります。

 しかし、撮影に使える船、流木、波除、堤防などもいろいろあります。

 この木は、海岸にあった木で、さすが地元の湘南女性写真研究会の役員が見つけたものです。撮影時はありましたが、海ですから流されてもうない可能性の方が大きいと思います。

 都合よく水溜りの真ん中にこの木があったのではなく、水溜りのほぼ真ん中にくるように木を移動しました。

 水溜りにモデルが反射して写る角度で撮影しましたが、木と体全体を入れるとモデルが小さくなりすぎるので、この大きさにしました。

構成としては、

 上下は、上が海、中がモデル(木を含む)、下が木とモデルが水溜りに写る様子です。

 左右は、モデルの体の真ん中と写真の真ん中が重なると「日の丸写真」になってしまいます。わざと少しずらしてあるのです。

 大自然の中で撮影するポートレートは、

 撮影地に着いたらコケハンして撮影場所をさがす、
 
 作品づくりに役に立ちそうなものは利用する、

 光の状態をみて、極力自然光で撮影する、

ことに心がけましょう。

シャッターチャンスを狙う撮影(ポートレートスタジオファイン)

2008年07月09日 | ポートレート撮影法
 シャッターチャンスを狙うことは、スナップだけでなくポートレートでも重要です。

 湘南江ノ島で2005年夏撮影した水着の写真です。モデルは2005年度のミス湘南の翠(みどり)さんです。
 
体は真正面にむかず、カメラに向け斜めになっており、やせて見え、立体感表現されています。

 この写真のもっとも大きな特徴は、背景を荒波にしたことです。

シャッターを押す瞬間と大きな波がくるタイミングをあわせたのです。

 顔の表情は、写真表現にあわせて変化させます。

背景が荒波ですから、顔は当然引き締まった表情をするべきです。

髪が顔の前にたれているのも、わざとそのようになっているのです。

 今回は手の位置については、自然に近く、左手を胸、右手を反対側の腰の位置に持ってきています。モデルの自然の動きに従ったもので、手の位置までは指示をだしていません。

 まったくの新人の場合は、かなり細かく、こうしたら、ああしたらというのですが、ある程度モデルが経験を積むと自然に動けるようになります。固定的なポーズをモデルに指示するよりも、自由に適度にいろいろな表情で動いてもらいながら撮影するのです。

 数打ゃあたるではないのですが、デジカメになりフィルムをけちる必要がなくなりましたので、従来にもましてたくさん撮影できるようになりました。

 モデルの魅力的なポーズや表情、太陽の光、吹く風、海岸に押し寄せる波、それらモデルと自然の一瞬の表情をシャッターで切り取るのです。

順光、逆光、斜光(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年07月09日 | ポートレート撮影法
 モデルは天野つむぎさんです。

レースクイーンであったほか、NIKONやヨドバシカメラの撮影会に出場していました。演技力があるモデルでしたが、最近はどうしているかな? 

 4~5年前の画像です。

 この写真は、逆光をストロボで補った事例です。

 ポートレートの屋外撮影では、基本的には太陽による一方向からの光です。

 写真撮影を知らない人は「逆光だから撮るのはやめよう」と言います。

 つまり逆光(モデルの背後からの光)の場合は、モデルの顔が暗くなりきれいに写らないということを知っているのです。

 しかし、

ポートレートは順光(モデルの正面からの光)よりも、逆光のほうがモデルをきれいに写す
ことができます。

 なまじっかそのことを知った人が、撮影会で逆光でない位置にモデルを立たせた場合、「ポートレートは逆光で撮影するものだ」と苦情を言う人がいますが、私はそれは間違いだと思います。

 ポートレートの撮影は、逆光でも、順光でも、斜光でも、すべての場合があり、それぞれの写真表現をすればいいのです。

 もっとも、順光の位置だけに何箇所もモデルを配置して、逆光も斜光も撮影できないのであれば、それはまずいと思います。

 ひとりのモデルのどの方向から光が来れば、どのような写真になるのかを、よく覚えておきましょう。

 モデルを明暗があり立体的に写すのは斜光です。とくに斜め45度の位置からの光をオランダの絵画家であるレンブラントにちなみ「レンブラント光」というようです。
 一色一成先生は

「ポートレートはレンブラント光」

とおっしゃっています。

 この写真は逆光です。モデルを日当たりの場所に立たせています。モデルの髪に光線が当たり、モデルがきれいに写ります。

 逆光の場合、モデルの前からの光である順光を撮影者が人為的に放射する必要があります。

 その場合の順光を作り出すために、一般的にはレフ板を使い、

背後からの光をレフ板に反射させてモデルに当てます。

 顔を中心として、写真の写る画面全体に放射します。(全身な場合は全身、上半身の場合は上半身)
 レフ板の種類には、銀レフ、白レフ、金レフなどがあり、光の強さや色が微妙に違います。

