教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

観音コーチングのすすめ

2024-06-26 | 生き方・働き方改革
フォレスト大楽という社会人コミュニティで、コーチング講座の講師を担当しています。昨日の対話会にて、ふと出てきた言葉 「観音コーチング」これは何か?まだ世の中には出てきてない言葉だと思います。 (笑)簡単に解説すると・・・観音様から連想されるのは、優しい慈悲のエネルギーこういうのをもって カウンセリングやコーチングを行うこれは どうかなという提案です。ストレス社会や孤立・孤独などで 怒りや寂しさを感 . . . 本文を読む

”何をやるかより誰とやるか”が重要は、本当?

2024-03-20 | 生き方・働き方改革
あるコミュニティの対話会で、”何をやるかより誰とやるか”が重要なのか? ”誰とやるかより何をやるか”の方が重要なのかという議論になりました。話題として面白かったので、少し精緻化して考えてみたいと思います。まず、やること(業務)がある程度決まっていて選択の余地がないけど、誰とやるかは選べる状態であるなら、”誰とやるか”は仕事をす . . . 本文を読む

大谷選手の現状から学べること。故障にならないための周りからのケア

2023-08-26 | 生き方・働き方改革
昨日、大谷選手の靭帯損傷のニュースがまたたくまに日米で広がりました。連日の活躍が見る人に元気を与えていただけに非常に残念ですね。疲労によるケガの兆候は、最近ずっと出ていました。爪が割れる、腰や腕の痙攣など・・・本人の意思尊重ということで、それでも出場が続いていた矢先の故障でした。教育現場にかつていた私は、同僚の似たようなケースを何度も観てきました。強靭的な体力、気力、パフォーマンスを発揮するスーパ . . . 本文を読む

「第2回未来の教育を考える会」から、自分なりに未来の教育をイメージ

2023-06-21 | 生き方・働き方改革
2023年6月18日 ベネッセ本社ビル(多摩センター)で行われた、「第2回未来の教育を考える会」に参加してきました。リアル会場参加で、当日は250人の参加者。講演あり対話ありで、皆さん、未来の教育を熱く聴き語っていました。内容は、田上さんのグラログで手短に復習できるようになっています。 第2回 未来の教育を考える会@多摩センター 記録と振り返り(田上誠悟さん)さて、未来の教育像を改めて自分なりに . . . 本文を読む

トライブリッド・インテリジェンス

2023-06-14 | 生き方・働き方改革
こんにちは。本日ここに、”トライブリッド・インテリジェンス”なる概念をリリースしたいと思います。(2023/6/14現在、検索などでは、この言葉はヒットしない)本日(2023/6/14)夜、「賢さとは何か?」という哲学対話が行われるのですが、そのコンテンツとして披露するものです。トライブリッド・インテリジェンスとは、知性・精神性・霊性の3つを統合した概念を指しています(筆者 . . . 本文を読む

学び手の意思決定支援を重視した教育づくりの方向性~100万PV達成記念~

2023-01-14 | 生き方・働き方改革
各家庭の教育方針がどこも違うように、100人に「望ましい教育」を語ってもらえば、100通りの答えが返ってくる。教育にはそんな性質がありますから、「理想の教育」の追求というのが難しいわけです。それを前提に、それでもこれから目指すべき方向性は何かというものもまた同時に議論しなくてはならないわけです。ある程度の共通理解の上で、子どもたちの未来、人類の未来、至っては地球上の全生態系のウェルビーングを意識し . . . 本文を読む

「自分のご機嫌を他人から取る」から、「自分のご機嫌は自分で取る」世界観へ

2022-10-24 | 生き方・働き方改革
現代社会は情報に満ち溢れています。自分の行動や考えもSNSなどで気軽に発信できる反面、それがどう他人に受け取られているかを敏感に察知しやすい状況にありますね。さらに、世の中も流動的で先行きがわからないとなると、社会の動向や他人の動向が気になり、ついつい比較したり、将来的な自分の身分の安定などを考えると、職場の上司やまわりに必要以上に気を遣うという事態が多くなっていることでしょう。私は、最近、「自分 . . . 本文を読む

