教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

トライブリッド・インテリジェンス

2023-06-14 | 生き方・働き方改革

こんにちは。
本日ここに、”トライブリッド・インテリジェンス”なる概念をリリースしたいと思います。(2023/6/14現在、検索などでは、この言葉はヒットしない)

本日(2023/6/14)夜、「賢さとは何か?」という哲学対話が行われるのですが、そのコンテンツとして披露するものです。

トライブリッド・インテリジェンスとは、知性・精神性・霊性の3つを統合した概念を指しています(筆者の造語)。

知性・・・科学知識や法則理解など。また法体系などもそうだが、人間の社会生活において発見・発明してきたインテリジェンス。学習を重ねたりして積み上げるものもあれば、天才的な直感により発見されたものなども含む。

精神性・・・主に倫理観を中心とし、自己中心で身勝手ではなく、相手から尊重・尊敬されるようなインテリジェンス。ものごとの善し悪しの判断などを経験する中で、万人に受け入れられるような正しい倫理観や成熟度などを指す。

霊性・・・魂レベルでのインテリジェンス。例えば赤ん坊は人生経験は少ないが、純粋さ・無垢なレベルにおいて高い霊性を持った存在と言える。人に触れるだけで治癒させるといった、一種の超人的な能力や霊山や誰もが美しいと感じる風景の中などにも霊性が存在する。

さて、このトライブリッド・インテリジェンスという概念を使うと、この宇宙に数多存在するであろう宇宙文明のインテリジェンスを測れるのではないかというのが私の仮説です。

例えば知性のみが発達し、高い科学知識を持っていても、精神性が低ければ破壊的・ネガティブなことにそれを使ってしまうという愚かさを持ちます。

精神性のみが発達しても、知性が低い場合は、原始的な生活から抜け出たり、宇宙を旅して探索するようなテクノロジーは持たないことでしょう。

「賢さ」という概念だけでは、広大な宇宙の知性をひとくくりには語れないので、そこを構造化・言語化し、インテリジェンスを多角的にとらえる概念が、トライブリッド・インテリジェンスなのです。

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