 あともうひとつの方法が、専門的には「日昼シンクロ」といい、

昼間にストロボを強制的に発光させる

ことです。この場合は、

背景の光の強さより弱めにストロボを放射する

ことがコツです。

 強く放射しすぎると、周囲が暗い不自然な写真になります。意図的にそのような雰囲気の写真を撮影する場合を除き失敗です。

 ある「ポートレートの撮り方」という本の最初に、日昼シンクロの説明と写真がありました。それがすべて光を強く当て過ぎており、周囲が暗く、モデルのストロボを当てた一部分だけが明るくなっていました。

 写真家が意図的にそのような撮影をしたのならば、そのような写真もありだと思いますが、ポートレートの撮影のやり方と題した本の一番最初にそのような写真を掲載することについては、疑問に思います。

 大勢のカメラマンが一度にひとりのモデルを撮影する場合は、カメラマンの位置が扇型に広がるため、カメラマンの位置により、レフ板による光が入りません。やむをえずストロボを使用することがあります。

 ただし、モデルとの距離が離れすぎている場合は、ストロボの光が届きませんし、逆に近すぎると明るすぎます。モデルの至近距離で、複数のカメラマンがストロボを使うと、モデルの目に負担がかかります。

 複数の大御所クラスのプロの写真家に意見を求めたのですが、

屋外でストロボを昼間使用することに反対する

先生がほとんどでした。

モデルにポーズの指示をする場合(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年07月09日 | ポートレート撮影法
 モデルによりますし、カメラマンにもよるのですが、どちらが経験が豊富かにより、ポーズをカメラマンがモデルに指示する場合と、モデルの方から次々にポーズをやって、カメラマンにシャッターを押させていく場合があります。

 モデルとしては、撮影会の最初に、カメラマンにポーズの希望があればぜひ言ってもらう方がいいでしょう。カメラマンの力量をみて、自分の方からポーズをするべきかを判断します。

 うまいモデルは誰が撮影しても、自分が魅力的に写るように、ポーズや表情を決めていきます。

 このモデルの野崎瞳さんは、あるモデルプロダクションに所属してはいますが、私が知る限りでは東京写真連盟の撮影会に出る程度です。本人から所属事務所を聞きましたが、私としてはノーコメントです。野崎瞳さんは、どちらかと言えば、細かく指示したほうがいい写真が撮影できるタイプです。

 葛西臨海公園です。広い公園であり、大規模な撮影会でも開催可能です。全東京写真連盟も東京写真連盟もここで撮影会を開催しています。

 休憩ベンチで撮影することになったのですが、どのようなポーズをとったらよいでしょうか。もちろん、写真は感性であり、絶対的なものではなく、もっとすばらしいポーズがあるかもしれませんが・・・・

前側に座らせてもっとセクシーなポーズをさせよ。

ベンチの上で横たわらせよ。

意図的なパンチラをやれ。・・・・・

 いろいろなご意見はありますし、撮影会でどこまでやるかということであり、最終的には主催者の判断になるでしょう。

ポートレートの写真では下着が出ている写真は一般的には失敗写真です。

 撮影後下着が出ていることが判明した場合は、私は原則的に公開をしません。(モデルが下着が出ていることを認識しているポーズをとった場合を除く)

この写真を撮影するにあたり、

体はカメラに向って斜め

右手は顔の辺り、左手は腰にそえる

足については左足を低めに、右足を高めに

視線はカメラの方向

と指示を出しました。

モデルがテーブルに座っただけでは、写真になりません。そのために、撮影会の役員や、ベテランカメラマンはどのように撮影したら、写真作品になるかを考えます。

いつもうまくいくとは限りませんが、

そのモデルがいい写真に写るか、否かは、撮影場所、光線、背景、ポーズなど決める写真連盟のレフ係兼モデル担当役員の力量にかかっています。

この場合、テーブルにむいて、手もテーブルにおき、足をそろえている一般的な写真に比べれば、写真になりません。度が過ぎない範囲内で、ポーズを多少変化させているのです。


浴衣美人 撮影技術編(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年02月03日 | ポートレート撮影法
 夏です。浴衣美人です。

 浴衣を着た女性写真のうちで、

胸より上を撮影して胸元に手を添える、もっとも基本的なポーズです。

 モデルは東京きものの女王の佐藤朱華さんです。全東京写真連盟の葛飾水元の撮影会で撮影しました。

 背景をぼかしてモデルを浮き上がらせていますが、絞りを開放に近くして、望遠レンズで撮影すると被写界深度が浅く、浮き上がって見えます。

 レンズを望遠にすればするほど、絞りを開放にすればするほど、被写界深度は浅く、ぼけて見える部分が拡大します。

 レンズを広角にすればするほど、絞りを絞れば絞るほど、被写界深度は深くなり、はっきりと見える部分が拡大します。

女性ポートレートの焦点は距離が離れている場合は目に、よりアップの場合は左右の目のうち、カメラに近い前側の目にあわせます。 

このように一眼レフカメラですと、さまざまな写真表現ができます。