「土壌を整える・醸す」視点の教育

2022-10-20 | 生き方・働き方改革
教育についていえば、常に最新の教育方法や切り口が現れます。アクティブラーニング・反転授業・STEM教育・探求学習 etcまた食育、平和、環境、人権、金融 etcなど〇〇教育と名の付くものも次々と登場するわけです。そのたびに教員もそれに合わせるがごとく、新手法や新分野の教育を吸収し、生徒に提供していくというのが、現在の在り方のように思われます。しかし、これでは際限がありません。時代が進むにつれ、世の . . . 本文を読む

教員多忙と生徒の成績評価問題

2022-08-05 | 生き方・働き方改革
先日、教員多忙の記事を掲載しましたが、今回は成績評価との関連について考察したいと思います。これは”評価”ということへのより拡張した考え方とも関連しています。私は、”評価やフィードバック”は誰のために何のためにするのかによって、それをする・しないも含めて大きく再考する時期だと考えています。厳密な成績評価のフィードバックが必要なものとして考えられるのは、 . . . 本文を読む

教員多忙の構造改革

2022-08-01 | 生き方・働き方改革
2022年7月30日付のYahooトピックに、教員多忙の記事が出ています。 先生はスーパーマンじゃない。――なぜ、学校はすごく忙しくなったのか? このブログでも教員の多忙の深刻な問題については、いままでも取り上げてきました。これは構造的な問題なので、そもそものこれまでしてきたマインドセットを変えていくことから始めなくてはなりません。しかし、このマインドセットが曲者で、魚が水の中で泳いでいるのを . . . 本文を読む

機能するあたらしい政策実行の仕方

2022-07-11 | 生き方・働き方改革
参議院選挙が昨日終わりました。さて、今日はこの機会に、少し民主主義について考えてみたいと思います。よく、民主主義を行使する行為としての「投票」というものが強調され、「一票を投じる=民主主義」みたいな報道や広報が多いわけですが、もし一票を投じる行為にしか民主主義が反映できないとしたら、その機会たるや絶望的ですね。それでは「結局、投票に行って何が変わるの?」という人たちの心は動かせないかもしれません。 . . . 本文を読む

選択日記をつけてみては?

2022-07-05 | 生き方・働き方改革
いつも、ブログ『教育のとびら』を読んでいただき、ありがとうございます。このブログでは共有知が、さらなる知の扉をあけていく鍵になっていくものとして、私が気づいたことをまとめたり、シェアしています。このペースのアクセスですと、10月には100万PVを達成する予定です。単に途中の経過数字ではありますが、意味のあるものだと思っています。さて、今、NHK コロンビア白熱教室のDVDを観ています。コロンビア大 . . . 本文を読む

過剰に労働を増やすさず、仕組化していきましょう

2022-07-04 | 生き方・働き方改革
教育現場の多忙を解消するために、何をしたらいいのでしょうか?教育現場では、教科指導に加え、部活動、生徒指導や保護者対応、〇〇教育(〇〇には、環境・ICT・外国語・食・平和などいろいろ入ります)が入ってきており、教員の過労が深刻な問題です。複雑化する社会において、教員が学ぶべきことが多すぎる中で、さらにそれを増やす方法での対処でなく、全く違うアプローチが自分は必要であると考えます。それが&rdquo . . . 本文を読む

正しさは外側基準。賢さは内側基準。

2022-07-01 | 生き方・働き方改革
2週間おきに開催していたオンライン開催「宇宙賢者の学校」の全4回のシリーズが、昨夜終了しました。この宇宙賢者の学校は、「賢治の学校」にヒントを得て、宇宙スケールでの賢者というものを意識して、賢者について探求する講座でした。 「賢さ+宇宙スケールの視座」というコンセプトで展開した「宇宙賢者の学校」では、第1回目に、「賢さの本質」について探求しました。「賢さ」は、単に頭の回転が速いとか知識豊富という . . . 本文を読む

「賢さベクトル」を国際課題に応用してみよう

2022-05-25 | 生き方・働き方改革
オンラインの4回シリーズ 「宇宙賢者の学校」 5月19日の第1回では、「賢さの本質」ということで、賢いとは何だろうということについて探求しました。次回、6月2日の第2回では、「賢さベクトル」を使って、各種の国際課題について解釈してみるというのをやってみます。日本は、政治課題についてフランクに話をできる場が本当に少ないですよね。グルメや芸能などに視聴率が高く、国内外の政治的な課題について議論される . . . 本文を読む