ようこそガンバ
今日は、『おついたち』
神道の家に育ったまさちゃんは、小さいながらにも、「おついたち」と言う日は特別に大切な日だと感じながら育っていた・・・
毎月、「おついたち」には、家までお祓いをあげに来てくれる方がいて
家族のみんながお詣りするのが、慣わしだったよ
だから、今でも、月のはじめの「おついたち」には、気持ちが少し引き締まる
朝方降っていた雨も、すっかり止んで、青空が広がった
お母さんも、今日はデイがお休みだし、白山神社までお詣りに連れて行ってあげようかな、、、って思ってた
何処でも、車で出かけるのが大好きなお母さんは、声をかけると喜んで出かける準備をしてくれたよ
白山神社の駐車場に着いてみると、広い駐車場に結構たくさんの車が停まってた
いつもの「おついたち」のお詣りの数より、うんと多いお詣りの数だった
今年が白山開山1300年だから、団体でお詣りに来てる人も多いみたいだったよ
お母さんの片腕を支えて、ゆっくり境内を歩いて、お詣りして来た
ここへは、お母ちゃんも、何度も連れて来てあげた場所で、86歳のお義母さんと歩きながら、大好きだった母のことも思い出してた・・・
お母さんも元気だけど、少しずつ、足も衰えて来て
お詣りを済ませて、車に戻る途中、ぐっと足の進み具合が落ちてくるのが分かって、
「お母さん、車まで、もうちょっとやよ~がんばろうね!」って声かけながら、戻って来た
無事に車まで戻ったら、まさちゃんもほっとしたよ
「お母さん、今年は、白山開山1300年の年なんだって~今日もお詣り出来て、よかったね・・・」って言いながら、帰って来た
帰りの道、麦畑があちこちで金色に光ってきれいだった
今日から6月
小さいときから、神様っているんだって思って来たし、今もそう思ってる
でも、それは、願いをかなえるとか、そういうものではなく、自分の心の中にある気持ちと向き合うことなのかもしれないな・・・って、そんな風に今は思うようになったよ
さ~ぁ!6月も笑顔でガンバ
みんな元気出して、頑張ろうぜ
いつも来てくれて、ほんとにどうもありがとね~